小型軽量・耐G筺体、フルHD解像度で最大2,000fpsの撮影性能、高速度カメラ『FASTCAM Mini WXシリーズ』を新発売

2015/04/28

(株)フォトロン

株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長布施信夫)は、フルHD解像度(1920x1080画素)で最大2,000コマ/秒の高速撮影が可能な小型軽量の高速度カメラ『FASTCAM Mini WXシリーズ』として、『FASTCAM Mini WX100』と『FASTCAM Mini WX50』を同時新発売いたします。

■製品化の背景
自動車産業における乗員保護や歩行者保護の研究分野では、多くの高速度カメラが衝突試験に使用されています。特に、昨今では各種アセスメントにて側面衝突やオフセット衝突時の安全基準が強化されているため、サイドエアバッグやカーテンエアバッグの研究開発が重要視されています。
カーテンエアバッグ展開後は車内の様子を外から撮影するのが困難であるため、ダミーの挙動を車載したカメラで鮮明に撮影するニーズが高まっています。特に、オフセット衝突の直後では車体が大きく回転するため、ダミーの挙動解析には3次元あるいは6自由度での動画解析が必要となり、車載カメラの高解像度化が強く求められています。
当社では、このようなニーズの高まりに応えるべく、最大100Gの耐衝撃性能を有し、フルHD解像度で最大2,000コマ/秒の撮影が可能な小型軽量の高速度カメラ『FASTCAM Mini WXシリーズ』を開発、発売いたします。新たに搭載されたCMOSセンサーは高分解能かつ低ノイズを特長とし、従来では観察が難しかった細部まで鮮明に映し出すことが可能です。
その高い空間分解能は自動車の衝突安全試験のみならず、最先端の動画解析・研究分野で広く支持されることを当社では確信しております。


『FASTCAM Mini WXシリーズ』の主な特長
1. 最大400万画素、フルHDで最大2,000コマ/秒の高速・高解像度撮影性能
400万画素(2048×2048画素)で『Mini WX100』は最大1,080コマ/秒、『Mini WX50』は最大750コマ/秒の撮影が可能です。フルHD解像度(1920×1080ピクセル)では、『Mini WX100』は最大2,000コマ/秒、『Mini WX50』は最大1,500コマ/秒の高速撮影が可能です。

2.最大100Gの耐衝撃性能を有した小型・軽量ボディ
手のひらサイズの小型軽量ボディは最大100Gの耐衝撃性能を持ち、衝突安全試験の際に車載して車内の様子を撮影することが可能です。

3. 画像解析に適した低ノイズ、高分解能CMOSセンサーを搭載
新たに搭載された高速CMOSセンサーは低ノイズかつ高分解能を特長とし、DIC(Digital Image Correlation:デジタル画像相関法)やPIV(Particle Image Velocimetry:粒子画像流速測定法)といった画像解析分野に最適な高速画像を提供可能です。

4.さまざまな撮影・計測に役立つ多彩な機能を搭載
エンジンのクランク角信号など、周期が不定期な信号と同期撮影が可能な可変周波数同期機能、撮影速度を損なわずにHDR画像生成が可能なデュアルスロープシャッター機能など、さまざまな撮影、計測に役立つ機能を多数搭載しています。