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【カタログプレビュー】難燃性エラストマーチューブ エコなんねんチューブ

【エコなんねんチューブ】は、環境に優しく、難燃の国際的な規格であるUL燃焼試験においてV-0に相当する低硬度エラストマーチューブ。従来の熱可塑性エラストマーの難燃性は硬度80°以上の物が主流であり、かつ難燃レベルV-0を実現させるために材料自体が硬くて脆く成形には不向きであったのが現状であるが、本製品はこれらの課題を解消することが可能。また柔軟性に優れ、かつ可塑剤として鉱物油を使用しているが、過剰な柔軟化や硬化をさける適切な鉱物油を選定し、製品の品質保持を可能とする配合比の最適化によりチューブの細化や硬化の問題がない。近年環境対策や難燃基準が厳しくなるエレクトロニクス製品や自動車製品のチューブとして適している。さらに、鉄道車両用難燃規格である車材燃試試験にも適合しており、鉄道車両用のチューブとしての活用も可能。規格サイズをラインアップしているが、カスタムにも対応している。
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企業基本情報

社名:
ホッティーポリマー(株)
住所:
〒 131-0032
東京都 墨田区東向島4-43-8
Web:
http://www.hotty.co.jp/

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    ホッティーポリマーでは、UV(紫外線)硬化型液体積層造形方式(LAM方式)のSILICOM(シリコム)による造形や、簡易樹脂型製作による少量製作のニーズに対応している。今までは試作用金型の製作やゴム板の切削加工での製作が一般的であったシリコーンゴムの試作や少量生産において、シリコムを用いた造形や、3Dプリンタによる簡易樹脂型を製作しシリコーンゴムを成型する受託加工を開始。切削加工においてはその原料となる平板を削りながら製作するため、形状によっては大きなロスが発生する。また金型での製作においてはコストが高いため試作の実施が容易には実施できないのが現状となっている。同社の受託加工においては、UV(紫外線)硬化型液体積層造形方式により製作するため、ロスの大幅な低減となりコストの低減が可能。製作可能な形状についても、独自技術である「架橋接合(特許申請中)」によりさまざまな形状での製作が可能。また、簡易樹脂型での製作もアルミなどによる試作型の製作よりもコストを下げて製作することが可能。

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