データセンター用のデバイス、光集積回路向けの波長可変レーザー光源を発表
2016/04/14
キーサイト・テクノロジー株式会社
~+17dBmの光パワーレベルによりシリコンフォトニクス部品の検証と、新しいOバンドオプションにより量産試験の高速化を実現~
■ハイパワー波長可変レーザー光源により、テストセットアップにおける損失量の許容範囲を緩和し、ファイバーやプローブの調芯時間を短縮
■プローブ結合や外部変調器の使用時も、光学部品試験に適切な信号レベルでテスト可能
■100GBASE-LR4レシーバーの光サブアセンブリーや光デマルチプレクサーの量産試験スループットを向上
東京、2016年4月11日発 – キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長:チエ ジュン、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、ハイパワー波長可変レーザー光源モジュール 81602Aを発表します。 81602Aは、テストセットアップにおける損失量の許容範囲を緩和し、ファイバーやプローブの調芯にかかる時間を短縮します。 さらに、8160xAファミリー波長可変レーザーモジュールの新しい波長オプションも発表します。この新しい波長オプションは量産試験のスループットを短縮します。
新しい81602Aハイパワー波長可変レーザーは、+17dBm(50 mW)を超える光パワーレベルに達します。 出力パワーが高いため、光集積回路の検証中に、光表面結合時の結合損失や外部変調器の挿入損失を簡単に補正することができます。 そのため、試験に適切な信号レベルと波長での光集積回路のテストが可能です。1250nm~1370nmの波長範囲を備えており、最新のシリコンフォトニック研究にも対応できます。
新しい8160xAシリーズは、LR4およびCWDMレシーバー光サブアセンブリー(ROSA)と光デマルチプレクサーの量産試験のスループットを向上します。
81606Aおよび81608A波長可変レーザー光源モジュールの新しいオプション113は、1240nm~1380nmの波長範囲に対応し、自然放出光が抑制された状態で+13dBmを超えるピーク出力パワーが得られます。 このため、雑音レベルより高いレベルで100ギガビットイーサネットROSAのスペクトラム応答と感度を測定可能となり、マルチプレクサー/デマルチプレクサーのアイソレーションを広い測定ダイナミックレンジで確認できます。
8160xAシリーズの最上位機種の81606A オプション113は、信号対自然放出光比80dB/nm、優れたチューニング確度、200nm/sの双方向掃引でも1ピコメートル以下の再現性を実現できます。81608Aバリューライン波長可変レーザー光源 オプション113は、最大200nm/sの双方向掃引で±1.5 pmの波長再現性を示し、信号対自然放出光比75dB/nmを提供します。同様に81609Aベーシックライン波長ステップ可変レーザー光源にもオプション113をラインナップしています。
新しい波長可変レーザー光源ファミリーの製品はすべて、現在の81600B波長可変レーザーファミリーのプログラミングコマンドおよびN7700Aフォトニック・アプリケーション・スイート(迅速で正確な光測定、光測定器の制御、測定結果の解析用のソリューションソフトウェア)と互換性があります。 こうした共通性があるため、新しいモジュールへの移行や拡張が簡単に行えます。
当社のデジタルフォトニック事業担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるJuergen Beckは次のように語っています。「シリコンフォト二クスの研究者や設計者は、さまざまな波長範囲でプローバーを用いたウエハー試験を実施する必要があるため、信号の減衰という問題を抱えています。 新しいハイパワーのOバンド波長可変レーザーを使用すると、現実的な信号レベルでデザインの特性評価とファンクションテストを実施できます。」
当社のデジタルフォトニック事業担当のシニアマーケティングディレクターである Joachim Peerlingsは、次のように付け加えています。「データセンターの大規模な増築に、トランシーバーメーカーは極めて短期間で100GbEアセンブリー用に製造ラインを拡大しなければなりません。波長の高速挿引をOバンドまで拡大した当社の新しいオプションを搭載すると、レシーバーサブアセンブリーとそのコンポーネントの量産試験を、既に実証された測定方法とソフトウェアを使って、より短時間で行うことができます。」
■ハイパワー波長可変レーザー光源により、テストセットアップにおける損失量の許容範囲を緩和し、ファイバーやプローブの調芯時間を短縮
■プローブ結合や外部変調器の使用時も、光学部品試験に適切な信号レベルでテスト可能
■100GBASE-LR4レシーバーの光サブアセンブリーや光デマルチプレクサーの量産試験スループットを向上
東京、2016年4月11日発 – キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長:チエ ジュン、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、ハイパワー波長可変レーザー光源モジュール 81602Aを発表します。 81602Aは、テストセットアップにおける損失量の許容範囲を緩和し、ファイバーやプローブの調芯にかかる時間を短縮します。 さらに、8160xAファミリー波長可変レーザーモジュールの新しい波長オプションも発表します。この新しい波長オプションは量産試験のスループットを短縮します。
新しい81602Aハイパワー波長可変レーザーは、+17dBm(50 mW)を超える光パワーレベルに達します。 出力パワーが高いため、光集積回路の検証中に、光表面結合時の結合損失や外部変調器の挿入損失を簡単に補正することができます。 そのため、試験に適切な信号レベルと波長での光集積回路のテストが可能です。1250nm~1370nmの波長範囲を備えており、最新のシリコンフォトニック研究にも対応できます。
新しい8160xAシリーズは、LR4およびCWDMレシーバー光サブアセンブリー(ROSA)と光デマルチプレクサーの量産試験のスループットを向上します。
81606Aおよび81608A波長可変レーザー光源モジュールの新しいオプション113は、1240nm~1380nmの波長範囲に対応し、自然放出光が抑制された状態で+13dBmを超えるピーク出力パワーが得られます。 このため、雑音レベルより高いレベルで100ギガビットイーサネットROSAのスペクトラム応答と感度を測定可能となり、マルチプレクサー/デマルチプレクサーのアイソレーションを広い測定ダイナミックレンジで確認できます。
8160xAシリーズの最上位機種の81606A オプション113は、信号対自然放出光比80dB/nm、優れたチューニング確度、200nm/sの双方向掃引でも1ピコメートル以下の再現性を実現できます。81608Aバリューライン波長可変レーザー光源 オプション113は、最大200nm/sの双方向掃引で±1.5 pmの波長再現性を示し、信号対自然放出光比75dB/nmを提供します。同様に81609Aベーシックライン波長ステップ可変レーザー光源にもオプション113をラインナップしています。
新しい波長可変レーザー光源ファミリーの製品はすべて、現在の81600B波長可変レーザーファミリーのプログラミングコマンドおよびN7700Aフォトニック・アプリケーション・スイート(迅速で正確な光測定、光測定器の制御、測定結果の解析用のソリューションソフトウェア)と互換性があります。 こうした共通性があるため、新しいモジュールへの移行や拡張が簡単に行えます。
当社のデジタルフォトニック事業担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるJuergen Beckは次のように語っています。「シリコンフォト二クスの研究者や設計者は、さまざまな波長範囲でプローバーを用いたウエハー試験を実施する必要があるため、信号の減衰という問題を抱えています。 新しいハイパワーのOバンド波長可変レーザーを使用すると、現実的な信号レベルでデザインの特性評価とファンクションテストを実施できます。」
当社のデジタルフォトニック事業担当のシニアマーケティングディレクターである Joachim Peerlingsは、次のように付け加えています。「データセンターの大規模な増築に、トランシーバーメーカーは極めて短期間で100GbEアセンブリー用に製造ラインを拡大しなければなりません。波長の高速挿引をOバンドまで拡大した当社の新しいオプションを搭載すると、レシーバーサブアセンブリーとそのコンポーネントの量産試験を、既に実証された測定方法とソフトウェアを使って、より短時間で行うことができます。」
