宇宙グレードのFPGA向けに業界初の耐放射線性を備えたQML-V認証NORフラッシュ メモリを発表
2021/07/27
インフィニオン テクノロジーズ ジャパン(株)
宇宙グレードのフィールド プログラマブル ゲート アレイ(FPGA)には、ブート コンフィギュレーションを格納する信頼性の高い大容量不揮発性メモリが必要です。インフィニオン テクノロジーズ(FSE:IFX/OTCQX:IFNNY)傘下のインフィニオン テクノロジーズLLCは本日、高信頼性メモリへのニーズの高まりに対応するため、MIL-PRF-38535のQML-V Flow(QML-V Equivalent)に準拠した業界初の大容量耐放射線(RadTol)NORフラッシュ メモリ製品を発表しました。QML-V Flowは、航空宇宙グレードのICに対する最高の品質と信頼性の規格認証です。
インフィニオンの256Mbおよび512MbのRadTol NORフラッシュ不揮発性メモリは、FPGAのコンフィギュレーション、イメージ ストレージ、マイクロコントローラーのデータおよびブート コードの保存などの用途に対し、優れた低ピン数のシングル チップ ソリューションを提供します。高クロックレートでの使用時には、従来のパラレル非同期NORフラッシュ メモリと同等以上のデータ転送をサポートしながら、ピン数を大幅に削減しています。このデバイスは、30krad(Si)バイアス、125krad(Si)アンバイアスまでの耐放射線性を備えています。また、125℃では1,000回のProgram/Eraseサイクルと30年のデータ保持を、85℃では10,000回のProgram/Eraseサイクルと250年のデータ保持をサポートしています。
宇宙グレードのメモリ製品のリーダーであるインフィニオンは、65nmフローティング ゲート フラッシュ プロセス技術を活用して、RadTol 256Mb Quad-SPI(QSPI)および512Mb Dual Quad-SPI NORフラッシュを開発しました。両製品とも、133MHz SDRのインターフェース速度を備えています。512Mbのデバイスは、2つの独立した256Mbダイが1つのパッケージに並んで配置されています。これにより、設計者はどちらかのダイでデュアルQSPIまたはシングルQSPIモードでデバイスを動作させることができ、バックアップ ソリューションとして2つ目のダイを使用するオプションも提供します。インフィニオンは、ザイリンクス社などの主要なFPGAエコシステム企業と緊密に協力して、スペース グレード アプリケーションに取り組んでいます。
インフィニオン テクノロジーズLLCの航空宇宙および防衛担当ヴァイス プレジデント フェローであるヘルムート プフナー(Helmut Puchner)は、「当社の耐放射線性デュアルQSPI不揮発性メモリは、最新の宇宙グレードFPGAに完全に対応しています。これにより、プロセッサやFPGAを構成するための優れた低ピン数のシングル チップ セレクト ソリューションを可能にします。たとえば、Xilinx Kintex UltraScale XQRKU060の全イメージは、Dual Quadモードで約0.2秒でロードすることができます」と述べています。
このNORフラッシュ デバイスは、FPGAを介してインシステムでプログラムはもちろん、スタンドアロンのプログラマーを介してプログラムすることも可能で、同じ36リードのセラミック フラット パッケージで提供されます。また、インフィニオンの開発キットとソフトウェアを使用して容易に設計を行うことができます。
供給状況
RadTol NORフラッシュ デバイスは、24×12mm2の36ピンセラミック フラット パック パッケージで提供されます。このデバイスは、-55℃から125℃までの温度グレードをサポートし、SEUレート < 1 X 10-16 Upsets/Bit-day、SEL > 60 MeV.cm2/mg (85℃)、SEFI > 60 MeV.cm2/mg (LET)、SEUスレッショルド > 28 Mev.cm2/mg (LET) を実現しています。詳細は https://japan.cypress.com/products/radiation-hardened-memory をご覧ください。
インフィニオンの256Mbおよび512MbのRadTol NORフラッシュ不揮発性メモリは、FPGAのコンフィギュレーション、イメージ ストレージ、マイクロコントローラーのデータおよびブート コードの保存などの用途に対し、優れた低ピン数のシングル チップ ソリューションを提供します。高クロックレートでの使用時には、従来のパラレル非同期NORフラッシュ メモリと同等以上のデータ転送をサポートしながら、ピン数を大幅に削減しています。このデバイスは、30krad(Si)バイアス、125krad(Si)アンバイアスまでの耐放射線性を備えています。また、125℃では1,000回のProgram/Eraseサイクルと30年のデータ保持を、85℃では10,000回のProgram/Eraseサイクルと250年のデータ保持をサポートしています。
宇宙グレードのメモリ製品のリーダーであるインフィニオンは、65nmフローティング ゲート フラッシュ プロセス技術を活用して、RadTol 256Mb Quad-SPI(QSPI)および512Mb Dual Quad-SPI NORフラッシュを開発しました。両製品とも、133MHz SDRのインターフェース速度を備えています。512Mbのデバイスは、2つの独立した256Mbダイが1つのパッケージに並んで配置されています。これにより、設計者はどちらかのダイでデュアルQSPIまたはシングルQSPIモードでデバイスを動作させることができ、バックアップ ソリューションとして2つ目のダイを使用するオプションも提供します。インフィニオンは、ザイリンクス社などの主要なFPGAエコシステム企業と緊密に協力して、スペース グレード アプリケーションに取り組んでいます。
インフィニオン テクノロジーズLLCの航空宇宙および防衛担当ヴァイス プレジデント フェローであるヘルムート プフナー(Helmut Puchner)は、「当社の耐放射線性デュアルQSPI不揮発性メモリは、最新の宇宙グレードFPGAに完全に対応しています。これにより、プロセッサやFPGAを構成するための優れた低ピン数のシングル チップ セレクト ソリューションを可能にします。たとえば、Xilinx Kintex UltraScale XQRKU060の全イメージは、Dual Quadモードで約0.2秒でロードすることができます」と述べています。
このNORフラッシュ デバイスは、FPGAを介してインシステムでプログラムはもちろん、スタンドアロンのプログラマーを介してプログラムすることも可能で、同じ36リードのセラミック フラット パッケージで提供されます。また、インフィニオンの開発キットとソフトウェアを使用して容易に設計を行うことができます。
供給状況
RadTol NORフラッシュ デバイスは、24×12mm2の36ピンセラミック フラット パック パッケージで提供されます。このデバイスは、-55℃から125℃までの温度グレードをサポートし、SEUレート < 1 X 10-16 Upsets/Bit-day、SEL > 60 MeV.cm2/mg (85℃)、SEFI > 60 MeV.cm2/mg (LET)、SEUスレッショルド > 28 Mev.cm2/mg (LET) を実現しています。詳細は https://japan.cypress.com/products/radiation-hardened-memory をご覧ください。