カトーテック、電池セパレータフィルムの最終品質管理に使えるフィルムの微細な「シワ」測定機を2024年6月から一般受注開始
2024/06/11
カトーテック(株)
電子機器・部品メーカーのカトーテック株式会社(所在地:京都府京都市、代表取締役:加藤 敦子)は、2024年6月より電池セパレータフィルムの「タルミ量」を測定するタルミ測定機を一般ユーザー向けに販売開始することをお知らせいたします。これまで取引実績のあるフィルムメーカーに向けて製造販売を行っておりましたが、公に向けて販売を強化します。
「TRMI-tk タルミ測定機」詳細:https://www.keskato.co.jp/archives/products/trmi-tk
■「タルミ量」とは?リチウムイオン電池の安全性を左右する「シワ」
「タルミ量」とは、セパレータフィルムがTD方向にどのくらいのシワ(ひずみ)が起こっているのかを確認するための数値です。各企業間ではそのようなシワを通称「たるみ」や「平坦度」と呼んでいます。フィルムに大きなたるみが起こってしまうと、シワを原因としてあらゆる問題(突起物の発生、電極のコーティングが不均一になるなど)を引き起こし電池の熱暴走に繋がると考えられています。そのため、セパレータフィルムの「シワ」を確認することはフィルムの安全性を保つために重要です。
■使用例
<製品品質の最終確認として>
一般的には、製造ラインでフィルムの平坦度を確認しているメーカーが多く、カトーテックのタルミ測定機では、製造後(セパレータフィルム)の最終確認として、各メーカーで規定されたタルミ量を確認し、品質管理が行われています。
<フィルム成形条件の検討材料として>
フィルム製造時の成形条件を調整する一つの検討材料として「タルミ量」を確認することができます。シワがどれくらい発生するのかを数字で確認することで、フィルム製造機の成形条件(厚み・強度等)を調整します。
<新規開発品と既存製品との品質比較>
既存製品のタルミ量を基準とし、新規開発品の成形条件の調整や出荷基準に達しているか等の確認を行います。
※リリース詳細はこちら
「TRMI-tk タルミ測定機」詳細:https://www.keskato.co.jp/archives/products/trmi-tk
■「タルミ量」とは?リチウムイオン電池の安全性を左右する「シワ」
「タルミ量」とは、セパレータフィルムがTD方向にどのくらいのシワ(ひずみ)が起こっているのかを確認するための数値です。各企業間ではそのようなシワを通称「たるみ」や「平坦度」と呼んでいます。フィルムに大きなたるみが起こってしまうと、シワを原因としてあらゆる問題(突起物の発生、電極のコーティングが不均一になるなど)を引き起こし電池の熱暴走に繋がると考えられています。そのため、セパレータフィルムの「シワ」を確認することはフィルムの安全性を保つために重要です。
■使用例
<製品品質の最終確認として>
一般的には、製造ラインでフィルムの平坦度を確認しているメーカーが多く、カトーテックのタルミ測定機では、製造後(セパレータフィルム)の最終確認として、各メーカーで規定されたタルミ量を確認し、品質管理が行われています。
<フィルム成形条件の検討材料として>
フィルム製造時の成形条件を調整する一つの検討材料として「タルミ量」を確認することができます。シワがどれくらい発生するのかを数字で確認することで、フィルム製造機の成形条件(厚み・強度等)を調整します。
<新規開発品と既存製品との品質比較>
既存製品のタルミ量を基準とし、新規開発品の成形条件の調整や出荷基準に達しているか等の確認を行います。
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