IARシステムズがRISC-V用開発ツールにカスタム拡張命令のサポートとコード速度最適化を行いアップデート
2019/10/23
IARシステムズ株式会社
スウェーデン、ウプサラ市—2019年09月10日—組込み開発向けのソフトウェアツールおよびサービスにおいて将来性の高いサプライヤであるIARシステムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役:上村 清史、以下IARシステムズ)はIAR Embedded Workbench® for RISC-Vの最新バージョンをリリースしました。バージョン1.11にはカスタム拡張命令へのサポートと、コード実行速度の最適化がさらに強化されています。
RISC-Vを使用する利点の一つとして挙げられるのが、オープンアーキテクチャが提供する柔軟性です。これにより、OEMメーカやSoCベンダはアプリケーションや製品毎のそれぞれの定義に従ってカスタムコアを設計する事ができます。カスタム拡張命令へのサポートを追加する事で、カスタムコアベースのアプリケーションの開発に携わる企業にも、組込み開発のリーディングツールチェーンの能力を最大限に活用して頂くことが可能になります。
IAR Embedded Workbenchは優れた最適化テクノロジにより、アプリケーションを要求される仕様に適合させ、オンボードメモリの使用量の最適化を実現します。また、既存のプラットフォームに機能を追加する事でその価値を高めることも可能になります。IAR Embedded Workbench for RISC-Vバージョン1.11ではコード速度が改善され、生成されたコードの性能を大幅に向上させることが可能です。コード品質を保証するために、このツールチェーンには(従来はオプションのアドオンツールとして提供されていた)静的コード解析ツールC-STAT®が予め統合されています。C-STATはMISRA C:2004, MISRA C++:2008およびMISRA C:2012といった標準規格への適合性を証明するだけでなく、Common Weakness Enumeration (CWE)およびCERT C/C++によって定義されるコード欠陥、バグおよびセキュリティ脆弱性の検出においても助けてくれます。
IARシステムズ チーフストラテジーオフィサー (CSO) Anders Holmberg は次のように述べています。「カスタムRISC-Vコア用ソフトウェアの開発にIAR Embedded Workbenchを使用することで、コード品質や性能に妥協することなく、革新と差別化の柔軟性を最大限に活用することが出来ます。」「弊社の既存の顧客からは、他のRISC-V用ツールと比べて大幅にパフォーマンスが改善された、という声を頂いています。次の組込みプロジェクトにRISC-Vの使用を検討しているOEMメーカは、プロジェクトの期限を守るために欠かせない技術サポートだけでなく、弊社製品のサイズとスピードにおける最適化テクノロジがクラス最高水準であることを感じていただけると確信しております。」
RISC-Vは、縮小命令セットコンピューティング(RISC)原理をベースとするオープンかつ無償の命令セットアーキテクチャ(ISA)です。2019年5月にIARシステムズはIAR Embedded Workbench for RISC-Vのファーストバージョンをリリースしました。強力なツール製品をより完全なものにするために、IARシステムズはグローバルに展開するオフィスによる優れた技術サポートを提供します。
詳細については、www.iar.com/jp/riscvをご覧ください。
また、来る10月29日に開催されるIAR DevCon東京2019 ではRISC-Vに関する展示や、講演・セミナーにもご参加いただけます。
IAR DevCon東京の講演・セミナー情報はこちらからご覧ください。
RISC-Vを使用する利点の一つとして挙げられるのが、オープンアーキテクチャが提供する柔軟性です。これにより、OEMメーカやSoCベンダはアプリケーションや製品毎のそれぞれの定義に従ってカスタムコアを設計する事ができます。カスタム拡張命令へのサポートを追加する事で、カスタムコアベースのアプリケーションの開発に携わる企業にも、組込み開発のリーディングツールチェーンの能力を最大限に活用して頂くことが可能になります。
IAR Embedded Workbenchは優れた最適化テクノロジにより、アプリケーションを要求される仕様に適合させ、オンボードメモリの使用量の最適化を実現します。また、既存のプラットフォームに機能を追加する事でその価値を高めることも可能になります。IAR Embedded Workbench for RISC-Vバージョン1.11ではコード速度が改善され、生成されたコードの性能を大幅に向上させることが可能です。コード品質を保証するために、このツールチェーンには(従来はオプションのアドオンツールとして提供されていた)静的コード解析ツールC-STAT®が予め統合されています。C-STATはMISRA C:2004, MISRA C++:2008およびMISRA C:2012といった標準規格への適合性を証明するだけでなく、Common Weakness Enumeration (CWE)およびCERT C/C++によって定義されるコード欠陥、バグおよびセキュリティ脆弱性の検出においても助けてくれます。
IARシステムズ チーフストラテジーオフィサー (CSO) Anders Holmberg は次のように述べています。「カスタムRISC-Vコア用ソフトウェアの開発にIAR Embedded Workbenchを使用することで、コード品質や性能に妥協することなく、革新と差別化の柔軟性を最大限に活用することが出来ます。」「弊社の既存の顧客からは、他のRISC-V用ツールと比べて大幅にパフォーマンスが改善された、という声を頂いています。次の組込みプロジェクトにRISC-Vの使用を検討しているOEMメーカは、プロジェクトの期限を守るために欠かせない技術サポートだけでなく、弊社製品のサイズとスピードにおける最適化テクノロジがクラス最高水準であることを感じていただけると確信しております。」
RISC-Vは、縮小命令セットコンピューティング(RISC)原理をベースとするオープンかつ無償の命令セットアーキテクチャ(ISA)です。2019年5月にIARシステムズはIAR Embedded Workbench for RISC-Vのファーストバージョンをリリースしました。強力なツール製品をより完全なものにするために、IARシステムズはグローバルに展開するオフィスによる優れた技術サポートを提供します。
詳細については、www.iar.com/jp/riscvをご覧ください。
また、来る10月29日に開催されるIAR DevCon東京2019 ではRISC-Vに関する展示や、講演・セミナーにもご参加いただけます。
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