～新しいソフトウェアにより、デザインの短期化をサポート～

東京、2015年7月30日発 – キーサイト・テクノロジー合同会社（職務執行者社長：梅島 正明、本社：東京都八王子市高倉町9番1号）は、アナログ復調と雑音指数測定アプリケーションをUXA Xシリーズ シグナル・アナライザのソフトウェアオプションとして提供することを発表します。

N9063C アナログ復調測定アプリケーションは、UXAの位相雑音を含む業界最高のRF性能を活かし、AM、FM、FMステレオ、PM信号の復調において、非常に優れた確度を実現しています。ワンボタン測定により、AM変調度、FM偏移、全高調波ひずみ（THD）、SINAD（signal-to-noise-and-distortion）などの算出が可能です。さらに、RFスペクトル、復調波形などを同時に表示できます。

N9069C 雑音指数測定アプリケーションは、雑音指数を高確度で測定でき、最先端の通信機で用いられる受信機や高性能な低ノイズアンプ（LNA）の性能評価にも対応しています。また、測定時のセットアップ、キャリブレーションの実行、雑音指数と利得の特性評価時などが、UXAのワンボタン測定とタッチパネルにより簡単に操作することができます。

N9063CおよびN9069Cのアプリケーションは、PXA、MXA、EXA Xシリーズ シグナル・アナライザ用のN9063A アナログ復調測定アプリケーションおよびN9069A雑音指数測定アプリケーションと完全なコード互換性があります。これにより、既にPXA、MXA、EXAのXシリーズ シグナル・アナライザを含んだ自動測定システムをお使いのお客様も、N9063CやN9069Cのアプリケーションを設定したUXAに簡単に置き換えることが可能です。測定アプリケーションはライセンスキーで管理されており、最小限の休止時間でUXAに追加することが可能です。

業界最高性能のUXAは、当社の独自技術を活用したキーサイトのXシリーズ シグナル・アナライザのフラッグシップモデルです。UXAは、業界最高の位相雑音性能と、510MHzの広帯域にわたる高いダイナミックレンジのリアルタイム解析能力を備えており、既知の信号でも未知の信号でも、広帯域信号を詳細まで確実に表示できます。UXAには、このような最高性能に加え、14.1インチの大型タッチスクリーンも装備されており、多様な測定を直感的に実現することができます。レーダーや電子戦などの航空・防衛分野や、衛星通信システム、次世代無線技術の開発で最先端の信号解析を行うお客様に最適なシグナル・アナライザです。