自動運転に必須となるカメラ応用ソフトウェア開発がオールインワンで可能な「ADASビュー ソリューションキット」の第2弾を開発
2016/12/29
ルネサス エレクトロニクス(株)
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:呉 文精、以下ルネサス)は、このたび、次世代サラウンドビュー、ミラーレス、ドライバーモニタシステムなどのカメラを応用したADASアプリケーションの開発を加速する「ADASビュー ソリューションキット」を開発しました。昨今、自動運転やADASアプリケーションでは、クルマの周囲を認識するために、車載カメラやレーダーなどのセンサから得た情報を融合して処理をするセンサフュージョンを行うことが主流となっています。今回ルネサスは、センサとして複数のカメラを使用したセンサフュージョンを実現できるよう、本キットを開発しました。このキットは、2016年10月19日に発表した車載ソフトウェア開発環境「R-CarスタータキットPremier」をベースとした、カメラ応用システム向け拡張ソリューションキットで、標準で4個のカメラを搭載しており、最大8個まで追加が可能です。サラウンドビュー用のサンプルソフトウェアと、画像の歪み補正を行うキャリブレーションソフトウェアも含まれており、ADASアプリケーション向けソフトウェアの開発をオールインワンに実現します。2015年の10月8日に発売したADASサラウンドビューキットの第二弾となります。ルネサスは、本キットを2016年11月8日からドイツのミュンヘンで開催されるElectronica 2016に出展します。提供時期と価格は未定です。
詳しくはこちら
詳しくはこちら
