各社スレーブへの対応を加速、EtherCATⓇマスターボード
今回新たに精密部品などの高精度測定に使用される「マグネスケール社のデジタルゲージ」との接続テストを実施し、アドバネットのEtherCATⓇマスターボードと接続動作確認済みとなりました。
これによりルネサスエレクトロニクス様、パナソニック様、新たにマグネスケール様と技術連携をすることにより、IOモジュール、モーターからデジタルゲージまで、実際のフィールドを考え幅広い用途のスレーブに対応したマスターボードを提供します。今後も様々なスレーブへの対応を計画しています。
アドバネットのEtherCATⓇマスターボードシリーズは、ボード上でEtherCATⓇ処理を行う為、ホストCPUの負荷を気にする必要はありません。各社から提供されているご希望のスレーブデバイスを最適に稼動できる環境を提供します。CompactPCIタイプのA3pci1571、PCI ExpressタイプのAdEXP1572、XMCタイプのAdXMC1573と、お客様の環境に応じて3タイプからお選びいただけます。
EtherCAT Technology Groupのメンバーも3100社以上(2015/04)となり、益々EtherCATⓇの普及が加速しています。EtherCAT Technology Group エグゼクティブ ディレクター Martin Rostan様からは、以下のコメントをいただきました。
「世界でも最も要件が高いと考えられている日本市場においてEtherCATが目醒しい普及をとげていることをEtherCAT Technology Group(ETG)として大変嬉しく思います。日本の多くのリーディングカンパニーから対応製品がリリースされていることが、オープンな標準技術であるEtherCATが急速に普及していることの証です。ETGはEtherCATをサポートする日本のベンダ各社を歓迎し、さらにEtherCATの採用が加速することを期待します。」
アドバネットの組込み技術を集約したEtherCATⓇとユーロテックが得意とするIoT/M2Mとの融合を加速していきます。これによりアドバネットは、EtherCATⓇを用いた最新のOT(Operational Technology)、IoTを用いた最新のIT (Information Technology)を融合して最適なソリューションを提供いたします。
今後もアドバネットのEtherCATⓇとIoT/M2Mにご注目ください。
また、アドバネットは5月13日(水)から15日(金)東京ビッグサイトで開催される「ESEC2015」と
5月20日(水)から22日(金)幕張メッセで開催される「TECHNO-FRONTIER2015」において、多種多様なスレーブデバイスを接続してデモを実施します。
今最も注目されているフィールドバスEtherCATⓇを目で見てご体験ください。
※EtherCAT®は、ドイツBeckhoff Automation GmbHによりライセンスされた特許取得済み技術であり登録商標です。