～テストプラットフォームにより、CIoTデバイスの製品開発を加速～

■キーサイトのT4010S はNB-IoT GCF認証に不可欠なテストプラットフォーム
■NB-IoTおよびCat-Mの初期デザイン／確認から認証までの開発サイクル全体をキーサイトがサポートし、CIoT認証を取得可能


東京、2017年5月24日発– キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長：チエ　ジュン、本社：東京都八王子市高倉町9番22号)(NYSE: KEYS)は、T4010S コンフォーマンス・テスト・システムが、NB-IoTとCAT-Mの認証済みRFテストケースが組み込まれた、唯一のテストプラットフォームであることをGCF*(Global Certification Forum)で発表しました。

ロンドンで4月25日・26日に開催された第50回目のCAG(Conformance and Interoperability Agreement Group)会議にて、キーサイトのT4010Sコンフォーマンス・テスト・システムは、認証済みのGCF RF NB-IoTテストケース、および、RFテストケースとバンドのカバレージ全体(リリース8からリリース13まで)に初めて対応したシステムとして認められました。

キーサイトはCIoT*(セルラーIoT)市場に向け積極的に取り組みを始めています。既存のNB-IoTでは、 GCFバンドすべてにおいて認証済みのRF NB-IoTテストケースを有し、またバンド1、3、28用の認証済みテストケースを有しており、RF NB-IoT GCF認証には必須かつ唯一のテストプラットフォームをキーサイトが提供しています。

当社のWireless SolutionsのシニアディレクターであるGarrett Leesは、次のように語っています。「キーサイトは、NB-IoT GCF認証のRF測定で業界を常にリードしてきましたが、NB-IoTとCat-MのRF認証でも初のテストプラットフォームとなれたことを光栄に思います。これは、キーサイトのCIoT業界に対する取り組みの一例であり、今後もテクノロジーの進化に合わせて、最も包括的なCIoTソリューションをお客様に提供し続けてまいります。」

キーサイトのT4010Sテストシステムは、初期のデザインから検証段階、完全なUE認証まで、製品開発のさまざまな段階で、3GPP規格に準拠したLTE/LTE-AdvancedのRF/RRMからNB-IoT/Cat-MのRFテスト機能まで提供する、オールインワンソリューションです。

※GCF(Global Certification Forum)：通信事業者、モバイル機器メーカー、試験業者等で構成される団体。モバイル機器とモバイルネットワーク間の相互接続試験の仕様と認証手順を策定／提供

※CIoT(セルラーIoT)：モバイルネットワーク網を利用するIoT