カラーアニメーション用のプログラム可能な12×16ドットマトリックスLEDドライバ
カリフォルニア州ミルピタス:2022年7月30日-ISSIの一部門であるLumissil Microsystemsは本日、IS31FL3723を発表しました。IS31FL3723はゲームアクセサリ、黒物または白物家電のヒューマンマシンインターフェース(HMI)、およびMini LEDディスプレイアプリケーションのバックライト向けの改良型の高コストパフォーマンス、マトリックスLEDドライバです。マトリクスアーキテクチャにより、設計者はディスプレイアプリケーションで使用されるLEDアレイのカラーアニメーションを柔軟に構成および制御できます。
IS31FL3723はソフトウェアで構成可能なLEDドライバです。それぞれが12×16LEDマトリックスをサポートし、12のスキャンスイッチと16の電流シンクをサポートし、最大192(64RGB)のLEDをコントロールします。最大8のデバイスインスタンスをカスケード接続し、1,536(512RGB)LEDをサポートすることができます。1つのデバイスがマスタとして機能し、残りの7個のデバイスがマスタと同期するスレーブとして機能させることができます。IS31FL3723は1MHz I2Cインターフェースにより設定可能です。各LEDは個別にオン/オフ制御でき、256レベルのLED調光と256レベルのホワイトバランス補正が可能です。PWM周波数は可聴範囲外の26.7kHz(最大)まで選択可能です。ドライバはゴースト効果の原因となる出力またはPCBトレースの寄生容量を排除するゴースト除去機能を備えています。各LEDはオープンまたはショート状態を検出し、その場所をプロセッサの読み出し用のレジスタに格納できます。
IS31FL3723は前世代のマトリックスドライバのフィードバックに基づいて設計された、使いやすく構成可能なマトリックスLEDドライバです。Marketing VP Ven Shanは「Lumissil Microsystemsは、LEDドライバ技術のリーダーとして、品質を犠牲にすることなく機能とコストの適切なバランスを保ちながら、実用的な製品の改善を継続的に追求しています。」と述べるとともに、「これによりIS31FL3723はゲームアクセサリ、黒物または白物家電、Mini LEDディスプレイのバックライトなど、幅広い用途に適した高コストパフォーマンスなソリューションです。」と述べています。IS31FL3723はシステム設計者にイメージ効果の遅延を回避するためのゴースト除去機能とともに、大規模なアレイ内の障害または欠陥があるLEDを特定する機能を提供します。2.7~5.5VDCの電源範囲、-40⁰C~+125⁰Cの温度範囲で動作し、QFN-48(6mm×6mm)パッケージで提供されます。IS31FL3723は黒物または白物家電のHMIまたはMini LEDディスプレイのバックライト用の大型LEDアレイ、黒物家電アプリケーションのキーボード、マウス、ヘッドセットなどのゲームアクセサリ、ホームセキュリティ/オートメーションコントロールパネル/サーモスタット、スマートスピーカのようなIoT/AIoTデバイス、白物家電の冷蔵庫、洗濯機、調理レンジなどの製品をターゲットにしています。
