産業機器へのリチウムイオン電池導入を加速するマイコン内蔵の大電流対応、電池管理IC ソリューション、第1弾を発売
2016/12/29
ルネサス エレクトロニクス(株)
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:呉 文精、以下ルネサス)は、このたび、電動工具やE-bike(電動アシスト自転車)などの産業機器向けリチウムイオン二次電池の電池管理用に、3~8セルに対応したIC「RAJ240090」と、3~10セルに対応したIC「RAJ240100」を中心とした電池管理IC ソリューションを、2017年1月より、発売開始します。
新ソリューションは、最大50V、10セルまで対応する、ルネサスとしては初めての産業用リチウムイオン電池管理ソリューションです。安全性の高い産業用の電池管理システムを容易に設計できるようにするもので、(1)3~10セルまで対応する産業向けリチウムイオン電池管理ICとしては業界で初めて(注1)マイコンを内蔵しました。これにより、産業用の多様な電池システム仕様に対して、柔軟に対応が可能です。(2)リファレンスソフトウェアやリファレンス回路図、評価ツールや開発立ち上げサポートツールなどをソリューションとして順次提供予定であり、産業機器に初めてリチウムイオン二次電池を採用するユーザにも、システム開発が容易です。さらに、(3)安全性の面では、今回新たに、消費電流25uAという超低消費電力モードをサポートしたため、電池が保管、あるいは放置されていても常時、電池監視機能を動作させることができ、安全の確保が可能です。そして、不具合があった際には、電池を安全に自己遮断するシステムレベルのフェールセーフ機構により、異常が発生した時でもシステムの安全の確保が可能です。
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新ソリューションは、最大50V、10セルまで対応する、ルネサスとしては初めての産業用リチウムイオン電池管理ソリューションです。安全性の高い産業用の電池管理システムを容易に設計できるようにするもので、(1)3~10セルまで対応する産業向けリチウムイオン電池管理ICとしては業界で初めて(注1)マイコンを内蔵しました。これにより、産業用の多様な電池システム仕様に対して、柔軟に対応が可能です。(2)リファレンスソフトウェアやリファレンス回路図、評価ツールや開発立ち上げサポートツールなどをソリューションとして順次提供予定であり、産業機器に初めてリチウムイオン二次電池を採用するユーザにも、システム開発が容易です。さらに、(3)安全性の面では、今回新たに、消費電流25uAという超低消費電力モードをサポートしたため、電池が保管、あるいは放置されていても常時、電池監視機能を動作させることができ、安全の確保が可能です。そして、不具合があった際には、電池を安全に自己遮断するシステムレベルのフェールセーフ機構により、異常が発生した時でもシステムの安全の確保が可能です。
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