PPなどの難接着樹脂や粗面、低温下の作業でも強力に接着、産業分野待望の適用範囲が最も広い構造用接合テープ
2014/08/30
スリーエム ジャパン(株)
~ビス・ボルト締めやスポット溶接からの転換で生産性向上を実現~
展示会「N+(エヌプラス) 接着・接合・ファスニング展」(9/17~)でも展示
住友スリーエム株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:三村浩一)は9月1日より、産業分野向けに「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」を発売します。金属などに加え、PP(※1)をはじめとした難接着樹脂やコンクリート等の多少の粗面でも使用できるなど、構造用接合テープの中で最も適用範囲が広い製品です。低温環境下での接着にも優れ、この1本のみで幅広い用途で強力な接合が可能となります。9月17日より開催される展示会「N+(エヌプラス) 接着・接合・ファスニング展」にて展示します。
1976年に3Mが開発したアクリルフォームテープは、容易に接合できるうえ強力な接着力を発揮することが高く評価され、スポット溶接やビス留めを置き換えながら用途が広がりました。さらに被着体の材質や貼付け時の環境などにあわせながら製品開発を続け、現在では「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ」には100種類を超えるバリエーションがあります。
近年多くの要望があるのが、PP への適用です。PP は軽量で強度や耐熱性が高く成形性に優れるなどの特性から、自動車の内外装や家電製品などでも採用され、国内でもさまざまな用途で使われています。しかし、PP は難接着樹脂であるため、接着前には手間がかかる前処理が必要でした。
新製品「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」では、こうした課題に応えるべく国内で新たに開発したアクリル系粘着剤を採用しました。これにより金属やガラス、ABS(※2等)の比較的つきやすい樹脂に加え、PPをはじめとした難接着樹脂にも前処理なしに(※3)高い接着力を発揮します。コンクリートのような多少の粗面にも追従し、低温環境での作業でも十分な接着力を発揮することに加え、軟質塩ビ樹脂に含まれる可塑剤への耐性も優れています。新製品は100種類を超えるバリエーションの中で適用範囲が最も広い製品なので、被着体の材質や貼付け時の環境などによるテープの使い分けが不要となる、産業分野待望のマルチな1本と言えます。
また容易に接合できる両面テープなので、スポット溶接やビス留めの場合には欠かせない専門的技術も不要です。昨今の課題となっている技能労働者不足の対策としてもうってつけです。
新製品「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」は厚み別に3種類あり、主に化成品商社を通じて販売します。0.8ミリ厚10mm×33mの場合、メーカー希望小売価格は3,419円(税別)です。
≪3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープについて≫
1976年、自動車のボディにサイドモールを装着する目的で3Mはアクリルフォームを基材とした両面テープを開発しました。主な特長は以下の通りです。
・ 耐熱性・耐候性に優れ高い接着力を発揮する
・ 変形追従性を備え応力を分散するので、膨張率が異なる異種材料の接合でも剥がれにくい
・ 独立発泡構造のフォームテープなのでシール性が高い
・ フォームの柔軟性により振動を吸収する
日本では「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ」の販売を1984年に開始、国内でも研究や用途開発を続け現在では100種類を超えるバリエーションがあり、スポット溶接やビス留めに替わる接合方法として幅広く採用されています。国内販売開始30周年の2014年、幅広い素材に対して強力な接着力を発揮する新製品である「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」を国内で開発、販売を開始しました。
■新製品「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」 各種特性
製品番号:色/テープ厚み(mm)/90度方向剥離力(N/cm)/T型剥離力(N/cm)/せん断接着力(N/cm2)/引張接着力(N/cm2)
Y-4180-04:灰色/0.4/20/11/161/73
Y-4180-08:灰色/0.8/27/15/101/49
Y-4180-12:灰色/1.2/32/18/87/45
(剥離力、接着力はSUS304BA:ステンレスに対する特性)
~~~展示会「N+(エヌプラス) 接着・接合・ファスニング展(JOINTEC)」への出展
および、9/19開催セミナーへの登壇について(参加ご検討のお願い)~~~
当社は、9月17日(水)~19日(金)に東京ビッグサイトで開催される同展示会に出展します。
Bonding Solution―異種材料を強固に接着する「両面テープ」と「接着剤」について、新製品「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」などを中心に展示し、接合に関する困りごとに対する解決方法を提案いたします。(小間番号 H-10)
また、同展示会の会期中、9月19日(金)にはエヌプラスセミナーに登壇します。
セッション「N8 未来をデザインする新素材フォーラム【接着・接合・離型】」にて、「3Mの新しい粘接着ソリューション」と題した講演を行います。「低表面エネルギー面への前処理なしでの粘接着」、「高耐熱と靱性を両立した接着」などの要望に対する新しいソリューションについて説明します。同セッションは10:15開始です。(セミナーの参加には事務局への事前申込が必要です。)
■セミナー参加をご希望の際は、以下の必要事項をご記入いただきFAX(03-6409-5814)にてお送りくだくか、e-mail(ftakada@mmm.com)にてご連絡ください。当社にて参加登録をさせていただきます。ご検討いただきたく、どうかよろしくお願い申し上げます。
◆会社名
◆媒体名
◆氏名
◆メールアドレス
◆会社所在地
〒
◆電話番号
【3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は新しいアイデアのひらめきを何千もの独創的な製品へとカタチにします。創造性を共有する企業文化は、皆様の生活を豊かにするために絶えずテクノロジーを生み出します。3Mはイノベーションカンパニーであり、これからも革新的な製品をつくり続けます。世界70カ国以上に拠点を持ち、売上高は310億ドル、社員数は8万9,000人です。さらに詳しい情報はwww.3M.comをご覧ください。また、3Mジャパングループに関する詳しい情報はwww.mmm.co.jpをご覧ください。
『3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180』に関するお問い合わせは、
カスタマーコールセンター TEL: 0570-011-511
※3M、VHBは、3M社の商標です。
※1.「PP」 ポリプロピレン
※2.「ABS」 共重合合成樹脂
※3.「前処理なしに」 製品は用途に応じて十分な接着力を発揮するか検証の上利用いただいています。
展示会「N+(エヌプラス) 接着・接合・ファスニング展」(9/17~)でも展示
住友スリーエム株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:三村浩一)は9月1日より、産業分野向けに「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」を発売します。金属などに加え、PP(※1)をはじめとした難接着樹脂やコンクリート等の多少の粗面でも使用できるなど、構造用接合テープの中で最も適用範囲が広い製品です。低温環境下での接着にも優れ、この1本のみで幅広い用途で強力な接合が可能となります。9月17日より開催される展示会「N+(エヌプラス) 接着・接合・ファスニング展」にて展示します。
1976年に3Mが開発したアクリルフォームテープは、容易に接合できるうえ強力な接着力を発揮することが高く評価され、スポット溶接やビス留めを置き換えながら用途が広がりました。さらに被着体の材質や貼付け時の環境などにあわせながら製品開発を続け、現在では「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ」には100種類を超えるバリエーションがあります。
近年多くの要望があるのが、PP への適用です。PP は軽量で強度や耐熱性が高く成形性に優れるなどの特性から、自動車の内外装や家電製品などでも採用され、国内でもさまざまな用途で使われています。しかし、PP は難接着樹脂であるため、接着前には手間がかかる前処理が必要でした。
新製品「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」では、こうした課題に応えるべく国内で新たに開発したアクリル系粘着剤を採用しました。これにより金属やガラス、ABS(※2等)の比較的つきやすい樹脂に加え、PPをはじめとした難接着樹脂にも前処理なしに(※3)高い接着力を発揮します。コンクリートのような多少の粗面にも追従し、低温環境での作業でも十分な接着力を発揮することに加え、軟質塩ビ樹脂に含まれる可塑剤への耐性も優れています。新製品は100種類を超えるバリエーションの中で適用範囲が最も広い製品なので、被着体の材質や貼付け時の環境などによるテープの使い分けが不要となる、産業分野待望のマルチな1本と言えます。
また容易に接合できる両面テープなので、スポット溶接やビス留めの場合には欠かせない専門的技術も不要です。昨今の課題となっている技能労働者不足の対策としてもうってつけです。
新製品「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」は厚み別に3種類あり、主に化成品商社を通じて販売します。0.8ミリ厚10mm×33mの場合、メーカー希望小売価格は3,419円(税別)です。
≪3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープについて≫
1976年、自動車のボディにサイドモールを装着する目的で3Mはアクリルフォームを基材とした両面テープを開発しました。主な特長は以下の通りです。
・ 耐熱性・耐候性に優れ高い接着力を発揮する
・ 変形追従性を備え応力を分散するので、膨張率が異なる異種材料の接合でも剥がれにくい
・ 独立発泡構造のフォームテープなのでシール性が高い
・ フォームの柔軟性により振動を吸収する
日本では「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ」の販売を1984年に開始、国内でも研究や用途開発を続け現在では100種類を超えるバリエーションがあり、スポット溶接やビス留めに替わる接合方法として幅広く採用されています。国内販売開始30周年の2014年、幅広い素材に対して強力な接着力を発揮する新製品である「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」を国内で開発、販売を開始しました。
■新製品「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」 各種特性
製品番号:色/テープ厚み(mm)/90度方向剥離力(N/cm)/T型剥離力(N/cm)/せん断接着力(N/cm2)/引張接着力(N/cm2)
Y-4180-04:灰色/0.4/20/11/161/73
Y-4180-08:灰色/0.8/27/15/101/49
Y-4180-12:灰色/1.2/32/18/87/45
(剥離力、接着力はSUS304BA:ステンレスに対する特性)
~~~展示会「N+(エヌプラス) 接着・接合・ファスニング展(JOINTEC)」への出展
および、9/19開催セミナーへの登壇について(参加ご検討のお願い)~~~
当社は、9月17日(水)~19日(金)に東京ビッグサイトで開催される同展示会に出展します。
Bonding Solution―異種材料を強固に接着する「両面テープ」と「接着剤」について、新製品「3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180」などを中心に展示し、接合に関する困りごとに対する解決方法を提案いたします。(小間番号 H-10)
また、同展示会の会期中、9月19日(金)にはエヌプラスセミナーに登壇します。
セッション「N8 未来をデザインする新素材フォーラム【接着・接合・離型】」にて、「3Mの新しい粘接着ソリューション」と題した講演を行います。「低表面エネルギー面への前処理なしでの粘接着」、「高耐熱と靱性を両立した接着」などの要望に対する新しいソリューションについて説明します。同セッションは10:15開始です。(セミナーの参加には事務局への事前申込が必要です。)
■セミナー参加をご希望の際は、以下の必要事項をご記入いただきFAX(03-6409-5814)にてお送りくだくか、e-mail(ftakada@mmm.com)にてご連絡ください。当社にて参加登録をさせていただきます。ご検討いただきたく、どうかよろしくお願い申し上げます。
◆会社名
◆媒体名
◆氏名
◆メールアドレス
◆会社所在地
〒
◆電話番号
【3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は新しいアイデアのひらめきを何千もの独創的な製品へとカタチにします。創造性を共有する企業文化は、皆様の生活を豊かにするために絶えずテクノロジーを生み出します。3Mはイノベーションカンパニーであり、これからも革新的な製品をつくり続けます。世界70カ国以上に拠点を持ち、売上高は310億ドル、社員数は8万9,000人です。さらに詳しい情報はwww.3M.comをご覧ください。また、3Mジャパングループに関する詳しい情報はwww.mmm.co.jpをご覧ください。
『3M™ VHB™ アクリルフォーム構造用接合テープ Y-4180』に関するお問い合わせは、
カスタマーコールセンター TEL: 0570-011-511
※3M、VHBは、3M社の商標です。
※1.「PP」 ポリプロピレン
※2.「ABS」 共重合合成樹脂
※3.「前処理なしに」 製品は用途に応じて十分な接着力を発揮するか検証の上利用いただいています。
