Maxim Integrated、セキュアNFC/RFIDタグ認証用IC新製品を発表、エナジーハーベスティング機能を内蔵し、マスター/スレーブデバイス間の機密データ転送を保護
2015/01/06
マキシム・ジャパン(株)
NFC/RFIDワイヤレスデータ通信およびシンプルなI2Cインタフェースを介して設定、および任意のエンベデッドシステムのデータ収集を行うMAX66242 DeepCoverセキュア認証用IC
カリフォルニア州サンノゼ2014年11月4日—Maxim Integrated Products, Inc.(NASDAQ:MXIM、以下Maxim)のMAX66242 DeepCover®セキュア認証用ICを1つ使用するだけで、設計者はホストマイクロコントローラを使用することなくエンベデッドシステム上でセキュアなワイヤレスデータ通信を実行することができます。
製品の詳細についてはwww.maximintegrated.com/jp/products/MAX66242をご覧ください。
MAX66242セキュア認証用ICは、ワイヤレスNFC/RFIDインタフェースとI2Cインタフェースを組み合わせた先進的なタグです。マスター側機器の主電源が機能していない場合でも、ポータブル機器から重要なシステムデータを収集することが可能になります。ワイヤレスRFID/NFCおよび I2Cインタフェースによって、広範なアプリケーションに対応する高い柔軟性とスケーラビリティが実現します。MAX66242は、追加の外部機能が必要であるにも関わらずコネクタを設置するスペースがないアプリケーションで、特に役立ちます。最適なアプリケーションとして、医療データのセキュアなワイヤレス転送や資産トラッキングなどがあります。
MAX66242は、ホスト/スレーブ機器間でのワイヤレス、非接触のデータ収集を可能にします。内蔵する実証済みSHA-256暗号エンジンは、データダウンロード用の秘密鍵に基づく対称チャレンジ/レスポンス認証を提供します。MAX66242のI2Cインタフェースポートは、データ書き込み用に個別のコントローラを必要とせず、セキュアなデータ交換用のマスターポートまたはスレーブポートとして動作することができます。MAX66242は複数のメモリ設定が可能なオプションを備えており、ユーザーはセキュアなマスター/スレーブシステムを構成して、EEPROMエミュレーションモードを使ってリセット不可のカウンタを作成することにより使用回数制限を設定することができます。また、設計者はMAX66242を使用して、ペアリングコードを安全に保存するための手段として簡易で直観的なWiFi®またはBluetooth®接続をセットアップすることもできます。それによって、アクセス制御、資産トラッキング、システムアラート/ウェイクアップ、および医療用センサーの認証のためのセキュリティが提供され、個人データのセキュアな転送が可能になります。
MAX66242は、外部電源を必要としません。代わりに、I2Cインタフェースを介して接続される温度センサーなどの周囲のICへの給電に使用可能なエナジーハーベスティング機能を内蔵しています。この生成された電力を使用して、MAX66242はスレーブデバイスに電源を提供し、スレーブデバイスからデータを収集します。エナジーハーベスティング機能は、バッテリー駆動の機器において既存の電源を補完する役割も果たし、全体的なバッテリー寿命を延長します。
<主な特長>
・セキュア認証:チップレベル保護を有するSHA-256の内蔵によって、クローン作成、偽造、およびセキュアなデータ転送を必要とするアプリケーションでのデータ盗難を防止
・デュアルインタフェース:I2C接続および無線ISO 15693 インタフェースによって、多数のアプリケーションに対応する汎用性を提供
・エナジーハーベスティング:1.8Vおよび3.3V(typ)の2つのエナジーハーベスティング電圧出力に対応、電源のない機器でもエナジーハーベスティングが可能
・高集積:高度なセキュリティハードウェアによるSHA-256双方向認証の内蔵、32バイトのSRAMバッファによる高速I2C-RFIDデータトランザクション、デュアルインタフェースによる個別コントローラの不要化
<コメント>
「MAX66242 DeepCoverセキュア認証用ICは、機器に対する物理的な接触を不要にしつつ、セキュアな、非接触のデータ収集を可能にします」と、Maximのエグゼクティブビジネスマネージャであるハメド・サノゴ(Hamed Sanogo)は語っています。「エナジーハーベスティング機能によって、通常は空費している電力の取得が可能になり、マスターシステムが給電されていない場合でも、あらゆるエンド機器からデータをセキュアに収集することができます」 。
<供給体制および単価>
・-20℃~+85℃の温度範囲での動作が保証されています。
・単価については、お問い合わせください。
カリフォルニア州サンノゼ2014年11月4日—Maxim Integrated Products, Inc.(NASDAQ:MXIM、以下Maxim)のMAX66242 DeepCover®セキュア認証用ICを1つ使用するだけで、設計者はホストマイクロコントローラを使用することなくエンベデッドシステム上でセキュアなワイヤレスデータ通信を実行することができます。
製品の詳細についてはwww.maximintegrated.com/jp/products/MAX66242をご覧ください。
MAX66242セキュア認証用ICは、ワイヤレスNFC/RFIDインタフェースとI2Cインタフェースを組み合わせた先進的なタグです。マスター側機器の主電源が機能していない場合でも、ポータブル機器から重要なシステムデータを収集することが可能になります。ワイヤレスRFID/NFCおよび I2Cインタフェースによって、広範なアプリケーションに対応する高い柔軟性とスケーラビリティが実現します。MAX66242は、追加の外部機能が必要であるにも関わらずコネクタを設置するスペースがないアプリケーションで、特に役立ちます。最適なアプリケーションとして、医療データのセキュアなワイヤレス転送や資産トラッキングなどがあります。
MAX66242は、ホスト/スレーブ機器間でのワイヤレス、非接触のデータ収集を可能にします。内蔵する実証済みSHA-256暗号エンジンは、データダウンロード用の秘密鍵に基づく対称チャレンジ/レスポンス認証を提供します。MAX66242のI2Cインタフェースポートは、データ書き込み用に個別のコントローラを必要とせず、セキュアなデータ交換用のマスターポートまたはスレーブポートとして動作することができます。MAX66242は複数のメモリ設定が可能なオプションを備えており、ユーザーはセキュアなマスター/スレーブシステムを構成して、EEPROMエミュレーションモードを使ってリセット不可のカウンタを作成することにより使用回数制限を設定することができます。また、設計者はMAX66242を使用して、ペアリングコードを安全に保存するための手段として簡易で直観的なWiFi®またはBluetooth®接続をセットアップすることもできます。それによって、アクセス制御、資産トラッキング、システムアラート/ウェイクアップ、および医療用センサーの認証のためのセキュリティが提供され、個人データのセキュアな転送が可能になります。
MAX66242は、外部電源を必要としません。代わりに、I2Cインタフェースを介して接続される温度センサーなどの周囲のICへの給電に使用可能なエナジーハーベスティング機能を内蔵しています。この生成された電力を使用して、MAX66242はスレーブデバイスに電源を提供し、スレーブデバイスからデータを収集します。エナジーハーベスティング機能は、バッテリー駆動の機器において既存の電源を補完する役割も果たし、全体的なバッテリー寿命を延長します。
<主な特長>
・セキュア認証:チップレベル保護を有するSHA-256の内蔵によって、クローン作成、偽造、およびセキュアなデータ転送を必要とするアプリケーションでのデータ盗難を防止
・デュアルインタフェース:I2C接続および無線ISO 15693 インタフェースによって、多数のアプリケーションに対応する汎用性を提供
・エナジーハーベスティング:1.8Vおよび3.3V(typ)の2つのエナジーハーベスティング電圧出力に対応、電源のない機器でもエナジーハーベスティングが可能
・高集積:高度なセキュリティハードウェアによるSHA-256双方向認証の内蔵、32バイトのSRAMバッファによる高速I2C-RFIDデータトランザクション、デュアルインタフェースによる個別コントローラの不要化
<コメント>
「MAX66242 DeepCoverセキュア認証用ICは、機器に対する物理的な接触を不要にしつつ、セキュアな、非接触のデータ収集を可能にします」と、Maximのエグゼクティブビジネスマネージャであるハメド・サノゴ(Hamed Sanogo)は語っています。「エナジーハーベスティング機能によって、通常は空費している電力の取得が可能になり、マスターシステムが給電されていない場合でも、あらゆるエンド機器からデータをセキュアに収集することができます」 。
<供給体制および単価>
・-20℃~+85℃の温度範囲での動作が保証されています。
・単価については、お問い合わせください。
