NI AWR設計環境バージョン13、販売開始
2017/04/06
AWR Japan(株) (ナショナルインスツルメンツ)
~新機能と拡張機能により、RF / マイクロ波の設計エンジニアリングの生産性が向上~
NI AWR Design Environment (NI AWR設計環境)の最新アップデート版であるバージョン13(以下V13)がリリースされました。これは、2017年最初の主要なアップデートです。V13の主な新機能および拡張機能では、通信、フェーズドアレイレーダおよびその他の電子システムで一般的に見られる高集積RF /マイクロ波部品に伴う設計上の課題を解決します。
NI AWR設計環境V13は、モノリシック・マイクロ波集積回路(MMIC)、RFIC、マルチチップ・モジュール、およびプリント回路基板(PCB)技術をサポートする、設計フロー管理およびシミュレーション機能が数多く刷新されています。Microwave OfficeのAPLACハーモニックバランス(HB)およびVisual System Simulator™(VSS)のシステムレベルのシミュレーションエンジンでシミュレーション機能が拡張されたほか、AXIEMプレナ3次元電磁界(EM)ソルバおよびAnalyst™の任意の3次元電磁界(EM)ソルバが高速になりました。
EMレイアウトの簡略化やポートの生成、単一プロジェクトにおける複数技術のプロセスデザインキット(PDK)、OpenAccess(回路図)データベースの新規サポート、Spectre のRFICネットリストのためのAPLAC協調シミュレーションサポートと合わせて、マルチチップ・モジュールの設計自動化とシミュレーションが強化されました。 PCB設計では、新しいインポートウィザードがODB ++とIPC2851データベースをサポートし、主流のサードパーティのPCBレイアウトツールとの相互運用性を提供します。また、新しいレイアウト編集機能が追加され、複数技術管理の簡略化が追加されました。 さらに、V13の新しいEM Socket IIのアーキテクチャにより、AWR Connected™パートナーソリューションのサードパーティであるANSYS社、CST社、Sonnet社とのEMシミュレーションフローが改善され、NI AWR設計環境内において代替EMシミュレータにアクセスできるようになりました。
V13では、5Gの候補となっている変調波形とフェーズドアレイ動作モデルの改善が新しい通信ライブラリを通じて提供され、RFフロントエンドのコンポーネント測定を高精度に解析し、特定のシステム要件に対応します。RFパワーアンプの設計者は、VSSのシステムレベルでのロードプル解析を使用して、隣接チャネル電力比(ACPR)やエラーベクトルマグニチュード(EVM)などの通信性能メトリックの等高線を生成できます。RFフィルタの設計者は、iFilter™合成ツールの新機能を利用して製品開発を加速することができ、トランスフォーマ、電力分配器、ミキサなどの受動/制御部品の設計者は、より堅牢な設計のために独自の遺伝的アルゴリズムを使用した新しい合成機能と強力な最適化方法の恩恵を受けることができます。
設計の自動化とシミュレーションの拡張の他、インタラクティブに手引するヘルプと、ナレッジベースの内容によってソフトウェアへの新しい知見をもたらすために、ユーザサポートが拡張されました。
【V13の主な新機能および拡張機能】
設計環境および自動化
- 高度な複数技術プロジェクトのサポート
- 新しい最適化方法の追加
- トランスミッションゼロ点を追加したiFilter
- OpenAccess回路図のインポート/エクスポート
- 機能向上したグラフマーカー
- HB/トランジェント解析のマーチングウェーブフォーム
- 合成ウィザード(受動/ミキサ)の追加
- 回路/システムのシミュレーションとモデル/ライブラリ
- トランジェントおよびtransient-assisted HB (TAHB)の改善
回路エンベロープシミュレーションの拡張
- 受動モデルの拡充
- Spectreネットリストの協調シミュレーション
- 5Gの候補となる波形ライブラリの追加
- システムロードプル (ACPR, EVM)とネスト化したソース/ロードプルの追加
- LTE-A、レーダおよびフェーズドアレイモデルライブラリの拡充
EMシミュレーション/モデリング
- 解析スピードとソルバの向上(メッシング、ポート、マトリックスソルブ)
- AFSアルゴリズムの改良
- EMポートの改良
- Analystによる表面粗さのモデル化
- 3Dエディタコマンドの追加
- HFSS、CSTおよびSonnetへの双方向リンクの拡張
物理的設計およびレイアウト
- PCBレイアウトのインポート(ODB++ と IPC2851)
- シェイププリプロセッサ・モディファイアの拡張
- レイアウト編集の改良
ユーザサポート
- 手引するヘルプ(GH)によるインタラクティブなドキュメントの追加
- ウェブサイト上のナレッジベース(KB)の拡充
NI AWR 設計環境V13の詳細および拡張/追加機能に関する技術資料は、www.awrcorp.com/jp/what-is-newをご覧ください。
【価格および販売について】
NI AWR設計環境V13の価格、販売、仕様およびライセンスに関するお問い合わせは、各国の営業担当にお問い合わせください。
日本国内のお問い合わせ先:
AWR Japan株式会社 (ナショナルインスツルメンツ)
TEL: 03-6735-7400
FAX: 03-6735-7401
Eメール: awr.info.jp@ni.com
NI AWR Design Environment (NI AWR設計環境)の最新アップデート版であるバージョン13(以下V13)がリリースされました。これは、2017年最初の主要なアップデートです。V13の主な新機能および拡張機能では、通信、フェーズドアレイレーダおよびその他の電子システムで一般的に見られる高集積RF /マイクロ波部品に伴う設計上の課題を解決します。
NI AWR設計環境V13は、モノリシック・マイクロ波集積回路(MMIC)、RFIC、マルチチップ・モジュール、およびプリント回路基板(PCB)技術をサポートする、設計フロー管理およびシミュレーション機能が数多く刷新されています。Microwave OfficeのAPLACハーモニックバランス(HB)およびVisual System Simulator™(VSS)のシステムレベルのシミュレーションエンジンでシミュレーション機能が拡張されたほか、AXIEMプレナ3次元電磁界(EM)ソルバおよびAnalyst™の任意の3次元電磁界(EM)ソルバが高速になりました。
EMレイアウトの簡略化やポートの生成、単一プロジェクトにおける複数技術のプロセスデザインキット(PDK)、OpenAccess(回路図)データベースの新規サポート、Spectre のRFICネットリストのためのAPLAC協調シミュレーションサポートと合わせて、マルチチップ・モジュールの設計自動化とシミュレーションが強化されました。 PCB設計では、新しいインポートウィザードがODB ++とIPC2851データベースをサポートし、主流のサードパーティのPCBレイアウトツールとの相互運用性を提供します。また、新しいレイアウト編集機能が追加され、複数技術管理の簡略化が追加されました。 さらに、V13の新しいEM Socket IIのアーキテクチャにより、AWR Connected™パートナーソリューションのサードパーティであるANSYS社、CST社、Sonnet社とのEMシミュレーションフローが改善され、NI AWR設計環境内において代替EMシミュレータにアクセスできるようになりました。
V13では、5Gの候補となっている変調波形とフェーズドアレイ動作モデルの改善が新しい通信ライブラリを通じて提供され、RFフロントエンドのコンポーネント測定を高精度に解析し、特定のシステム要件に対応します。RFパワーアンプの設計者は、VSSのシステムレベルでのロードプル解析を使用して、隣接チャネル電力比(ACPR)やエラーベクトルマグニチュード(EVM)などの通信性能メトリックの等高線を生成できます。RFフィルタの設計者は、iFilter™合成ツールの新機能を利用して製品開発を加速することができ、トランスフォーマ、電力分配器、ミキサなどの受動/制御部品の設計者は、より堅牢な設計のために独自の遺伝的アルゴリズムを使用した新しい合成機能と強力な最適化方法の恩恵を受けることができます。
設計の自動化とシミュレーションの拡張の他、インタラクティブに手引するヘルプと、ナレッジベースの内容によってソフトウェアへの新しい知見をもたらすために、ユーザサポートが拡張されました。
【V13の主な新機能および拡張機能】
設計環境および自動化
- 高度な複数技術プロジェクトのサポート
- 新しい最適化方法の追加
- トランスミッションゼロ点を追加したiFilter
- OpenAccess回路図のインポート/エクスポート
- 機能向上したグラフマーカー
- HB/トランジェント解析のマーチングウェーブフォーム
- 合成ウィザード(受動/ミキサ)の追加
- 回路/システムのシミュレーションとモデル/ライブラリ
- トランジェントおよびtransient-assisted HB (TAHB)の改善
回路エンベロープシミュレーションの拡張
- 受動モデルの拡充
- Spectreネットリストの協調シミュレーション
- 5Gの候補となる波形ライブラリの追加
- システムロードプル (ACPR, EVM)とネスト化したソース/ロードプルの追加
- LTE-A、レーダおよびフェーズドアレイモデルライブラリの拡充
EMシミュレーション/モデリング
- 解析スピードとソルバの向上(メッシング、ポート、マトリックスソルブ)
- AFSアルゴリズムの改良
- EMポートの改良
- Analystによる表面粗さのモデル化
- 3Dエディタコマンドの追加
- HFSS、CSTおよびSonnetへの双方向リンクの拡張
物理的設計およびレイアウト
- PCBレイアウトのインポート(ODB++ と IPC2851)
- シェイププリプロセッサ・モディファイアの拡張
- レイアウト編集の改良
ユーザサポート
- 手引するヘルプ(GH)によるインタラクティブなドキュメントの追加
- ウェブサイト上のナレッジベース(KB)の拡充
NI AWR 設計環境V13の詳細および拡張/追加機能に関する技術資料は、www.awrcorp.com/jp/what-is-newをご覧ください。
【価格および販売について】
NI AWR設計環境V13の価格、販売、仕様およびライセンスに関するお問い合わせは、各国の営業担当にお問い合わせください。
日本国内のお問い合わせ先:
AWR Japan株式会社 (ナショナルインスツルメンツ)
TEL: 03-6735-7400
FAX: 03-6735-7401
Eメール: awr.info.jp@ni.com
