リタールの新しいNEMA 3R/4 クーリングユニット

2019/07/03

リタール(株)

今日の屋外用途のための冷却技術は、極端な暑さ寒さや、湿気やほこりに耐え、確実に機能しなければなりません。そして、その要求はさらに高まっており、エンジニアリング企業や事業者は、最先端の冷却システムに対して、最大のエネルギー効率、スマートネットワーキング、最高の国際的認証および世界規模のサービス体制を期待しています。リタールの新しい NEMA 3R/4 クーリングユニットは、IP56の防塵防水保護性能、高いエネルギー効率を実現するBlue eテクノロジー、スマートIoT機能、北米市場への参入を容易にする「cULus Listed」認証、そして世界規模のサービスによって、これらの要件を満たします。

排水処理システム、太陽光などの再生可能エネルギーアプリケーション、さらに有料道路の料金所などのインフラプロジェクトなど、屋外に設置されるシステムは、しばしば建設業者やプラントオペレーターの頭痛の原因となります。屋外に設置されている制御盤は、厳しい風雨や天候下でも完璧に機能しなければなりません。リタールが、特に北米市場向けに開発した、新しいNEMA 3R/4のクーリングユニットによって、極端な環境条件の下でもエンクロージャーを安全に運用することが可能となりました。雨、みぞれ、氷結による損傷(NEMA 3R)、風によるほこりや横なぐりの雨、放水やジェット噴流(NEMA 4)などの恐れがある屋外に設置されても、クーリングユニットの技術は最大限に保護され、確実に機能します。


新しいクーリングユニットは、鋼板製で、500~2500Wの4つの冷却能力クラスがあり、-20℃~+50℃の温度範囲で動作させることができます。クーリングユニットのコンプレッサーは、+10℃~+50℃の温度範囲で作動します。外気温度が+10℃を下回ると、装置は自動的に内部ファンのみの運転に切り替わります。この新開発されたクーリングユニットは、保護等級UL Type 3R/4、Type 12およびIP56を満たしています。


エネルギー効率とIoT

新しいクーリングユニットは、エネルギー効率の高いBlue eウォール型クーリングユニットをベースとしており、制御ユニットはeコンフォートコントローラ仕様を盤内側に設置、凝縮器にはRiNanoコーティングされ、凝縮水蒸発器内蔵(1000W~)となっています。IoTインターフェースとBlue eアダプターと組み合わせることで、Blue eクーリングユニットのインテリジェントネットワーキングとデジタル化が可能です。これにより、オートメーションロジックに介入することなく、クーリングユニットをインダストリアル4.0環境に簡単に接続できます。IoTインターフェースの設定と検証は、内蔵されたWebサーバー機能を介して迅速かつ簡便にそして完全にプログラミング不要で実行されます。これにより、マスター/スレーブネットワーク内の最大10台のクーリングユニットの状態監視が可能になります。アラーム、システムメッセージ、および、エンクロージャーの現在の内部温度と周囲温度を表示できます。


輸出入の簡易許可とグローバルサービス

新しいクーリングユニットは、cULus FTTA、CE、EACの各認可や適合性宣言に加えて、「cULus Listed」認証を受けています。これは、米国・カナダ市場をターゲットにしている機械装置の国際的製造業者が、設計後にUL(Underwriters Laboratories)やCSA(Canadian Standards Association)から承認を受けることがはるかに容易になることを意味します。このことにより、大幅なコスト削減が可能になります。世界の150の国と地域のサービス拠点で、1,000名以上のサービスマンが、トラブル発生時の迅速な対応を保証します。