(株)日立ケーイーシステムズは、Edgecross対応ソフトウェア 「 FL-net データコレクタ 」を新発売
2019/07/22
(株)日立ケーイーシステムズ
株式会社日立ケーイーシステムズは、Edgecrossに対応した、FL-netデータコレクタを2019年7月23日に販売開始します。
複雑になるFA(*1)のエッジ領域では、そのセンサーや機器から取得したデータを集約し、必要なデータを抽出してデータセンターやクラウドなどにあるITシステムに送ります。異常検知や緊急停止などのリアルタイムで緊急性の高い処理はエッジ領域である程度の処理が必要です。またエッジ領域には生産現場での効率を上げ、トラブルをなくすためにより高い機能が求められています。
Edgecrossコンソーシアムはエッジ領域のソフトウェアプラットフォームを多くの現場に普及させることで、ハードウェアに依存しないFAとITシステムのシームレスな連携を行い、IoT化された工場の実現を進めています。
今回、当社は汎用FAネットワークであるFL-net(*2)から分析および GUI(*3)で提示される付帯データの収集(リード)および書き込み(ライト)を行いFA機器(PLC(*4)など)への指令やフィードバックを容易にするデータコレクタを開発しました。
これにより、メーカを問わずオープンなFA通信ネットワークであるFL-netに接続されたさまざまな機器によるシステムの構築が容易となり、生産現場のIoT化の実現に貢献します。
*1 FA:factory automation(工場における生産工程の自動化を図るシステム)
*2 FL-net:日本電機工業会により開発された、プログラマブルコントローラ(PLC)や数値制御装置(CNC)などの各種FAコントローラやパソコンを相互接続し、制御・監視を実現するために開発されたネットワークFA用のオープンネットワーク
*3 GUI:Graphical User Interface(コンピュータグラフィックスとポインティングデバイスなどを用いるユーザインタフェース)
*4 PLC:programmable logic controller(リレー回路の代替装置として開発された制御装置)
■Edgecross コンソーシアムについて
Edgecrossコンソーシアムは、2017年11月29日、エッジコンピューティング領域での企業・産業の枠を超えた新たな付加価値の創出をめざし、製造業のIoT化および内閣府が提唱する「Society5.0(*5)」と経済産業省が推進する「Connected Industries(*6)」の活動に寄与すべく設立されたものです。幹事会社(五十音順)アドバンテック株式会社、オムロン株式会社、日本電気株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本オラクル株式会社、株式会社日立製作所、三菱電機株式会社 *5 Society5.0:新たな社会のコンセプト。サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する。*6 Connected Industries:「さまざまなつながりにより新たな付加価値が創出される産業社会」を基本的な考え方とする、経済産業省の提唱する日本の産業が目指すコンセプト。
■特長
(1) 多様な機器に対応
オープンなネットワークのFL-netに接続された機器に対応しているので、メーカを問わずさまざまな機器やデバイスからデータを容易に収集できます。
(2) 生産現場からの高速データ収集
最短100msの収集間隔でFA機器からのデータを収集できるので、高精度な装置・機械の制御に貢献します。
(3)リアルタイム な フィードバック
生産現場に近いエッジ領域でデータ分析・診断を行うことで、生産現場へのリアルタイムなフィードバックを実現できます。
■FL-netデータコレクタの主な仕様
対応ネットワーク:FL-net Ver.3(クラス1相当)もしくはVer.2
データアクセス機能:コモンメモリデータの収集(リード)書込み(ライト)
・収集(リード):FL-netネットワークに参加せずに、機器のコモンメモリデータを参照できる。
・書込み(ライト):FLnetネットワークに参加して、コモンメモリ送信領域へデータを書き込む。
データ種類:BOOL/INT/UINT/DINT/UDINT/LINT/ULINT/REAL/LREAL/STRING/WSTRING
データ収集間隔:100~900ミリ秒、1~3,600秒
表示言語:英語/日本語
■FLnetデータコレクタに関するWebサイト
http://www.hke.jp/products/flnetecdc/index.htm
複雑になるFA(*1)のエッジ領域では、そのセンサーや機器から取得したデータを集約し、必要なデータを抽出してデータセンターやクラウドなどにあるITシステムに送ります。異常検知や緊急停止などのリアルタイムで緊急性の高い処理はエッジ領域である程度の処理が必要です。またエッジ領域には生産現場での効率を上げ、トラブルをなくすためにより高い機能が求められています。
Edgecrossコンソーシアムはエッジ領域のソフトウェアプラットフォームを多くの現場に普及させることで、ハードウェアに依存しないFAとITシステムのシームレスな連携を行い、IoT化された工場の実現を進めています。
今回、当社は汎用FAネットワークであるFL-net(*2)から分析および GUI(*3)で提示される付帯データの収集(リード)および書き込み(ライト)を行いFA機器(PLC(*4)など)への指令やフィードバックを容易にするデータコレクタを開発しました。
これにより、メーカを問わずオープンなFA通信ネットワークであるFL-netに接続されたさまざまな機器によるシステムの構築が容易となり、生産現場のIoT化の実現に貢献します。
*1 FA:factory automation(工場における生産工程の自動化を図るシステム)
*2 FL-net:日本電機工業会により開発された、プログラマブルコントローラ(PLC)や数値制御装置(CNC)などの各種FAコントローラやパソコンを相互接続し、制御・監視を実現するために開発されたネットワークFA用のオープンネットワーク
*3 GUI:Graphical User Interface(コンピュータグラフィックスとポインティングデバイスなどを用いるユーザインタフェース)
*4 PLC:programmable logic controller(リレー回路の代替装置として開発された制御装置)
■Edgecross コンソーシアムについて
Edgecrossコンソーシアムは、2017年11月29日、エッジコンピューティング領域での企業・産業の枠を超えた新たな付加価値の創出をめざし、製造業のIoT化および内閣府が提唱する「Society5.0(*5)」と経済産業省が推進する「Connected Industries(*6)」の活動に寄与すべく設立されたものです。幹事会社(五十音順)アドバンテック株式会社、オムロン株式会社、日本電気株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本オラクル株式会社、株式会社日立製作所、三菱電機株式会社 *5 Society5.0:新たな社会のコンセプト。サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する。*6 Connected Industries:「さまざまなつながりにより新たな付加価値が創出される産業社会」を基本的な考え方とする、経済産業省の提唱する日本の産業が目指すコンセプト。
■特長
(1) 多様な機器に対応
オープンなネットワークのFL-netに接続された機器に対応しているので、メーカを問わずさまざまな機器やデバイスからデータを容易に収集できます。
(2) 生産現場からの高速データ収集
最短100msの収集間隔でFA機器からのデータを収集できるので、高精度な装置・機械の制御に貢献します。
(3)リアルタイム な フィードバック
生産現場に近いエッジ領域でデータ分析・診断を行うことで、生産現場へのリアルタイムなフィードバックを実現できます。
■FL-netデータコレクタの主な仕様
対応ネットワーク:FL-net Ver.3(クラス1相当)もしくはVer.2
データアクセス機能:コモンメモリデータの収集(リード)書込み(ライト)
・収集(リード):FL-netネットワークに参加せずに、機器のコモンメモリデータを参照できる。
・書込み(ライト):FLnetネットワークに参加して、コモンメモリ送信領域へデータを書き込む。
データ種類:BOOL/INT/UINT/DINT/UDINT/LINT/ULINT/REAL/LREAL/STRING/WSTRING
データ収集間隔:100~900ミリ秒、1~3,600秒
表示言語:英語/日本語
■FLnetデータコレクタに関するWebサイト
http://www.hke.jp/products/flnetecdc/index.htm
