〜コンシューマ機器、ネットワークおよびサービス分野向けセキュリティを半導体レベルで増強する取り組みを世界規模で実施〜

2012年6月28日-カナダ、オタワ発：セキュリティ半導体IPとコンテンツ保護ソフトウェアのリーディングサプライヤーであるElliptic Technologies社は、ARM TrustZone® Ready Programに参加します。これにより、モバイルや家庭用エンターテインメントデバイス向けに、Trusted Execution Environment（TEE）上でシステムレベルでの組込型セキュリティを提供できるようになりました。本プログラムのパートナーとして、Elliptic社は業界リーダーと協力して、チップ製造メーカーや設計業者が強力なセキュリティ基盤上で開発を進められるソリューションを提供します。このようなソリューションは、高信頼性の大規模アプリケーションやサービスを展開するうえで必要不可欠となります。

当社のPresident 兼CEOであるビジャイ・ドゥーベは次のように述べています。
「デジタルコンシューママーケットはますます競争が激しくなり、当社のお客様は質の高いセキュリティ能力を持ったデバイスを様々なアプリケーションに向けてシームレスに展開していかなければならなくなりました。例えば、プレミアム映像コンテンツのストリーミングの場合、それをスマートフォン、タブレット、高解像度デジタルTV、その他の接続デバイスとの間で、セキュアに共有していかなければなりません。TrustZone Ready Programに参加することにより、ARM社とのパートナーシップを深めることができ、うれしく思います。モバイル、家庭用エンターテインメント、デジタルメディア市場に対してTEEによる展開を引き続き推進していくことに注力していきます。」

ARM社が掲げるTrustZone Readyの目標は、チップやデバイスの製造メーカーが、堅牢かつ業界で認定されたセキュリティ・アーキテクチャを製品に組込むのを支援することです。システムレベルでのセキュリティをプラットフォーム上に実現したいと考えている企業は、このプログラムにより、設計青写真、市場要求、チェックリストを持つ標準に基づくソリューションをまとめて入手できます。

Elliptic社は古くからARM社のConnected Communityのパートナーでした。現在では高度に調整され、ソフトウェアと半導体ハードウェアエンジンを組み合わせた 組込型セキュリティ・ソリューションを提供するトップセキュリティ・サプライヤーとして広く認知されています。

Elliptic社のソリューションには、tVault™ HDCP および DTCP-IPなどがあり、GlobalPlatform仕様に対して互換性を持ちます。ARM TrustZoneフレームワークに基づいたtrusted execution environment を切れ目なく統合しています。Elliptic社の製品はすでに顧客の間で強い関心を呼んでおり、様々なハードウェア・プラットフォームやモバイル向けオペレーティングシステムの分野に展開しています。


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