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磁気センサ、SENT出力を備えたエントリ・レベルの新しいリニア・ホールセンサについて

2019/03/26

TDKミクロナス(株)

・SENT(SAE J2716 Rev. 4)出力を備え、コスト・パフォーマンスの高いプログラム可能なリニア・ホールセンサ
・信号パス監視機能
・自動車ならびに産業機器向けAEC-Q100評価済み

TDK株式会社(社長:石黒成直)は、本日、子会社で磁気センサならびに組み込みモータ・コントローラ・メーカーであるTDK-Micronas(以下、TDKミクロナス)の、リニア・ホールセンサ製品群に新たにSENTプロトコル(SAEJ2716 Rev.4)を備えたHAL1890が加わったことを発表します。HAL1890は、現在のHAL188x製品群と同様に、小型で堅牢性と高いコスト・パフォーマンスを提供します。さらに、HAL1890は、デジタル出力信号監視機能を備えています。過酷な環境において、90° までの微小な角度と数ミリの直線距離計測に最適なシステム・ソリューションを提供します。デュアル自動トランスミッションのギア位置検出、産業向け、あるいはRV車などのステアリング・トルク・センサなどに使用することが可能です。HAL1890のサンプルはすでに出荷を開始しており、量産は2019年下半期を予定しています。

HAL1890はSENTデータ・フォーマット(H.2 &H.4)をサポートし、また、高速、低速信号伝達チャネルでのエラー情報送信もサポートします。プログラム可能な出力信号クランピングにより、過小/過大電圧、アンダー/オーバー・フロー信号パス、過電流などの障害を検知し、エラー情報として送信します。HAL1890の信号パスは、外部プログラミングにより柔軟性を提供し、磁場範囲、感度、オフセット、温度係数などの主な特性は、不揮発性メモリ内でプログラムされます。外部出力のピン一本でプログラミング・インターフェースを通して、複数のセンサを同時にプログラムすることが可能です。HAL1890は、磁気入力信号から正確でカスタマイズ可能な出力を生成し、最大の5kHzバンド幅までサポートする10-bit出力解像度を提供します。

TDK-Micronasの磁気センサ・プロダクト・マーケティング・マネージャーであるMatthieu Rezéは次のようにコメントしています。「HAL1890は、保護機能と診断機能を備えていて、過酷な環境下でもその利点を活かすことができます。さらに、最新SENTプロトコルも利点のひとつである、センサ・データとエラー・コードだけでなく、センサID、磁界範囲、感度、オフセットなどのパラメータを転送する機能も提供します。安全とより大きいデータ転送を求める顧客にHAL1890は、高いコスト・パフォーマンスでさまざまな利点を提供します。」

HAL1890は、AEC-Q100により評価されていて、鉛フリーでマット錫メッキされたリード・フレームの3 ピンTO92-UAパッケージで提供されます。このパッケージの3本のピンは、ピン間1.27mmのイン・ラインタイプと、溶接を容易にするためのピン間2.54mmのスプレッド・タイプを用意しています。

【用語集】
・SENT = Single Edge Nibble Transmission

【主な用途】
・ロータリ・シフタなどの自動車向け回転小角度検出
・ギア位置センシングなどの自動車向け直線位置検出

【主要な特長と利点】
・SENT(SAEJ2716 Rev.4)出力サポート
・安全な情報フレーム・フォーマット(H.2 &H.4)で3 & 6データ・ニブルをサポート
・拡張された8-bit IDシリアル・メッセージ・フォーマット
・再利選択可能なクランピング・レベルで診断を選択
・診断機能全般
・出力ピンまたは電源電圧変調によるプログラミング
・静磁界から最大5kHzの変動磁界で動作

【主な仕様】
・型番:HAL1890
・パッケージ:QTO92-UA
・デジタル出力フォーマット:SENT(SAEJ2716 Rev.4)出力
・計測磁界範囲:40mT~160mT
・精度:10bit
・動作温度範囲:ジャンクション温度-40~170℃
・サンプル提供開始時期:2019年3月