■IDS NXT ocean：1つの画像内のマルチ ROIについて複数のニューラルネットワークを使用
オールインワンの組み込みビジョンシステム IDS NXT oceanのユーザーは、さまざまな新機能を思いのままに使えるようになりました。この中には、AIベースの物体検出に対するマルチ ROI(関心領域)や、ビジョンアプリを通じて1つの画像内の異なる ROIに異なるニューラルネットワークを使用する機能が含まれています。さらに、ビニング、ラインスキャンモード、パフォーマンスおよび構成の向上も実装されています。新規のお客様は、以前から IDSが提供しているようにAWSでIDS NXT lighthouse トレーニングソフトウェアを使用するか、Microsoft Azure Cloudで使用するかを自由に選択できます。

Microsoft Azure Cloud Servicesを使用して、IDS Imaging Development SystemsではAI トレーニングソフトウェア IDS NXT lighthouseをAWS とは別のホストでサポートできるようになりました。このサービスが特にターゲットとするのは、法令要件のためにAWSでの処理が許容された企業です。機能およびサービスの範囲、トレーニングソフトウェアの動作は、いずれのホストでも同じです。ユーザーは固有の開発環境をセットアップせずに、独自のニューラルネットワークのトレーニングをIDS NXT lighthouseで即座に開始できます。ディープラーニングやカメラプログラミングの事前知識は不要です。これには3つの基本ステップがあります。サンプル画像のアップロード、画像のラベル付け、完全自動のトレーニングの開始です。生成されるネットワークはIDS NXT産業用カメラでの使用向けに最適化されます。


■IDS NXT lighthouseの1か月間無料トライアルをすべてのお客様に
このツールは実際にはどの程度簡単で便利なのでしょうか。関心のある方々は、自分で確かめられるようになりました。すべてのお客様が、1か月間無料トライアルを利用して、IDS NXT lighthouseを隅々までテストできます。トライアルのフルライセンスのアクティベーションには、営業担当者に連絡する必要はありません。IDS NXT lighthouseにIDSユーザーアカウントで登録して(https://ids-lighthouse.ai/login)、処理中に該当するオプションを選択するだけです。ライセンスキーは自動的に付与されます。

最新のソフトウェアリリースから、関数アップデートの新しい定期サイクルが開始されます。今後は、およそ3～4か月の周期で新機能をリリースし、IDS NXTシステムをさらに向上させ、画像処理アプリケーションを設計する機会をさらに拡大していきます。次回のアップデートは4月の予定で、これも無料です。

詳しい情報は: www.ids-nxt.jp