複数の真空系統の集約・個別制御が可能なターミナル式コンパクトエジェクタSCTMiに、産業用イーサネット対応タイプが新登場
2019/03/15
シュマルツ(株)
産業用イーサネット対応ターミナル式コンパクトエジェクタSCTMi-ECT/EIP/PNT
真空機器専門メーカーのシュマルツ株式会社(横浜市都筑区)は、複数の真空系統を一つの通信ラインで個別制御できるターミナル式コンパクトエジェクタSCTMiに、産業用イーサネットに対応した3型式を新たにラインアップ、販売を開始いたしました。
主な特長:
1)【NEW】EtherCAT、EtherNet/IP、PROFINETに対応した3型式をラインアップ
2)【NEW】イーサネット接続口を2点搭載 し、既存ネットワークへの組込み・柔軟な構成が可能
3)最大16台の真空エジェクタを横一列に集約、省配線 ・省配管で接続・取り回し作業を簡易化
4)各エジェクタを互いに独立して個別に制御可能
生産品目の多様化と生産効率の最大化を 最小の設備で両立する”スマートファクトリー”の実現には、”状態監視”や”予知保全”を可能にするIoTデバイスが 不可欠です。シュマルツは、”スマートファクトリー”の構築に貢献する真空機器として さまざまなIoT製品を発売してきました。そしてこの度、シュマルツとしては初めてとなる産業用イーサネット対応のターミナル式コンパクトエジェクタ「SCTMi-ECT/EIP/PNT」をラインアップいたしました。
ターミナル式コンパクトエジェクタSCTMiは、モジュール化の設計思想に基づき、12型式から選択できる真空エジェクタを最大16台まで任意の配列で連結できます。複数の真空系統を一つのターミナルとしてまとめることで圧縮エアの供給配管および通信ラインを各1本に集約しながらも、個々のエジェクタを互いに独立して制御することが可能です。従来のコンパクトエジェクタではそれぞれ配管とケーブルが真空エジェクタの台数分必要でしたが、SCTMiであれば省配管・省配線化が可能です。
個々のエジェクタにはエアセービング機能が標準搭載されています。最小限のエア消費で真空を保つよう各々が自律して動作するので、圧縮エアの消費量を大幅に削減することが可能です。SCTMiは真空圧値やエア消費量など状態 監視に役立つ諸量を内部で常に演算しており、随時取得可能です。それらの演算結果はシステムの不具合・老朽化診断などの予知保全に活用できます。
シュマルツはこれまでにIO-Link対応のSCTMi-IOLをリリースしておりますが、今回、EtherCAT、EtherNet/IP、PROFINETの3つの通信プロトコルに対応する3型式を新たにラインアップいたしました。産業用イーサネットのネットワークに直接接続できるため、各系統の制御や状態監視をよりリアルタイムで行うことができます。また、イーサネット接続口を2つ搭載し、既存のイーサネットラインへの組み入れや柔軟なネットワーク構成が可能です。
SCTMiは自動車業界におけるボディショップ、アセンブリでのワークのハンドリングや、レーザー加工機などの工作機械の前後工程での鋼板搬送、食品工場や倉庫における複数ワークの個別ピッキングや箱詰め用途の搬送などに使用されています。SCTMiを使用することで、多数の真空系統を1つにまとめ、最小限の配管・配線ながら 個別での制御が可能になります。また、状態監視や予知保全に役立つ各種状態量を随時確認することができます。産業用イーサネットに接続しリアルタイム性の高い通信でシステムの状態監視を行うことで、“スマートファクトリー”の実現に貢献します。
真空機器専門メーカーのシュマルツ株式会社(横浜市都筑区)は、複数の真空系統を一つの通信ラインで個別制御できるターミナル式コンパクトエジェクタSCTMiに、産業用イーサネットに対応した3型式を新たにラインアップ、販売を開始いたしました。
主な特長:
1)【NEW】EtherCAT、EtherNet/IP、PROFINETに対応した3型式をラインアップ
2)【NEW】イーサネット接続口を2点搭載 し、既存ネットワークへの組込み・柔軟な構成が可能
3)最大16台の真空エジェクタを横一列に集約、省配線 ・省配管で接続・取り回し作業を簡易化
4)各エジェクタを互いに独立して個別に制御可能
生産品目の多様化と生産効率の最大化を 最小の設備で両立する”スマートファクトリー”の実現には、”状態監視”や”予知保全”を可能にするIoTデバイスが 不可欠です。シュマルツは、”スマートファクトリー”の構築に貢献する真空機器として さまざまなIoT製品を発売してきました。そしてこの度、シュマルツとしては初めてとなる産業用イーサネット対応のターミナル式コンパクトエジェクタ「SCTMi-ECT/EIP/PNT」をラインアップいたしました。
ターミナル式コンパクトエジェクタSCTMiは、モジュール化の設計思想に基づき、12型式から選択できる真空エジェクタを最大16台まで任意の配列で連結できます。複数の真空系統を一つのターミナルとしてまとめることで圧縮エアの供給配管および通信ラインを各1本に集約しながらも、個々のエジェクタを互いに独立して制御することが可能です。従来のコンパクトエジェクタではそれぞれ配管とケーブルが真空エジェクタの台数分必要でしたが、SCTMiであれば省配管・省配線化が可能です。
個々のエジェクタにはエアセービング機能が標準搭載されています。最小限のエア消費で真空を保つよう各々が自律して動作するので、圧縮エアの消費量を大幅に削減することが可能です。SCTMiは真空圧値やエア消費量など状態 監視に役立つ諸量を内部で常に演算しており、随時取得可能です。それらの演算結果はシステムの不具合・老朽化診断などの予知保全に活用できます。
シュマルツはこれまでにIO-Link対応のSCTMi-IOLをリリースしておりますが、今回、EtherCAT、EtherNet/IP、PROFINETの3つの通信プロトコルに対応する3型式を新たにラインアップいたしました。産業用イーサネットのネットワークに直接接続できるため、各系統の制御や状態監視をよりリアルタイムで行うことができます。また、イーサネット接続口を2つ搭載し、既存のイーサネットラインへの組み入れや柔軟なネットワーク構成が可能です。
SCTMiは自動車業界におけるボディショップ、アセンブリでのワークのハンドリングや、レーザー加工機などの工作機械の前後工程での鋼板搬送、食品工場や倉庫における複数ワークの個別ピッキングや箱詰め用途の搬送などに使用されています。SCTMiを使用することで、多数の真空系統を1つにまとめ、最小限の配管・配線ながら 個別での制御が可能になります。また、状態監視や予知保全に役立つ各種状態量を随時確認することができます。産業用イーサネットに接続しリアルタイム性の高い通信でシステムの状態監視を行うことで、“スマートファクトリー”の実現に貢献します。
