本製品は、強化されたセキュリティ機能を必要とするコネクテッド デバイスをターゲットとしたOPTIGA TPMファミリー。I2Cインターフェースを備えており、ネットワークインフラや、工場のロボットやPLC(ProgrammableLogic Controller)などの軽工業機械を識別、認証するための強固な基盤として機能し、データの完全性と機密性を保護する。PQCで保護されたファームウェア更新メカニズム、拡張メモリ、および強力なアルゴリズムにより、将来的にも安定した動作を保証する。統合された復元機能により、NIST SP 800-193 Platform FirmwareResiliency Guidelinesに準拠したTPMファームウェアのリカバリーが可能。「モノ」に固有の識別番号を付与し、IoTやネットワークに接続できるようにする。この番号は、ネットワーク上のIoT機器や装置の追跡やアクセス権の認証に利用することが可能で、偽造のリスクを回避するために、変更できないように保護されている。プラットフォーム製造時に、アプリケーション固有のニーズに合わせてTPMを設定するためのコンフィギュレーションコマンド一式が用意されており、AESバルク暗号化、TPM固有IDの設定、エンドースメントプライマリーシードの設定など、セキュリティ機能が充実している。