WiBotic社と協業し、ロボット稼働時間とバッテリー寿命を持続させる自律型のワイヤレス充電ソリューションを実現
2020/06/16
Vicor株式会社
Vicor Corporation(本社: 米国マサチューセッツ州、CEO: Patrizio Vinciarelli、NASDAQ上場:VICR、以下: Vicor)は、 自律飛行ドローン、モバイルロボティクス、完全自律型の水中ロボットなどのロボティックデバイスに搭載されたバッテリーの充電システムを開発 しているWiBotic社(本社:米国ワシントン州、CEO:Ben Waters、以下:WiBotic)と協業したことを発表しました。Vicorの高効率電源モジュールを用いて発熱の制約がなくなったことが、あらゆるバッテリー駆動ロボットと充電ステーションに対応できる、革新的なワイヤレスチャージャー送信機の実現につながりました。
ロボットによる配送や点検のシステム構築が進むにつれ、効率が良くで柔軟 な充電ソリューションの要望が高まっており、充電のために24時間365日人員を配置して手動で物理的にロボットを接続する作業は減ってきました。現在 は自律性の強化が課題であり、WiBoticの技術により人の介入をなくすことができます。
次世代の自律型ロボット
米国ワシントン州シアトルのWiBoticは、急速に成長する航空、輸送、船舶、産業用ロボット業界に必要な、ワイヤレス充電と電力最適化のソリューションを提供します。さまざまな充電方法のロボットや無人搬送車両(UV)をワイヤレス充電ステーションで充電できるため、作業者が物理的にロボットを充電器に接続する必要はなくなりました。さらに、ワイヤレス充電にすることで、接点の消耗がなくなり、電源コードや床に設置された充電ステーションにつまずく危険や、 専用の充電スペースもなくなります。
WiBoticのワイヤレス充電ソリューションは、「多対多(many-to -many)」の運用が容易になるように設計されており、複数のロボット(異なるメーカーのロボットを含む )を同じ送信機で充電できます。ロボットは倉庫内のあちこちにある送信機ネットワークの間を充電しながら移動することもできます。つまり、ロボットのバッテリーの種類、電圧、充電電流が異なっても、すべての充電ステーションで充電できます。
Vicor ゼロ電圧スイッチング(ZVS)レギュレータにより実現したワイヤレス充電のイノベーション
Vicorの48V VIChip® PRM昇降圧レギュレータは、入力電圧36〜75V、出力電力400Wの高効率DCDCコンバータです。WiBotic のワイヤレス充電ステーションTR-110に搭載されている適応型の送信機はPRMにより給電されており、 そこからワイヤレスで、ロボットやドローンのオンボード受信機に電力が送られます。PRMはAC-DC電源から48Vを受け、出力電圧が20〜55Vの間で適応制御されます。
VicorのPRMを用いると、送受信コイルの距離や位置によって変化するインピーダンスの全範囲にわたって、高効率の電力変換が可能であり、「フル充電」モードでも低電力レベルの「トリクル充電」モードでも、効率の大幅な低下はありません。VicorのPRMを用いることで、他社の電源では達成できなかった高効率の電圧変換が可能になり、発熱を制限してデバイスの温度 を40〜45°C以下に抑えるために必要だった電力の制限がなくなりました。
WiBoticは、次世代の自律ロボットを実現 する充電ソリューションを提供します。このデバイスにより、手作業の充電プロセスがなくなり、バッテリー切れの心配もない、次世代の機能と生産性をもったロボットが実現します。
WiBoticのワイヤレス充電アプリケーションについて詳しくはこちらをご参照ください。
http://www.vicorpower.com/ja-jp/resource-library/case-studies/wibotic.html
ロボットによる配送や点検のシステム構築が進むにつれ、効率が良くで柔軟 な充電ソリューションの要望が高まっており、充電のために24時間365日人員を配置して手動で物理的にロボットを接続する作業は減ってきました。現在 は自律性の強化が課題であり、WiBoticの技術により人の介入をなくすことができます。
次世代の自律型ロボット
米国ワシントン州シアトルのWiBoticは、急速に成長する航空、輸送、船舶、産業用ロボット業界に必要な、ワイヤレス充電と電力最適化のソリューションを提供します。さまざまな充電方法のロボットや無人搬送車両(UV)をワイヤレス充電ステーションで充電できるため、作業者が物理的にロボットを充電器に接続する必要はなくなりました。さらに、ワイヤレス充電にすることで、接点の消耗がなくなり、電源コードや床に設置された充電ステーションにつまずく危険や、 専用の充電スペースもなくなります。
WiBoticのワイヤレス充電ソリューションは、「多対多(many-to -many)」の運用が容易になるように設計されており、複数のロボット(異なるメーカーのロボットを含む )を同じ送信機で充電できます。ロボットは倉庫内のあちこちにある送信機ネットワークの間を充電しながら移動することもできます。つまり、ロボットのバッテリーの種類、電圧、充電電流が異なっても、すべての充電ステーションで充電できます。
Vicor ゼロ電圧スイッチング(ZVS)レギュレータにより実現したワイヤレス充電のイノベーション
Vicorの48V VIChip® PRM昇降圧レギュレータは、入力電圧36〜75V、出力電力400Wの高効率DCDCコンバータです。WiBotic のワイヤレス充電ステーションTR-110に搭載されている適応型の送信機はPRMにより給電されており、 そこからワイヤレスで、ロボットやドローンのオンボード受信機に電力が送られます。PRMはAC-DC電源から48Vを受け、出力電圧が20〜55Vの間で適応制御されます。
VicorのPRMを用いると、送受信コイルの距離や位置によって変化するインピーダンスの全範囲にわたって、高効率の電力変換が可能であり、「フル充電」モードでも低電力レベルの「トリクル充電」モードでも、効率の大幅な低下はありません。VicorのPRMを用いることで、他社の電源では達成できなかった高効率の電圧変換が可能になり、発熱を制限してデバイスの温度 を40〜45°C以下に抑えるために必要だった電力の制限がなくなりました。
WiBoticは、次世代の自律ロボットを実現 する充電ソリューションを提供します。このデバイスにより、手作業の充電プロセスがなくなり、バッテリー切れの心配もない、次世代の機能と生産性をもったロボットが実現します。
WiBoticのワイヤレス充電アプリケーションについて詳しくはこちらをご参照ください。
http://www.vicorpower.com/ja-jp/resource-library/case-studies/wibotic.html