～オンセンサAI分析機能を搭載～

新製品投入(New Product Introduction：NPI)の業界リーダーとして、イノベーションを推進するMouser Electronics(マウザー・エレクトロニクス 本社：米国テキサス州マンスフィールド、以下マウザー)は、Bosch Sensortec(本社：米国ネバダ州ラスベガス、以下：Bosch)のスマート慣性計測ユニット(IMU)「BHI385」の販売を開始しました。本製品は最大±28 gまでの高精度な加速度測定を実現するスマートセンサシステムで、スポーツ、フィットネス、ゲームなどにおける強い衝撃の動きを正確に分析できます。ジャイロスコープと加速度センサに加え、AIソフトウェアと統合型32ビットマイクロプロセッサを組み合わせることで、Boschの実績あるIMUプラットフォームを基に自由にプログラム可能なシステムを構築できます。

BHI385センサに内蔵されたAIは、6DoF／9DoFセンサフュージョン、歩数計測、アクティビティ認識、ジェスチャー検出(シングル／ダブル／トリプルタップ)などの主要なモーション機能をサポートします。自己学習型のサイクルジェスチャー認識により、繰り返される動作パターンを検出して個人に合わせて適応し、どのような動作が行われているか、そしてその精度を把握することが可能です。これにより、スポーツやリハビリトレーニングにおける動作の質の評価など、より高度な応用が可能になります。

すべての処理は統合型の低消費電力プロセッサ上で行われるため、ホストCPUを起動する必要がありません。標準的な消費電流は、センサフュージョン時で50 Hzにおいて500μA未満、より単純な加速度センサのみのアルゴリズムでは50μA未満です。

BHI385は、2.5×3.0×0.95mm³のコンパクトな20ピンLGAパッケージで提供されます。低消費電力と組み込み型インテリジェンスにより、ウェアラブル機器、ヒアラブル機器、エッジAIシステムに最適です。

本製品は、マウザーで取り扱いのあるBHI385シャトルボード3.0によってサポートされています。BHI385スマートセンサの評価を可能にし、AIベースの環境センサBME688、磁気センサBMM350、オンボード圧力センサも搭載されています。BHI385シャトルボード3.0は、必要な受動部品を備え、すべてのセンサピンへのアクセスを提供するため、単体でのテストや大規模な開発システムへの統合に最適です。また、Boschのセンサ・プロトタイピング・プラットフォームApplication Board 3.1と連携するよう設計されています。BoschのMotion AI Studioは迅速な市場投入をサポートし、Open SDKによりカスタム機械学習モデルの統合も可能です。

Boschの「BHI385 スマートプログラマブルAIセンサ」の詳細は下記をご覧ください。
https://www.mouser.jp/new/bosch/bosch-bhi385-smart-ai-sensor/

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