東京、2015年3月10日発 –キーサイト・テクノロジー合同会社（職務執行者社長：梅島 正明、本社：東京都八王子市高倉町9番1号）は、MXE EMIレシーバの周波数アップグレードオプションを発表します。これにより、MXE EMIレシーバを既にお持ちのお客様は、最新の測定器を引き続きお使いいただくことができます。キーサイトは、電磁障害コンプライアンステスト専用の測定器であるEMIレシーバの周波数レンジを拡張できる業界唯一のメーカーとなります。

この周波数アップグレードにより、既にご購入いただいているMXE EMIレシーバの最大周波数を8.4、26.5、44GHzに拡張いただけます。アップグレード価格には、インストール作業と校正のほか、1年間の保証期間も含まれています。EMIコンプライアンステストが必要なお客様にとって、既存のオプション、アプリケーション、シリアル番号を保持できるこのアップグレードは、買い替えと比較し手間もかからず割安に、より適切な周波数をご利用いただける機会です。

当社マイクロ波・コミュニケーション事業部マーケティングマネージャーであるSatish Dhanasekaranは次のように語っています。「MXEのプラットフォームはアップグレードが可能なため、お客様のニーズの変化に合わせて、テスト資産も進化させていくことができます。研究開発であっても作業現場であっても、MXEの確度、再現性、信頼性、周波数レンジにより、滞りないテストを行えます。」

この周波数レンジ拡張は、当社サービスセンターにてアップグレード作業を行います。この機会に、資産の使用率向上に役立つ機能や測定アプリケーションをインストールいただくことも可能です。例えば、テスト時間の短縮が可能なタイム・ドメイン・スキャン測定オプション（信号リストの作成に便利なFFTベースの周波数スキャン機能）の追加や、測定器プラットフォームの機能拡張としてWindows 7オペレーティングシステムへのアップグレード／外部信号源制御機能の追加が可能です。

周波数レンジアップグレードは、既にPXA/MXA/EXAシリーズ シグナル・アナライザでもおこなっています。また、当社では、世界中の75を超える地域で、サービスセンターや専門家による技術サポートなどを提供しています。