6軸ロボットの確実なデータ伝送を実現する3次元動作用イーサネットケーブルCFROBOT8.PLUS

2019/06/18

イグス(株)

イグス株式会社(東京都墨田区)は、厳しい条件下で稼働する産業用ロボットのスピーディーなコミュニケーションを確保するため、最大捻回角度±360度のチェーンフレックスイーサネットケーブル「CFROBOT8.PLUS」を開発しました。

現在の大規模な生産現場では至る所で産業用ロボットが採用され、プロセスの自動化を実現し、企業のコスト効率性の向上に貢献しています。国際ロボット連盟(IFR)によると、製造業の自動化推進に向けて、2020年には世界中で300万台を超える産業用ロボットが稼働すると見込まれています。それに伴い、ロボット同士やロボット軸、制御系統、上位システム間の確実なコミュニケーションに対する要求も高まっています。将来的には産業用イーサネットケーブルが優勢になる可能性が高いことを踏まえ、イグスでは高負荷の3次元動作に対応し、ロボット部品間の確実なデータ伝送を担うイーサネットケーブルの開発に5年以上前から取り組んできました。最大捻回角度±360度で耐久性に優れる新しいケーブルは、市場で欠けていた領域をカバーする製品として、ドイツニュルンベルクで開催されたSPS IPC Drives展示会で発表されました。

・捻回試験済みのケーブル
CFROBOT8.PLUSは、広さ2,750m²の イグス試験施設において、3次元動作用ケーブル保護管のトライフレックスR内で1,500万サイクル以上の捻回テストが実施されており、イーサネット通信の電気特性が問題なく機能することが確認されています。耐用年数を評価する試験は現在も継続中で、最終結果が出るまでには、あと数年かかる予定です。

イグスは30年以上にわたりケーブルを開発し、業界最大規模の施設でテストし続けています。イグスのチェーンフレックスケーブルは、エナジーチェーン内での可動用途専用に設計され、年間20億サイクルのテストが行われています。電気系テストは140万を超えます。イグスはこれからも、エナジーチェーン専用の可動ケーブルで業界をリードしていきます。