世界初、自動運転およびIndustry4.0の中核となる次世代高速ネットワーク「Ethernet TSN」の規格適合性を実証
2016/12/29
ルネサス エレクトロニクス(株)
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:呉 文精、以下ルネサス)は、このたび、Ethernet Time-Sensitive Networking (TSN) 規格に関して、世界で初めて、Ethernet TSNのプラグフェスタにて、Ethernet TSNの最大の特長となるフレーム割り込み処理に関する規格遵守性、および、相互接続性を実証しました。Ethernet TSN は、現在、IEEE802.1のTSNタスクグループにより規格化が進められており、同グループは、イーサネット上の決定的通信 (Deterministic Communication: 遅延時間を保証し、データ消失のない、信頼性の高い通信)を、車載・産業通信の両用途で実現することを目指しています。TSN規格は、現在、プロオーディオ、車両内ネットワーク等に導入が進んでいるEthernet AVB (Audio Video Bridging)規格を拡張したもので、時刻同期、転送制御、割り込み優先制御 (Preemption)、入力データ量統制 (Ingress Policing) を含むいくつかの特徴を持っています。これらの特徴により、Ethernet TSN規格は、自動運転の実現に向けた車載用途、および、Industry 4.0の実現に向けた産業用途に十分対応可能な高速ネットワーク技術に進化します。
ルネサスは、この車載・産業向け両方のネットワークに対応したEthernet TSNのデモを開発し、2016年11月17日からドイツのミュンヘンで開催されるAutomotive Networksと、11月22日からドイツのニュルンベルグで開催されるSPS IPC Drivesに出展します。
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ルネサスは、この車載・産業向け両方のネットワークに対応したEthernet TSNのデモを開発し、2016年11月17日からドイツのミュンヘンで開催されるAutomotive Networksと、11月22日からドイツのニュルンベルグで開催されるSPS IPC Drivesに出展します。
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