業界最速のRFシステムおよび回路シミュレーションソフトウェア「Genesys 2015」を発表
2016/03/03
キーサイト・テクノロジー株式会社
~市販コンポーネントのデータシートを用いたSys-Parameterモデルでのシミュレーションにより、RFシステムのハードウェアの作り直しを削減~
■Sys-Parameterモデルにより、部品の特性をデータシートから簡単に取り込み、シミュレーションに利用可能
■RFシステムコンポーネントのベンダーおよび設計者と共同開発
東京、2016年2月29日発 – キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長:チエ ジュン、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、業界最高のRFシミュレーション/シンセシス(回路生成)ソフトウェアGenesys 2015最新版のリリースを発表します。 回路およびシステム設計者向けのこのソフトウェアには、市販部品のデータシートを用いたRFシステムシミュレーションを可能にするSys-Parameterモデルと、RFシステムおよび回路設計を業界最速で実現するRF回路シンセシス機能が備わっています。
Sys-Parameterモデルは、周波数、温度、バイアスに対する増幅器のP1dB、IP3、利得、雑音指数など、RF用部品のパラメータをスプレッドシート形式で定義しており、設計者はそれらの値をRFシステムのシミュレーションで直接使用できます。部品用のデータファイルの作成や、データを補間するカスタムプログラムの作成は不要です。これにより、部品モデルを自作し、その挙動をシミュレータ上で試験・検証する必要がなくなり、データシートの仕様を素早くシミュレーションで利用できるようになりました。
Genesys 2015は、スプレッドシート形式の多次元特性データの読み込みに対応し、ユーザーはRF部品のデータシートからデータを作成できます。さらに、Genesys 2015には Mini-Circuits社とAnalog Devices社の特性データ(Sys-Parameterライブラリ)も含まれています。Sys-Parameterモデルを利用することで、設計者はハードウェア実装前に、使用可能なRFシステムコンポーネントを正確に評価し選択できるため、効率よく作業を進めることが可能です。
当社のEEsof EDAのGenesys製品プランニングマネージャーであるHow-Siang Yapは、次のように語っています。「キーサイトは、RF向け部品で業界をリードするベンダーや設計者と緊密に連携しながら、Genesys 2015ソフトウェアの開発を進めてきました。 結果として、業界に共通のRF設計プラットフォームが誕生し、設計者は、RFシステム内の部品をすばやく正確に評価してから、ご購入いただけるようになりました。」
■ソフトウェアの機能拡張
Genesys 2015には、RF回路の自動シンセシス機能の新しいチュートリアルビデオが含まれています。 チュートリアルでは、フィルター、整合回路、発振器、ミキサー、カップラー、伝送ラインなどの回路をすばやく実現する方法について説明しています。
Genesys 2015には、新しいMatlabスクリプトデバッガー、多次元補間器、対話型3次元グラフも装備されています。 これらの機能によってGenesysのプログラミング機能、データ処理機能、プロット機能が拡張され、測定データとシミュレーションデータをユーザーが完全に制御できるようになります。さらに、Genesys 2015では、Xパラメータ*のベンダー・モデル・ライブラリの提供が拡大されました。X-Microwaves社のドロップインモジュールを利用でき、最終ハードウェア実装においてのシミュレーションの確度が保証されます。Genesys 2015への追加アップグレードには、新しいMomentumプレーナー電磁界シミュレータと対話型オープン/ショート検出機能を持つ3次元レイアウトビュワーが含まれます。
■Sys-Parameterモデルにより、部品の特性をデータシートから簡単に取り込み、シミュレーションに利用可能
■RFシステムコンポーネントのベンダーおよび設計者と共同開発
東京、2016年2月29日発 – キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長:チエ ジュン、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、業界最高のRFシミュレーション/シンセシス(回路生成)ソフトウェアGenesys 2015最新版のリリースを発表します。 回路およびシステム設計者向けのこのソフトウェアには、市販部品のデータシートを用いたRFシステムシミュレーションを可能にするSys-Parameterモデルと、RFシステムおよび回路設計を業界最速で実現するRF回路シンセシス機能が備わっています。
Sys-Parameterモデルは、周波数、温度、バイアスに対する増幅器のP1dB、IP3、利得、雑音指数など、RF用部品のパラメータをスプレッドシート形式で定義しており、設計者はそれらの値をRFシステムのシミュレーションで直接使用できます。部品用のデータファイルの作成や、データを補間するカスタムプログラムの作成は不要です。これにより、部品モデルを自作し、その挙動をシミュレータ上で試験・検証する必要がなくなり、データシートの仕様を素早くシミュレーションで利用できるようになりました。
Genesys 2015は、スプレッドシート形式の多次元特性データの読み込みに対応し、ユーザーはRF部品のデータシートからデータを作成できます。さらに、Genesys 2015には Mini-Circuits社とAnalog Devices社の特性データ(Sys-Parameterライブラリ)も含まれています。Sys-Parameterモデルを利用することで、設計者はハードウェア実装前に、使用可能なRFシステムコンポーネントを正確に評価し選択できるため、効率よく作業を進めることが可能です。
当社のEEsof EDAのGenesys製品プランニングマネージャーであるHow-Siang Yapは、次のように語っています。「キーサイトは、RF向け部品で業界をリードするベンダーや設計者と緊密に連携しながら、Genesys 2015ソフトウェアの開発を進めてきました。 結果として、業界に共通のRF設計プラットフォームが誕生し、設計者は、RFシステム内の部品をすばやく正確に評価してから、ご購入いただけるようになりました。」
■ソフトウェアの機能拡張
Genesys 2015には、RF回路の自動シンセシス機能の新しいチュートリアルビデオが含まれています。 チュートリアルでは、フィルター、整合回路、発振器、ミキサー、カップラー、伝送ラインなどの回路をすばやく実現する方法について説明しています。
Genesys 2015には、新しいMatlabスクリプトデバッガー、多次元補間器、対話型3次元グラフも装備されています。 これらの機能によってGenesysのプログラミング機能、データ処理機能、プロット機能が拡張され、測定データとシミュレーションデータをユーザーが完全に制御できるようになります。さらに、Genesys 2015では、Xパラメータ*のベンダー・モデル・ライブラリの提供が拡大されました。X-Microwaves社のドロップインモジュールを利用でき、最終ハードウェア実装においてのシミュレーションの確度が保証されます。Genesys 2015への追加アップグレードには、新しいMomentumプレーナー電磁界シミュレータと対話型オープン/ショート検出機能を持つ3次元レイアウトビュワーが含まれます。
