【DMX218】は、最大8台のRS232C機器がコントロール可能なスイッチング電源(AC100V)内蔵のマルチプレクサ。制御器1台と8台の端末機器間でデータを送受信、マスタ(チャンネル0)とスレイブ(チャンネル1〜8)においてデータ通信を行う仕組みで、マスタ側に接続されたPCなどの制御機器からチャンネルを切換えられる。また、ポーリング機能を搭載、各チャンネルにバッファメモリを有するため、マスタと未接続状態にある端末機器のデータも保持する(送信バッファ：512Byte／受信バッファ：1024Byte)。さらに、各チャンネルに対して個別に通信条件が設定でき、通信速度：600bps〜115.2Kbps、ストップビット：1／2、パリティ：奇数／偶数／なし、ビット長：7／8、フロー制御：有効／無効、RTS／CTS。チャンネル切換え以外にも制御コマンドを搭載しているので、ホストアプリケーションの負担を軽減、RoHS対応で環境にも配慮。主な仕様は以下。
(1)温度条件：±0〜＋50℃
(2)湿度条件：30〜80％(結露なきこと)
(3)入力電圧範囲：AC85〜132V(50／60Hz)
(4)コネクタ：Dsub9ピンオス(DTE配列)、Dsub両側の留めネジはインチサイズ
(5)寸法：(W)245×(D)175×(H)70mm(ゴム足などの突起物は除く)
(6)重量：約765g