1．概要
株式会社ナナオ（本社：石川県白山市、代表取締役社長：実盛 祥隆）は、セキュリティ市場などへ向けて、ビデオ入力とPC入力に対応した43cm（17.0）型カラー液晶モニター DuraVision FDS1701を2月18日より発売します。価格はオープン。
＊オープン価格の商品は標準価格を定めていません。参考価格（EIZOダイレクト価格・税込）は、64,800円。

DuraVision FDS1701は、PCアナログ入力に対応したD-Sub 15ピン（ミニ）コネクタに加え、接続部がしっかりとロックでき、セキュリティ市場において広く用いられているコンポジット（BNC）端子を搭載。セキュリティカメラなどと接続して、ビデオ信号の入力・表示が行えます。
解像度や輝度、コントラストなどの表示スペックは、現在、日本のセキュリティ市場で採用されているコンポジット端子搭載の17型モニターと同等の数値を維持しつつ、低価格化を実現しています。信頼性においても、他のEIZOの液晶モニター同様に、企画・開発から生産・品質管理に至るまで自社グループ一貫した体制のもとで、定格値に余裕を設けて設計しており、24時間の連続使用で長期2年間保証を実現。コストパフォーマンスに優れています。

表示性能については、約1677万色の鮮明なフルカラー表示が行えるほか、ビデオ入力信号を輝度信号（Y信号）と色情報信号（C信号）に分離処理する3次元YC分離機能を採用しており、色のにじみやチラツキを抑えた高画質な表示が可能です。
また、通常の液晶モニターと同様のオーバースキャン（95％）表示と、通常では表示されない領域も表示できるアンダースキャン（100％）表示の切り替えが可能なため、アンダースキャン表示で運用している既設のシステムにそのまま採用することができ、CRTモニターからの置き換えにも最適です。

カラー映像方式は、日本や北米で主流のNTSCはもちろん、PAL、SECAMにも対応。電源もワールドワイド対応を行っているため、さまざまな機器との接続やシステムへの組込みにも柔軟に対応できます。また、ステレオスピーカーを内蔵しており、スピーカーの別付けが不要です。
製品の形状は、スタンド付きの標準モデルに加え、スタンドなしのフリーマウントモデルをラインナップ。オプションのアームも用意しており、壁掛けなどの取り付けニーズにも対応します。