静電気を嫌う環境向けに 開発クシロデュールF182製ボールトランスファ
2020/04/22
イグス(株)
イグス株式会社(東京都墨田区)は、導電性および高耐久性を備えたクシロデュールF182製ボールトランスファを開発しました。 この静電気散逸ポリマー製ボールトランスファは、最大許容荷重300Nで、潤滑剤不要でスムーズにあらゆる方向に動かすことが可能なため、静電気対策が必要な搬送用途に最適です。
寒い日や空気が乾燥している季節に物に触れたり握手したりすると、突然ビリッと静電気が走ることがあります。製造現場でも同様に静電気が発生することがあり、突発的な静電気放電から作業員や搬送物を保護するため導電性のある材質が必要になります。そこで、この度イグスはクシロデュールF182製ボールトランスファを開発しました。耐摩耗性および耐久性に優れた高性能ポリマーのためスムーズかつ無潤滑な搬送が可能で、かつ新材質クシロデュールF182の特性で静電気を消散することができます。これは、潤滑剤の使用で絶縁性を持ってしまい静電破壊を引き起こす可能性がある金属製ボールトランスファと比べると、大きなメリットです。イグスの新ボールトランスファは、静電気散逸部品が必要なコンピュータ産業や半導体業界での使用に適しています。
・導電性を実証済み
イグスは 広さ3,800m²の試験施設で、ボールトランスファの導電性試験を実施しました。結果クシロデュールF182の表面抵抗は105Ω未満で、DINEN61340-5-1による導電性カテゴリーに分類されます。従って、クシロデュールF182製ボールトランスファを使用することで、搬送物や作業員を静電気放電から守り安全な搬送を実現できます。
寒い日や空気が乾燥している季節に物に触れたり握手したりすると、突然ビリッと静電気が走ることがあります。製造現場でも同様に静電気が発生することがあり、突発的な静電気放電から作業員や搬送物を保護するため導電性のある材質が必要になります。そこで、この度イグスはクシロデュールF182製ボールトランスファを開発しました。耐摩耗性および耐久性に優れた高性能ポリマーのためスムーズかつ無潤滑な搬送が可能で、かつ新材質クシロデュールF182の特性で静電気を消散することができます。これは、潤滑剤の使用で絶縁性を持ってしまい静電破壊を引き起こす可能性がある金属製ボールトランスファと比べると、大きなメリットです。イグスの新ボールトランスファは、静電気散逸部品が必要なコンピュータ産業や半導体業界での使用に適しています。
・導電性を実証済み
イグスは 広さ3,800m²の試験施設で、ボールトランスファの導電性試験を実施しました。結果クシロデュールF182の表面抵抗は105Ω未満で、DINEN61340-5-1による導電性カテゴリーに分類されます。従って、クシロデュールF182製ボールトランスファを使用することで、搬送物や作業員を静電気放電から守り安全な搬送を実現できます。