～Windows 11系列のOS搭載可-小型医療機器向けに最適～

台湾の産業用および医療用コンピュータ業界でリードするWincommではこの度、小型・薄型・軽量の医療用10型ワイド・パネルPC「WMP-109」をリリース致しました。
本製品のCPUには新世代のIntel Alder Lake-N N97を搭載し、10型では待望のWindows 11系列のOSも搭載可能なモデルとなります。
新世代のIntel N97 CPUはPassmarkは「5677」となり、従来モデルの「WMP-105(Celeron N3350 - Passmark：1158)」と比較しますと約5倍の性能となります。

・最新のIntel Alder Lake-N N97 CPUを搭載
N97 CPUは4-Coreタイプとなり最大動作周波数は3.6GHzまで拡大できますので、従来機種の「WMP-105」より大幅に性能も向上しておりますが、TDP(Thermal Design Power：熱設計電力)はわずか6Wとなります。

・DDR5のメモリとM.2の高速ストレージ
メインメモリはDDR5 SO-DIMMを採用し最大16GBまで拡大可能です。ストレージは高速転送を実現する「M.2 M-key 2280 SSD(NVMe)」を採用しています。

・小型でも豊富なI／Oポートを搭載
USB 3.2 Gen2×2ポート、USB2.0×2ポート、シリアルポート×1ポート、1G bps LAN×2ポート、HDMI出力×2ポート、オーディオLINE-OUT×1ポートを標準装備し、「無線LAN＋Bluetooth」もオプション搭載可能です。

・簡易カスタマイズでPoEもサポート可能
簡易カスタマイズ対応にて比較的容易にPoE(Power over Ethernet)機能も搭載可能なため、ACアダプタの利用も必要なくLANケーブルのみで電源供給も可能となりますので、設置環境の便利性も高まります。

・医療向けの品質基準
医用電気機器の最新国際規格「IEC60601-1-2 EMC 第4.1版」を取得しており、オフィス環境でも利用可能なVCCI Class Bも取得しておりますので、医療機器やヘルスケア向けにも安心してご利用頂けます。更にWincomm台湾本社は医療機器品質保証の国際規格である「ISO-13485」にも適合しているメーカーとなりますので、医療機器メーカーとして品質基準も満たしております。

・ファンレスでも動作温度：0～50℃を実現
独自のサーマル処理技術によりファンレスでありながらも動作温度は0～50℃を実現しており、ファンレスゆえに内部に埃が溜まることもなく、ファンの目詰まりによる故障の心配もなく、ファンの騒音もありません。

・フロント・ベゼル(タッチパネル部)はIP65の防塵・防滴
フロント・ベゼル(タッチパネル部)はIP65対応の防塵・防滴となりますので、画面をアルコール等で定期的に清掃しても問題はありません。

・投影型静電容量(PCAP)方式のマルチ・タッチパネルを標準搭載
液晶パネルの輝度は350cd／m²となり視野角は水平・垂直共に170°となります。タッチパネルはPCAP方式の10ポイント・マルチタッチを採用しておりますので、一般的なスマートフォンと同様の操作が可能となり、表面の硬度は7Hと高い耐久性を維持しております。

・セキュリティ強化と長期供給
本製品ではオンボードでTPM2.0(Trusted Platform Module)を搭載しておりますのでオプション搭載する必要はありません。また長期供給もお約束可能です。