コンパクトな固定型バーコードリーダを6月末に販売開始。安価でありながら、高分解能0.076mm、高速読取500スキャン/秒を実現。
2010/06/08
アイニックス(株)
自動認識システム販売のアイニックス株式会社(東京都目黒区大橋1-6-2 電話03-5728-7500 代表取締役 平本純也)は、台湾の自動認識機器メーカであるPC Worth International社(No.100, Hisn-Tai Wu Rd., Sec1, Hisn-Chih, Taipei)の固定型バーコードリーダFM480を6月末より販売を開始します。
PC Worth社は、IT企業グループであるCinoグループの中で、バーコード、磁気カード、ICカード、RFID等の自動認識分野を担当する企業です。20年の歴史を持ち、台湾の自動認識業界ではトップレベルの生産量です。アイニックスは、日本市場の正規代理店として平成15年に代理店契約を締結し、同社のバーコードリーダを販売しています。
固定型バーコードリーダFM480は、CCDセンサーを使用したリニアイメージャ方式を採用しており、低価格でありながら0.076mmの高い分解能と500スキャン/秒の高速読取を実現しています。従来のCCD式は、分解能0.10mm、スキャン速度100スキャン/秒が一般的でしたので、それに比べ遥かに高い読取性能を達成しています。しかも、23mm(L)×40mm(W)×45mm(D)のコンパクトサイズであり、プラスチックボディにより僅か95g(USBモデル)と軽量ですので、検体検査装置やキヨスク端末等への組込みばかりでなく、立体倉庫やコンベア等への設置も容易です。
<イメージ処理による高い読取率と信頼性>
汚れや傷のあるバーコードでも高い読取率を実現できるリニアイメージャ方式を採用しています。レーザスキャン方式やCCD スキャン方式のようにスキャンラインを直接的に信号処理する方式では、スキャンラインに傷や汚れがあった場合、読取率の低下をもたらします。しかし、リニアイメージャ方式は、バーコードをイメージ処理していますので、汚れや傷の影響を少なくすることができ、高い読取率を実現できます。しかも、レーザスキャナのような稼動部分がありませんので、衝撃にも強くなっています。
<レーザ式相当の読取距離>
高照度でシャープなエイミングラインは、遠隔読取でも視認性が良く、また、優れた読取性能を実現しています。0.33mmのJANコードの場合、読取距離は、レーザスキャナ並みの約40cmですので、 GS1-128やITF14などのロングバーコードの読取も可能です。読取確認のためのテストボタンを装備していますので、取付け時の位置決めが容易です。
<防塵防滴性能と2種類の読取窓>
埃や水滴がある場所でも安心して使用できるようにIP54の防塵・防滴性能を持っています。また、読取窓は、フロントビューとサイドビューの2種類を用意しましたので、取り付けスペースに合わせて最適なモデルを選択できます。
<ユニバーサルインターフェース>
従来の固定型リーダは、RS232Cが一般的でしたが、FM480は、USBキーボード(HID)とUSBシリアル(COM)も用意しました。また、ユニバーサルモデルは、RS232CとUSBのインターフェースを持つと共に、読取のOK/NG信号や外部トリガー信号にも対応しています。
固定型バーコードリーダFM480は、オープン価格ですが、USBまたはRS232Cインターフェースの参考価格は、29,800円(税別)です。直版、代理店販売、OEM等により、年間3,000台の販売を見込んでいます。
PC Worth社は、IT企業グループであるCinoグループの中で、バーコード、磁気カード、ICカード、RFID等の自動認識分野を担当する企業です。20年の歴史を持ち、台湾の自動認識業界ではトップレベルの生産量です。アイニックスは、日本市場の正規代理店として平成15年に代理店契約を締結し、同社のバーコードリーダを販売しています。
固定型バーコードリーダFM480は、CCDセンサーを使用したリニアイメージャ方式を採用しており、低価格でありながら0.076mmの高い分解能と500スキャン/秒の高速読取を実現しています。従来のCCD式は、分解能0.10mm、スキャン速度100スキャン/秒が一般的でしたので、それに比べ遥かに高い読取性能を達成しています。しかも、23mm(L)×40mm(W)×45mm(D)のコンパクトサイズであり、プラスチックボディにより僅か95g(USBモデル)と軽量ですので、検体検査装置やキヨスク端末等への組込みばかりでなく、立体倉庫やコンベア等への設置も容易です。
<イメージ処理による高い読取率と信頼性>
汚れや傷のあるバーコードでも高い読取率を実現できるリニアイメージャ方式を採用しています。レーザスキャン方式やCCD スキャン方式のようにスキャンラインを直接的に信号処理する方式では、スキャンラインに傷や汚れがあった場合、読取率の低下をもたらします。しかし、リニアイメージャ方式は、バーコードをイメージ処理していますので、汚れや傷の影響を少なくすることができ、高い読取率を実現できます。しかも、レーザスキャナのような稼動部分がありませんので、衝撃にも強くなっています。
<レーザ式相当の読取距離>
高照度でシャープなエイミングラインは、遠隔読取でも視認性が良く、また、優れた読取性能を実現しています。0.33mmのJANコードの場合、読取距離は、レーザスキャナ並みの約40cmですので、 GS1-128やITF14などのロングバーコードの読取も可能です。読取確認のためのテストボタンを装備していますので、取付け時の位置決めが容易です。
<防塵防滴性能と2種類の読取窓>
埃や水滴がある場所でも安心して使用できるようにIP54の防塵・防滴性能を持っています。また、読取窓は、フロントビューとサイドビューの2種類を用意しましたので、取り付けスペースに合わせて最適なモデルを選択できます。
<ユニバーサルインターフェース>
従来の固定型リーダは、RS232Cが一般的でしたが、FM480は、USBキーボード(HID)とUSBシリアル(COM)も用意しました。また、ユニバーサルモデルは、RS232CとUSBのインターフェースを持つと共に、読取のOK/NG信号や外部トリガー信号にも対応しています。
固定型バーコードリーダFM480は、オープン価格ですが、USBまたはRS232Cインターフェースの参考価格は、29,800円(税別)です。直版、代理店販売、OEM等により、年間3,000台の販売を見込んでいます。
