MTSセンサーテクノロジー株式会社（所在地:東京都町田市）は、ハザードエリアに設置できるアブソリュートリニア変位センサーをリリースしました。これらのセンサーは、爆発の可能性のある可燃性ガス(groups IIA, IIB, IIC)や可燃性粉塵の雰囲気での使用に適合しています。それぞれが独立してテストされ認証されたセンサーは、ヨーロッパの規格 ATEX指令94/9/ECに対応しています。

地上設備の応用については、防爆バージョンのTemposonics(R) Rシリーズ、及びGシリーズリニア変位センサーは、製品カテゴリー3D (Zone 2)、3G (Zone 22)に対応することができます。このセンサーをこれらのハザードゾーンで動作させるとき、爆発の危険がある雰囲気の時も、もう発火の危険はありません。また、MTSセンサーは、ハザードエリアでのケアだけでなく、その使い勝手においても設置条件に合ったロッドタイプ、プロファイルタイプの外観に加え、アナログ、CAN、 SSI、Start/Stop などのバラエティに富んだ出力形式を提供します。尚、可燃性ガスを含む環境で最大表面温度は135℃、可燃性粉塵がある雰囲気では100℃です。

MTSリニア変位センサーが長寿命で、高度に安全なのは、強固な構造を採用しているためです。 様々な防護機能が、危険な爆発性雰囲気下での使用時にも発火源になることを防ぎます。 可燃性粉塵を含むハザードエリアに設置したとき、気密のセンサーハウジングが、完全に安全な動作を保証します。 IP67等級のハウジングが、粉塵や水の浸入を防ぎます。 動作時のスパークの生成を防止することによって、センサーは、可燃性ガスの雰囲気下でも安全に動作させることができます。

ATEX指令認証の結果, 非接触、摩耗がない Temposonics(R)リニア変位センサーの使用用途は大きく広がりました。防爆バージョンは、安全に計測できるセンサーとして、紙、テキスタイル、木工加工、発電設備や、エネルギー供給のガスタービン等のハザードエリアでも、その用途は拡大しています。

さらに詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://www.mtssensor.co.jp/pr090330.htm

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