故障予知サービスの対象を、プラントなどの施設にも拡大

2017/10/12

安川情報システム(株)

~「MMPredict」に、複数の設備で構成される施設の故障予兆を統合的に捉えるプラントモデルが登場~

IoTによるビジネス変革を推進している安川情報システム株式会社(本社:北九州市八幡西区、代表取締役社長:諸星 俊男)は、プラントなどの複数の設備を組み合わせた施設向けに、同社が提供する故障予知サービス「MMPredict」のプラントモデルを開発。10月2日より提供を開始いたしました。

「MMPredict」プラントモデルでは、施設全体に設置された複数の設備の、センサの相関関係を統合的に機械学習し、正常モデルを作成。そのモデルとの乖離度を監視することで、故障の予兆を捉え、通知します。さらに、その異常に寄与しているセンサの情報を合わせて提供することで、保守担当者が故障箇所を推定し、保守効率を大幅に向上することができます。

今回、新たに「知見追加学習機能」を搭載しました。AIが故障予兆として検知するものの中には、技術者が見ると正常稼働の範囲内のものも含まれます。その知見を追加学習させ、故障予知の精度を向上できるようになりました。また、多数の設備が設置されたプラントなどでは、様々な挙動を学習させることは困難です。この「知見追加学習機能」があれば、直近の稼働状況を学習した後、使いながら育てることができるため、比較的短い導入期間で、サービスを利用開始いただけます。

●開発の経緯
当社が昨年9月にメカトロ装置向けの故障予知サービス「MMPredict」のサービス提供を開始して以来、施設における運用保守の効率化に関するご相談をいただいています。さまざまな設備が設置されているプラントのような施設で異常が発生した場合、因果関係が複雑なため、現象を正確に捉えるのは非常に困難です。また、施設が大規模になるほど、計画外の稼働停止による損害額は大きくなります。そのような施設における運用保守を支援するため、このプラントモデルの開発に至りました。

現在、「MMPredict」のご利用には、収集したセンサデータを蓄積するために、当社のIoTプラットフォーム「MMCloud」の契約が必要となりますが、今後はOSIsoft社の「PI System」など、他システムとも連携していく予定です。

故障予知サービス「MMPredict」