オープンソースのIoTセンサー技術「Degu」量産設計サービス開始

2019/04/10

コアスタッフ株式会社

コアスタッフ株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:戸澤 正紀、以下「コアスタッフ」)、Seeed株式会社(本社:名古屋市、代表取締役社長:坪井 義浩、以下「Seeed」)は、オープンソースのIoTセンサー技術「Degu」をベースとして、量産向けのIoTセンサーを再設計する「Degu量産設計サービス」を提供開始することで合意しました。
2019年5月8日より、コアスタッフ窓口でサービスのお申し込みを受付開始します。 

Deguはメッシュネットワーク[*1]対応のIoTセンサーの実現に必要な技術情報を提供するオープンソースプロジェクトです。試作評価用の「スターターキット」を使って、Seeedが推進する「Groveモジュール」の200種類超のセンサーやアクチュエータのラインアップからピックアップし、用途に応じたIoTセンサー(Deguセンサー)を試作することができます。 

「Degu量産設計サービス」は、スターターキットで試作したDeguセンサーを製品化し量産製造まで対応するものです。
マッチ箱やライター程度の小型サイズのものなど、あらかじめ用意されている複数種の筐体の中からお客様が選択したものに併せてSeeedが基板を再設計し、量産とキッティングまでを行います。
試作時にGroveモジュールの中から選択したセンサーやアクチュエータをそのまま利用しながら、小型化・シングルボード化することが可能です。
IoTが注目される中、数々のPoC(概念検証)プロジェクトが実施されていますが、製品化の際に求められるモノづくりの煩雑さが、PoC後の事業化を進める際の壁となっています。
コアスタッフとSeeedは、スターターキットでPoCを実施した内容をそのまま量産化までつなげられるDegu量産設計サービスの提供を通じて、モノづくり経験の浅いクラウド系技術者でもIoTの”T(Things)”を簡単に実現できる仕組みを提供します。 

また、Degu量産設計サービスでは、サービスを通じて再設計した内容を再販する、独自のシェア型料金体系を採用していることも特徴のひとつです。
コアスタッフは、あるお客様から依頼された内容について、そのお客様への納入後に同様の構成で一般向け製品としてパッケージ化し、コアスタッフのオンラインショップで販売します。
一度設計された内容をオープンにしシェアすることで、簡単に使えるDeguセンサーのラインアップを拡大し、IoT全体の発展を目指します。
お客様も再販を許可する代わりに安価な初期費用で量産設計を依頼できるメリットがあります。再販を希望しないお客様向けには、設計データを買い取れるオプションサービスも用意します。 
コアスタッフは、Deguプロジェクトの幹事を務める株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市)の協力により、温湿度センサーと三軸センサーを搭載したIoTセンサーを量産設計サービスの第一弾として製品化、2019年4月末日にコアスタッフのオンラインショップ「ITストア」で発売します。 

株式会社アットマークテクノ代表取締役 實吉 智裕氏は、Degu量産設計サービスの開始にあたり、以下のようにコメントしています:
「Deguプロジェクトは、IoTデバイスの設計からクラウド接続まで、センシングデータの収集に関わる技術を標準化することで、誰でも簡単にIoTシステムを実現できる仕組みの提供を目指しています。
今回、Degu量産設計サービスの提供が開始され、シェア型モデルにより安価に量産できる体制が整ったことで、IoT社会が一層発展していくことを心より期待しております。」 

Degu量産設計サービスのご依頼は、2019年5月8日より、以下窓口で受け付けを開始します。
また、Seeedとコアスタッフは、Degu量産設計サービスの提供開始により、初年度10万台程度の販売を見込んでいます。 

詳しくは下記URLをご覧ください。
https://www.corestaff.co.jp/new/info/detail/237