最先端デバイスの特性評価、ローパワーデバイス評価用の新しいカテゴリの計測器、デバイス電流波形アナライザを発表
2016/04/08
キーサイト・テクノロジー株式会社
~これまで検出できなかった広帯域、微小領域の電流波形が表示可能に~
■最大200MHzの電流波形を14ビットまたは16ビットのダイナミックレンジで表示
■10Aから100pAレベルまでのダイナミック電流を測定
■ローパワーデバイスの消費電力を定量的に評価
東京、2016年4月5日発 – キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長:チエ ジュン、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、最小100pAレベルのダイナミック電流を最大200MHzの帯域幅、1GSa/sのサンプリングレート、14ビットまたは16ビット幅のダイナミックレンジで測定できる、世界初のアナライザを発表します。CX3300シリーズ デバイス電流波形アナライザは、最先端デバイスの特性評価で高速過渡電流の測定が必要な研究者や、ローパワーデバイスの消費電力と消費電流の削減に取り組むエンジニアに最適な新しいカテゴリの計測器です。
最先端デバイスの特性評価とローパワーデバイスの評価は困難なタスクですが、その理由は、高速(1MHzを超える速度)および微小なダイナミック電流(1μA未満)の測定が同時に必要となるからです。しかしながら、既存の測定手法では、大きなノイズ、電圧降下、制限されたダイナミックレンジ、帯域幅などのさまざまな問題があり、微小領域のダイナミック電流が検出されず、測定できないこともしばしば起こります。
このような問題を、キーサイトの新しいCX3300アナライザでは、広帯域電流波形と微小電流波形を同時に測定することで克服しています。14ビットまたは16ビット幅のダイナミック測定レンジを備えているため、1つの計測器でさまざまな測定要件に対応でき、複数の計測器を使用する必要がありません。WXGA 14.1インチのマルチタッチディスプレイによるグラフィカル・ユーザー・インタフェースを搭載し、高度な測定/解析ソフトウェアを使って作業を行えるため、以前は困難だった微小領域の電流波形の測定と解析が、大幅に効率化され容易になります。
当社半導体テストソリューション事業部長の山本 正樹は次のように語っています。「キーサイトの新しいCX3300シリーズ アナライザは、長年の研究の成果であり、広帯域で微小領域のダイナミック電流を測定したいというお客様のニーズに直接対応した画期的なアナライザです。新しいアナライザによって、既存のキーサイトの計測器ポートフォリオがさらに拡充したのみならず、より機能が揃ったデバイス解析用のソリューションをお客様にお届けできるようになりました。」
CX3300アナライザを使用することで、パルス幅が非常に狭い場合(100ns未満)でも過渡電流を測定できるようになります。この機能は、以前測定できなかった波形を表示可能にするため、半導体や高度メモリデバイスを開発するデバイスエンジニアに特に有効です。電流消費波形も、デバイスがスリープ/スタンバイステートであるかアクティブステートであるかに関係なく、任意の時間ポイントで明確に捕捉できます。エンジニアは、デバイスの電力消費の様子をはっきりと確認できるため、定量的な評価をより正確に実施し、デバイスの消費電力/電流をさらに削減できるようになります。
CX3300アナライザは、ダイナミック電流の測定に使用するほか、デバッグツールとしても使用でき、研究開発中に正確な評価が可能になります。デバッグツールとして使用すると、研究開発の効率が大幅に向上し、ターンアラウンド・タイムが短縮されるため、開発プロセスを加速することができます。エンジニアはこのアナライザを使用することで、より積極的な消費電力仕様を作成すること、即ち自信を持って電力削減を行うことができます。
電流波形測定には、WXGA 14.1インチディスプレイが搭載されたCX3300 アナライザと専用の高性能な電流センサを用います。メインフレームは、14ビットまたは16ビット幅のダイナミックレンジ、200MHzの最大帯域幅、1GSa/sの高速サンプリングレートを備えています。低ノイズで広帯域の電流センサは、10Aから100pAレベルまでの電流測定に対応します。
■最大200MHzの電流波形を14ビットまたは16ビットのダイナミックレンジで表示
■10Aから100pAレベルまでのダイナミック電流を測定
■ローパワーデバイスの消費電力を定量的に評価
東京、2016年4月5日発 – キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長:チエ ジュン、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、最小100pAレベルのダイナミック電流を最大200MHzの帯域幅、1GSa/sのサンプリングレート、14ビットまたは16ビット幅のダイナミックレンジで測定できる、世界初のアナライザを発表します。CX3300シリーズ デバイス電流波形アナライザは、最先端デバイスの特性評価で高速過渡電流の測定が必要な研究者や、ローパワーデバイスの消費電力と消費電流の削減に取り組むエンジニアに最適な新しいカテゴリの計測器です。
最先端デバイスの特性評価とローパワーデバイスの評価は困難なタスクですが、その理由は、高速(1MHzを超える速度)および微小なダイナミック電流(1μA未満)の測定が同時に必要となるからです。しかしながら、既存の測定手法では、大きなノイズ、電圧降下、制限されたダイナミックレンジ、帯域幅などのさまざまな問題があり、微小領域のダイナミック電流が検出されず、測定できないこともしばしば起こります。
このような問題を、キーサイトの新しいCX3300アナライザでは、広帯域電流波形と微小電流波形を同時に測定することで克服しています。14ビットまたは16ビット幅のダイナミック測定レンジを備えているため、1つの計測器でさまざまな測定要件に対応でき、複数の計測器を使用する必要がありません。WXGA 14.1インチのマルチタッチディスプレイによるグラフィカル・ユーザー・インタフェースを搭載し、高度な測定/解析ソフトウェアを使って作業を行えるため、以前は困難だった微小領域の電流波形の測定と解析が、大幅に効率化され容易になります。
当社半導体テストソリューション事業部長の山本 正樹は次のように語っています。「キーサイトの新しいCX3300シリーズ アナライザは、長年の研究の成果であり、広帯域で微小領域のダイナミック電流を測定したいというお客様のニーズに直接対応した画期的なアナライザです。新しいアナライザによって、既存のキーサイトの計測器ポートフォリオがさらに拡充したのみならず、より機能が揃ったデバイス解析用のソリューションをお客様にお届けできるようになりました。」
CX3300アナライザを使用することで、パルス幅が非常に狭い場合(100ns未満)でも過渡電流を測定できるようになります。この機能は、以前測定できなかった波形を表示可能にするため、半導体や高度メモリデバイスを開発するデバイスエンジニアに特に有効です。電流消費波形も、デバイスがスリープ/スタンバイステートであるかアクティブステートであるかに関係なく、任意の時間ポイントで明確に捕捉できます。エンジニアは、デバイスの電力消費の様子をはっきりと確認できるため、定量的な評価をより正確に実施し、デバイスの消費電力/電流をさらに削減できるようになります。
CX3300アナライザは、ダイナミック電流の測定に使用するほか、デバッグツールとしても使用でき、研究開発中に正確な評価が可能になります。デバッグツールとして使用すると、研究開発の効率が大幅に向上し、ターンアラウンド・タイムが短縮されるため、開発プロセスを加速することができます。エンジニアはこのアナライザを使用することで、より積極的な消費電力仕様を作成すること、即ち自信を持って電力削減を行うことができます。
電流波形測定には、WXGA 14.1インチディスプレイが搭載されたCX3300 アナライザと専用の高性能な電流センサを用います。メインフレームは、14ビットまたは16ビット幅のダイナミックレンジ、200MHzの最大帯域幅、1GSa/sの高速サンプリングレートを備えています。低ノイズで広帯域の電流センサは、10Aから100pAレベルまでの電流測定に対応します。
