試験機器および変位センサーの世界的なサプライヤーであるMTS Systems Corporation (NASDAQ:MTSC) は、センサー事業部であるMTS Sensorsが、磁歪式直線変位センサーTemposonics® モデルMXRをリリースしたと発表した。

モデルMXRは建機、農機向け用センサーであるMHシリーズのラインナップに新しく加えられる。

モデルMXRセンサーは、建機、農機のアプリケーションにおける厳しい環境に耐えうるように設計されており、お客様には、外付けできる非接触計測のTemposonics® テクノロジーの利点をご理解いただけるだろう。

センサーを油圧シリンダーに組み込まずに使用するアプリケーションは数多くあるが、モデルMXRセンサーは、これまでのフィールドの使用で証明されたテクノロジーをメカニカルパッケージに組み込んでおり、油圧シリンダーに外付けするか、または油圧シリンダーが取り付けられていない場所に取り付けることができる。オフハイウェイ機器のオートメーション化が進む中、本センサーのリリースにより、お客様がパッケージ化された位置検出センサーを選択できるようになり、既にフィールドで稼働している装置の改造やアップグレードが容易にできるようになる。

モデルMXRセンサーは、測長範囲100-600mmでアナログとデジタル出力が選択可能。ステンレスのメカニカルパッケージタイプで、M12コネクターシステムを装備、保護構造はIP69Kで、耐化学薬品性、及び耐環境性が高い。取り付け用に、オプションで球状のロッドエンド、またはジョイントロッドをご注文いただける。

MTSセンサーテクニカルマーケティングマネージャー Luka Korzeniowskiは、「今回開発したモデルMXRセンサーは、MTSセンサーが展開する建機、農機のマーケット向けの製品の一部であり、MTSセンサーは、市場のニーズを理解し、私共のセンサーの知識をご紹介できるソリューションをご提供できるよう、今後もさらに努力を続けていく所存である。」と述べている。

モデルMXRの製品仕様については『こちら』から。

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