故障を予知してメンテナンス推奨時期をお知らせ イグリデュール製isenseすべり軸受
2020/06/08
イグス(株)
イグス(本社ドイツ)は昨年プロトタイプとしてご紹介したisenseすべり軸受を、今回標準製品として5種類のイグリデュール材質で開発しました。食品産業や繊維機械、フォークリフト、建設機械等でインテリジェントなisenseすべり軸受を使用することで、摩耗状況を監視し故障を予知してメンテナンス推奨時期を通知する、耐久性に優れた無潤滑ソリューションを実現します。
※isense (アイセンス) : イグス製各種製品に取り付け、状態監視・寿命予測データを収集するセンサー類です。
すべり軸受のような耐摩耗性部品は、機械やプラント等での過酷な負荷に耐え得る性能が必要です。もし装置内のすべり軸受の1個でも故障すれば、大きな問題につながります。このような背景を踏まえ、イグスは2019年に予知保全を実現するすべり軸受の研究成果を発表しました。仕組みとしては、すべり軸受に組み込まれたモニタリングシステムが摩耗状況を検知し、摩耗限界に達するよりも早い段階でお客様に通知します。計画的なメンテンナンススケジュールを立てることができ、不要な交換や、機械やシステムの予期せぬ故障を回避します。広さ3,800 m²のイグス試験施設で何度もテストを行い、この度カタログ掲載の5種類のイグリデュール材質でisense標準製品を開発しました。
【5種類のイグリデュール製isenseすべり軸受】
イグリデュールG:イグリデュール材質の中で最も汎用的な材質
イグリデューP210:揺動・回転機構向け
イグリデュールJ:汎用性の高い長寿命タイプ
イグリデュールA180:食品機械向け、FDA・食品衛生法準拠
イグリデュールQ2E:建設機械や農業機械など高荷重条件向け
上記全ての製品で、内径20、30、40 mmの3サイズをご用意しています。その他のサイズや材質は今後拡充予定です。
お客様のご要望に応じたシステム接続
isenseすべり軸受のシステム構成要素として、耐油性・耐クーラント性のPUR外被ケーブルを1、2、5、10mの4種類の長さで、コネクタは2種類をご用意しています。センサーで計測されたデータは様々な方法でお客様のシステムに統合できます。イグスはデータ取得用に3種類の装置を提供しています。1つ目はお客様ご自身で手動でデータを取得する方法、2つ目はすべり軸受の状態を赤/緑で表示するディスプレイ付制御ユニットを機械に取付ける方法です。3つ目は、icom.plusに接続する方法で、ラジオモジュールが通信モジュールに無線でモニタリングデータを送り、その後データはIoT、クラウドシステム、お客様のネットワークシステムに統合されます。お客様のご要望に応じて最適なデータ取得方法をお選びいただけます。
イグリデュール製isenseすべり軸受の詳細情報はこちら
https://www.igus.co.jp/iglidur-isense
※isense (アイセンス) : イグス製各種製品に取り付け、状態監視・寿命予測データを収集するセンサー類です。
すべり軸受のような耐摩耗性部品は、機械やプラント等での過酷な負荷に耐え得る性能が必要です。もし装置内のすべり軸受の1個でも故障すれば、大きな問題につながります。このような背景を踏まえ、イグスは2019年に予知保全を実現するすべり軸受の研究成果を発表しました。仕組みとしては、すべり軸受に組み込まれたモニタリングシステムが摩耗状況を検知し、摩耗限界に達するよりも早い段階でお客様に通知します。計画的なメンテンナンススケジュールを立てることができ、不要な交換や、機械やシステムの予期せぬ故障を回避します。広さ3,800 m²のイグス試験施設で何度もテストを行い、この度カタログ掲載の5種類のイグリデュール材質でisense標準製品を開発しました。
【5種類のイグリデュール製isenseすべり軸受】
イグリデュールG:イグリデュール材質の中で最も汎用的な材質
イグリデューP210:揺動・回転機構向け
イグリデュールJ:汎用性の高い長寿命タイプ
イグリデュールA180:食品機械向け、FDA・食品衛生法準拠
イグリデュールQ2E:建設機械や農業機械など高荷重条件向け
上記全ての製品で、内径20、30、40 mmの3サイズをご用意しています。その他のサイズや材質は今後拡充予定です。
お客様のご要望に応じたシステム接続
isenseすべり軸受のシステム構成要素として、耐油性・耐クーラント性のPUR外被ケーブルを1、2、5、10mの4種類の長さで、コネクタは2種類をご用意しています。センサーで計測されたデータは様々な方法でお客様のシステムに統合できます。イグスはデータ取得用に3種類の装置を提供しています。1つ目はお客様ご自身で手動でデータを取得する方法、2つ目はすべり軸受の状態を赤/緑で表示するディスプレイ付制御ユニットを機械に取付ける方法です。3つ目は、icom.plusに接続する方法で、ラジオモジュールが通信モジュールに無線でモニタリングデータを送り、その後データはIoT、クラウドシステム、お客様のネットワークシステムに統合されます。お客様のご要望に応じて最適なデータ取得方法をお選びいただけます。
イグリデュール製isenseすべり軸受の詳細情報はこちら
https://www.igus.co.jp/iglidur-isense