～人体検知に最適～

半導体と電子部品の幅広い品揃えと新製品投入(New Product Introduction: NPI)のリーディング・ディストリビュータであるMouser Electronics(マウザー・エレクトロニクス 本社：米国テキサス州マンスフィールド、以下マウザー)は、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な総合半導体メーカーSTMicroelectronics(本社：スイス・ジュネーブ、以下ST)のプレゼンス検出評価キットSTEVAL-PDETECT1の取り扱いを開始いたしました。本製品は低消費電力設計に加え、ユーザーのプライバシー保護を重視しており、複数のセンサモダリティを備えています。また、デイジーチェーン構成により、最大3つのアドオンボードを同時に接続することが可能です。スマートホーム、人体検知、IoT用途に最適な製品です。

マウザーで取り扱いを開始するSTの評価キットSTEVAL-PDETECT1は、STHS34PF80、VL53L8CX、VD6283TXの3つのセンサを基盤としています。STHS34PF80センサは、視野内の物体が放射する赤外線(IR)放射量を測定するよう設計されています。取得したデータは特定用途向け集積回路(ASIC)によってデジタル処理され、動き、存在、または過温度状態の監視に対応するようプログラム可能です。

VL53L8CXは、4×4または8×8のマルチゾーン対応のToF(Time-of-Flight)測距センサで、消費電力を抑えつつ、周囲光下での性能を向上させます。STのFlightSense技術に基づき設計されており、65°の対角視野角(FoV)で最大400cmまでの正確な距離測定が可能です。

VD6283TX(1.83×1.0×0.55mm)は、STの新しいカラーセンサであり、先進的な光フリッカ抽出機能を備えています。各カラーチャンネルに専用のアナログ・デジタルコンバータ(ADC)および読み出し機能を搭載しているため、光の測定が迅速かつ正確に行えます。また、ハイブリッドカラーフィルタを使用し、精度の高い応答を実現することで、ディスプレイの明るさ管理やシーンの光補正に使用される相関色温度(CCT)と照度(Lux)情報を正確に算出します。

プレゼンス検出評価キットSTEVAL-PDETECT1は、マウザーで取り扱いのあるSTEVAL-STWINBX1 SensorTileワイヤレスキットとの連携を前提に設計されています。本キットは状態監視や予知保全など、IoT環境での高度な産業用センシングアプリケーションの試作開発やテストを可能にします。本キットは、振動測定における機械的精度の向上、耐久性の強化、最先端のマイコンユニット(MCU)および産業用センサを反映した最新の部品表(BoM)、および外部アドオンを容易に使用できるインターフェースを特徴としています。

STのプレゼンス検出評価キットSTEVAL-PDETECT1の詳細は以下をご覧ください。
https://www.mouser.jp/new/stmicroelectronics/stm-steval-pdetect1-kit/


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