試験機器および変位センサーの世界大手サプライヤーであるMTS Systems Corporation (NASDAQ:MTSC) は、センサー事業部が磁歪式直線変位センサー Temposonics® GBSセンサーにSSIインターフェースを追加したと発表した。

SSIインターフェースは、産業環境において、信頼性と信号の堅牢性によって認められている。 「この特長は、Temposonics® GBSセンサーに、さらに価値を追加することになります。本センサーは、例えばガスタービンや蒸気タービンにおける特別なニーズを満たすように設計されており、100℃までの温度で動作させることができます。」とMTS センサー インダストリアルプロダクトマネージャー Dr. Olaf Kissingは説明している。

GBSセンサーに、広く使われている出力のSSIインターフェースを追加し、最大で5ミクロンの分解能が可能になった。また、プログラミングソフトウェアを使用し、同期または非同期の計測モード、計測方向、コーディングおよびデータ長をお客様に設定、また調整していただけるようになった。

本センサーはロッドタイプで、ハンドプログラマーの使用、またコンピュータのUSBポート経由だけでなく、Bluetoothでワイヤレス接続でのプログラミングも可能で、設備の起動やメンテナンスが容易である。本センサーは耐圧性に優れ、センサーヘッドがフラットでコンパクトなため、限られた取り付けスペースでも簡単に取り付けることができる。タービンは、狭いスペースに多数のエレクトロニクスモジュールが取り付けられており、そこで使用するためにGBSセンサーのESD性能は大きなアドバンテージになる。本センサーの測長範囲は25-3250mmで、保護構造はコネクタータイプがIP67、ケーブル直出しタイプがIP68である。

「お客様にはSSIとアナログ出力からお選びいただけ、エレクトロニクスをBluetooth経由で有線または無線でプログラムすることができます。さらに、100℃までの動作温度において信頼性の高い正確な信号を提供します。そしてなんといっても費用効率が高いセンサーです。」とDr. Olaf Kissingは述べている。

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