～複数モジュールの同期機能により、ストリーミング／記録チャネルの総数が増加～

・広帯域デジタルレシーバーにデジタル・ダウン・コンバートのマルチチャネルストリーミング／記録機能を搭載できる新しいオプションを提供
・5G、レーダーおよび衛星通信、宇宙／防衛のアプリケーションに最適
・ポスト解析用に取りこぼしのなく連続したすべてのI/Qサンプルをホストコンピューターの記憶容量が許す限り記録可能

東京、2016年1月8日発 –キーサイト・テクノロジー合同会社（職務執行者社長：チエ ジュン、本社：東京都八王子市高倉町9番1号）は、M9703B AXIe 12ビット高速デジタイザ／広帯域デジタルレシーバーの複数モジュール同期機能を発表します。この機能により、M9703Bで使用可能なストリーミング／記録チャネルの総数が増加します。5G、レーダーおよび衛星通信、宇宙／防衛分野で用いられる、マルチチャネルの位相コヒーレントなデジタル・ダウン・コンバート(DDC)を実現できる新しいオプション(-CB1/-CB2)も提供します。

この高速デジタイザは、可変中間周波数で最大320 MHzの瞬時帯域幅(IBW)を備えており、5G無線モバイルブロードバンドでの新しいテクノロジーの開発ニーズに対応できます。 新しいオプションを推奨ホストコンピューター構成で使用すれば、記録時間が保証され、すべてのI/Qサンプルを記録し、後から解析することができます。 このオプションには、ストリーミング／記録機能の起動と制御用のコマンド・ライン・ソフトウェア・アプリケーションが含まれています。

M9703B のデジタル・ダウン・コンバート オプションー（-CB1/-CB2）は、当社が提供するソリューションのコンポーネントとして、これらの周波数バンドでチャネル動作をすばやく特性評価する際や、研究者がエアインタフェースに代わる方法の設計と検証に必要なチャネルモデルを開発する際に役立ちます。