新開発、内圧式赤外線モジュールを発売
2011/06/17
エクセリタスノーブルライトジャパン株式会社
ヘレウス株式会社(以下、当社。東京都千代田区二番町5‐1、代表取締役社長 土屋淳)は、このほど工業用特殊赤外線ヒーター「内圧式赤外線モジュール」(以下、本製品)を開発し、国内において発売することをお知らせいたします。
本製品は、赤外線の照射面側にセラミックガラス(または石英ガラス)を設置し、モジュールに内圧を掛ける構造をした工業用赤外線ヒーターモジュールです。赤外線ヒーターは、オープンスペース型の機器内に設置されるのが一般的です。しかし工業各界から、作業環境雰囲気とヒーター本体との接触を避けたい、というご要望が多数ありました。このようなご要望にお応えするため、当社において本製品の開発を進めてまいり
ました。
当社は以前から内圧式モジュールを提案してきましたが、高出力赤外線ヒーターを使用すると、前面ガラスの温度が上がりすぎる問題がありました。今回開発した本製品は、高出力赤外線ヒーター使用時に前面ガラスの温度を下げることに重点をおいております。効率的にガラスを冷却するため、前面ガラスを2枚配置し、その間を冷却風が流れるような設計をいたしました。このような構造上の特長により、高出力赤外線ヒーターをモジュール内部に搭載しても、前面ガラスの温度の上昇を200〜300度に抑えることに成功いたしました。内蔵するヒーターの種類は、短波長赤外線ヒーターまたはカーボンヒーターで設計することが可能です。
本製品には標準モジュールはなく、お客様の作業環境に合わせて製作するカスタムメイド・モジュールになります。当社のアプリケーションセンターにおいて、デモ機を完備し、実際の対象加熱物を用いて実験することが可能です。
当社は、工業用赤外線ヒーターの専門メーカーの日本法人として、各業界の作業環境工程に最適な商品ラインアップを幅広く揃えることで、お客様に適切な赤外線加熱・乾燥ソリューションを提供してまいります。
さらにモジュールと高出力赤外線ヒーターいう利点を生かした本製品が、リチウム電池素材、光学フィルム、そして液晶ディスプレイ関連業界などにおいて、個々に異なる各製造装置の小型化、そして使用エネルギーの低減に貢献できるものと考えております。
当社では、本製品の初年度の納入台数として、20台を目標としています。
【参考資料】
写真掲載品(デモ機)の主な仕様
サイズ: 横 960mm x 奥行215mm x 高さ140mm
対象赤外線ヒーター: 短波長赤外線ヒーター、カーボンヒーター
重量: 約 38 キログラム(組み上げ時)
ヘレウス・ノーブルライト社
ドイツ、ハーナウ市に本社を置き、米国、英国、フランス、中国、オーストラリアおよびプエルトリコに子会社を有する特殊光源メーカーです。2010 年には、年間売上約9,890 万ユーロを計上し、総従業員は689人を有します。当社の赤外線ヒーターおよび紫外線ランプなどの製品は、工業用製品、環境保護、医療や美容、研究開発や分析実験室などのアプリケーションで幅広く使用されています。
ヘレウス・ホールディング社
(日本法人: ヘレウス株式会社 www.heraeus.co.jp)
ドイツ、ハーナウ市を拠点とするヘレウス・ホールディング社は、160 年以上の歴史を有するグローバル・リーディングカンパニーの1 社です。高温技術を駆使した貴金属製品およびその材料、工業用センサー、生体材料、医療用品、デンタルケア製品、石英ガラス、そして特殊光源をお客様に提供しています。 世界に120 以上の子会社と関連会社、12,900 人以上の従業員数を有します。2010 年には、製品売上高約41億ユーロ、貴金属による売上を約179 億ユーロ計上しています。詳しくは当社のホームページ
www.heraeus.com をご覧下さい。
本製品に関するお問い合わせ先
ヘレウス株式会社
コーポレートコミュニケーションズ
〒102-0084 東京都千代田区二番町5-1
住友不動産麹町ビル7 階
電話番号: 03-5215-3922
ファックス番号: 03-5215-3910
E-mail: info.hkk@heraeus.com
URL: http://www.heraeus.co.jp
本製品は、赤外線の照射面側にセラミックガラス(または石英ガラス)を設置し、モジュールに内圧を掛ける構造をした工業用赤外線ヒーターモジュールです。赤外線ヒーターは、オープンスペース型の機器内に設置されるのが一般的です。しかし工業各界から、作業環境雰囲気とヒーター本体との接触を避けたい、というご要望が多数ありました。このようなご要望にお応えするため、当社において本製品の開発を進めてまいり
ました。
当社は以前から内圧式モジュールを提案してきましたが、高出力赤外線ヒーターを使用すると、前面ガラスの温度が上がりすぎる問題がありました。今回開発した本製品は、高出力赤外線ヒーター使用時に前面ガラスの温度を下げることに重点をおいております。効率的にガラスを冷却するため、前面ガラスを2枚配置し、その間を冷却風が流れるような設計をいたしました。このような構造上の特長により、高出力赤外線ヒーターをモジュール内部に搭載しても、前面ガラスの温度の上昇を200〜300度に抑えることに成功いたしました。内蔵するヒーターの種類は、短波長赤外線ヒーターまたはカーボンヒーターで設計することが可能です。
本製品には標準モジュールはなく、お客様の作業環境に合わせて製作するカスタムメイド・モジュールになります。当社のアプリケーションセンターにおいて、デモ機を完備し、実際の対象加熱物を用いて実験することが可能です。
当社は、工業用赤外線ヒーターの専門メーカーの日本法人として、各業界の作業環境工程に最適な商品ラインアップを幅広く揃えることで、お客様に適切な赤外線加熱・乾燥ソリューションを提供してまいります。
さらにモジュールと高出力赤外線ヒーターいう利点を生かした本製品が、リチウム電池素材、光学フィルム、そして液晶ディスプレイ関連業界などにおいて、個々に異なる各製造装置の小型化、そして使用エネルギーの低減に貢献できるものと考えております。
当社では、本製品の初年度の納入台数として、20台を目標としています。
【参考資料】
写真掲載品(デモ機)の主な仕様
サイズ: 横 960mm x 奥行215mm x 高さ140mm
対象赤外線ヒーター: 短波長赤外線ヒーター、カーボンヒーター
重量: 約 38 キログラム(組み上げ時)
ヘレウス・ノーブルライト社
ドイツ、ハーナウ市に本社を置き、米国、英国、フランス、中国、オーストラリアおよびプエルトリコに子会社を有する特殊光源メーカーです。2010 年には、年間売上約9,890 万ユーロを計上し、総従業員は689人を有します。当社の赤外線ヒーターおよび紫外線ランプなどの製品は、工業用製品、環境保護、医療や美容、研究開発や分析実験室などのアプリケーションで幅広く使用されています。
ヘレウス・ホールディング社
(日本法人: ヘレウス株式会社 www.heraeus.co.jp)
ドイツ、ハーナウ市を拠点とするヘレウス・ホールディング社は、160 年以上の歴史を有するグローバル・リーディングカンパニーの1 社です。高温技術を駆使した貴金属製品およびその材料、工業用センサー、生体材料、医療用品、デンタルケア製品、石英ガラス、そして特殊光源をお客様に提供しています。 世界に120 以上の子会社と関連会社、12,900 人以上の従業員数を有します。2010 年には、製品売上高約41億ユーロ、貴金属による売上を約179 億ユーロ計上しています。詳しくは当社のホームページ
www.heraeus.com をご覧下さい。
本製品に関するお問い合わせ先
ヘレウス株式会社
コーポレートコミュニケーションズ
〒102-0084 東京都千代田区二番町5-1
住友不動産麹町ビル7 階
電話番号: 03-5215-3922
ファックス番号: 03-5215-3910
E-mail: info.hkk@heraeus.com
URL: http://www.heraeus.co.jp
