最新の半導体および電子部品の幅広い品揃えと、新製品をいち早く市場に投入することに注力する、ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクス(Mouser Electronics、本社：米国テキサス州マンスフィールド、以下：マウザー)はテキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments、本社：米国テキサス州ダラス、以下：TI)、Phoenix Contact(PHOENIX CONTACT GmbH ＆Co.KG、本社：独国ブロムベルク、以下Phoenix Contact)と共に、シングルペアイーサネット(SPE)技術に特化した新たなソリューションページを開設しました。

インダストリー4.0やIIoT(Industrial Internet of Things、製造業における、モノのインターネット)の普及に伴い、イーサネットは工場で紛れもないネットワークアーキテクチャであり、オートメーションシステムをネットワークに接続する主要な手段として機能しています。最新のSPE技術により、標準化された接続インターフェースを介してイーサネットを拡張し、フィールドレベルのセンサーおよびアクチュエーターデバイスに1-Wireペアを介してデータと電力の高性能伝送が可能になります。新しいSPEソリューションページでは、TIおよびPhoenix Contactの主要製品に関する製品情報に加え、動画、ブログ記事、オンデマンドウェビナーなどの魅力的なコンテンツを提供しています。


【マウザーで提供されるTexas InstrumentsとPhoenix Contactの製品(一部)】
■Texas Instruments DP83TD510E IEEE 802.3CG 10BASE-T1LイーサネットPHY
1.0Vppモードと2.4Vppモードの双方で、超低消費電力と2000メートルのケーブル・リーチを実現しています。IEEE 802.3cg 10BASE-T1L準拠のトランシーバーは、高帯域通信のためのプロトコル、ゲートウェイ、ケーブルを追加する必要がないため、設計者はケーブルのコストやシステムの負担を増すことなく、産業用通信および自動化アプリケーションのリーチを拡大することができます。

■Phoenix Contact シングルペアEthernet(SPE)コネクタ
ファクトリーオートメーションやプロセスオートメーションにおいて、従来のシリアル・バス・システムの代わりとなる、効率的で一貫性のあるデータ伝送を実現します。SPEコネクタは、IEC 63171-2およびIEC 63171-5規格に準拠しており、ビルと工業オートメーション、ロボティクス、鉄道業界、照明などのアプリケーションに適しています。
Phoenix Contactは、シングル・ペア・イーサネット・システム・アライアンスの創立メンバーであり、このトップテクノロジー企業との提携により、産業界におけるSPEテクノロジーの活用促進と、統一された基準の確立を目指しています。

SPEソリューションページは下記URLをご参照ください。
https://eng.info.mouser.com/ti-phoenixcontact-ethernetphy