新たな市場を生み出す可搬型複合ガス検知システム

タンクやコンテナ・サイロ、マンホール、トンネルなどの閉鎖空間から屋外や広い場所に至るまで、ガス漏れの危険は常に存在します。X-zone 5500可搬型エリアモニタリングシステムは、容易に携帯して配置場所の変更ができるため、いつどこでも最大6種類のガスをモニターすることができます。さらに、国内無線認証の取得により、ワイヤレス機能の使用が可能になったため、使い勝手の良さが一層向上されています。

本新製品は、これまでケーブルによる接続が必要であった現行機に無線（ワイヤレス）による相互接続機能が付加されたモデルです。ワイヤレスによりX-zone 5500同士を最大25台まで相互接続することができ、広範囲のエリアをより簡単にモニタリングすることが可能になっています。X-zone 5500が有害ガスや酸素濃度の低下を検知すると、その警報信号を相互接続された全ユニットに転送して、危険を知らせます。ガスを検知したX-zone 5500の警報ランプは、接続されているその他のユニットとは異なるため、有害物質の発生場所とガス種を容易に認識することができます。

X-zone 5500は、ポータブルガス検知器のX-am 5000シリーズを搭載して使用します。X-am 5000シリーズのガス種に応じて、最大で6種類のガスを連続モニタリングでき、可搬性を一層向上させるワイヤレス機能との組合せにより、必要なときに必要な場所の安全を容易に確保することが可能です。これは、プラント定期修理の仮設ガス検知器の代わりやガス検知器の常設が難しい場所・状況、メンテナンス場所が点在している場合などに大変便利なソリューションです。