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【カタログプレビュー】神奈川県 慶應義塾大学内に新たな3Dプリンターの拠点を開設

ホッティーポリマー株式会社は、2023年10月に慶應義塾大学 理工学部 中央試験所(矢上キャンパス)と地域産学官共同研究拠点整備事業に関する契約を締結し、同所内に「ホッティーポリマー3Dプリンターオープンラボ」を開設致しました。
近年新たな一つの製造方法として注目を集めている3Dプリンターを同所内に設置し、産学官連携による更なる技術開発を図るべく方式の異なる3Dプリンターを4台設置しております。
中央試験所は産学官連携拠点の一つと認識されており、学内のみならず近隣の企業の方にも幅広く3Dプリンターをご活用頂くことが可能です。
弊社は「ホッティーポリマー3Dプリンターオープンラボ」でのオープンイノベーションを通じて、新たな価値の創出や製品・サービスの創出、及び産業界への貢献を行って参ります。
企業ロゴ

企業基本情報

社名:
ホッティーポリマー(株)
住所:
〒 131-0032
東京都 墨田区東向島4-43-8
Web:
http://www.hotty.co.jp/

おすすめ情報

  • シリコーンゴム3Dプリンタ受託加工

    ホッティーポリマーでは、UV(紫外線)硬化型液体積層造形方式(LAM方式)のSILICOM(シリコム)による造形や、簡易樹脂型製作による少量製作のニーズに対応している。今までは試作用金型の製作やゴム板の切削加工での製作が一般的であったシリコーンゴムの試作や少量生産において、シリコムを用いた造形や、3Dプリンタによる簡易樹脂型を製作しシリコーンゴムを成型する受託加工を開始。切削加工においてはその原料となる平板を削りながら製作するため、形状によっては大きなロスが発生する。また金型での製作においてはコストが高いため試作の実施が容易には実施できないのが現状となっている。同社の受託加工においては、UV(紫外線)硬化型液体積層造形方式により製作するため、ロスの大幅な低減となりコストの低減が可能。製作可能な形状についても、独自技術である「架橋接合(特許申請中)」によりさまざまな形状での製作が可能。また、簡易樹脂型での製作もアルミなどによる試作型の製作よりもコストを下げて製作することが可能。

  • WASP社製 デルタ型ペレット方式(FGF)3Dプリンタ 4070 HDP/60100 HDP/3MT HDP

    【4070 HDP/60100 HDP/3MT HDP】は、デルタ型ペレット方式(FGF:Fused Granular Fabrication)を採用した伊・WASP社の3Dプリンタ。従来のフィラメント方式とは異なりペレットを直接使用できるため、近年問題となっている廃プラスチックや海洋ゴミ、汎用プラスチックなどさまざまな材料での対応が可能。「60100 HDP」はスーパーエンプラでの造形も行えるほか、材料コストの大幅な削減も実現。製造業や材料研究開発をはじめ、サステナブルな製品の製作やアート、家具など幅広い分野で活用できる。

  • 高圧電線被覆用シリコーンゴムチューブ

    本製品は、電気自動車(EV、HEV)の高電圧、大電流化に対応した高い絶縁強さと柔軟性を兼ね備えた高性能シリコーンチューブ。高耐電圧タイプと難燃タイプの2タイプをラインアップ。一般的なシリコーンゴムは絶縁破壊強さが25kV/mmであるが、本製品は高耐電圧タイプ:約40kV/mm、難燃タイプ:約37kV/mmと高い絶縁破壊強さを達成。難燃タイプは難燃性の国際基準であるUL-94においてV-1相当の難燃性を実現。また、シリコーンゴムであることから柔軟性を有しており、かつ高い絶縁破壊強さにより被覆層を薄くしても絶縁性能の確保が可能。チューブの製作はもちろんのこと、異形押出やコンプレッション成形にも対応。