最新世代のVeloceにMIPIプロトコルのエミュレーション対応検証IPを導入し、検証速度を向上
2013/06/20
シーメンスEDAジャパン株式会社
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、メンター・グラフィックスのVeloceハードウェア・エミュレーション・プラットフォームの最新世代に、MIPIプロトコルの検証IP(VIP)を導入したことを発表しました。技術者は、単一あるいは複数のMIPIプロトコル・インタフェースを搭載するSoCなどを含むDUT(Device Under Test)に対して、シミュレーションと比較して桁違いの速度で検証サイクルを実行し、徹底的なストレステストが実施可能となります。
MIPI VIPは、SystemVerilog/UVMやSystemCベースの環境といった、最新のシミュレーション・テストベンチから生成されるスティミュラスを使用することが可能で、Veloce内で稼働するMIPIに準拠した検証対象の設計に、これらのスティミュラスを適用します。テストベンチとVIPは信号レベルのインタフェースではなく、トランザクションレベルで接続されるため、高い性能を発揮します。
今回発表された新しいVIPは、MIPIカメラとディスプレイに基づくCSIおよびDSIプロトコルのユーザを支援し、Questa機能検証プラットフォームとも、Veloceハードウェア・エミュレーション・プラットフォームとも互換性を備えています。
【エミュレーション対応VIPが生産性を向上】
エミュレーション対応VIPは、複数のプロトコル・インタフェースをチップ上に搭載したSoCを検証する際、必要不可欠な要素となっています。ユーザは、サポートされている数種のHVL(High-level Verification Language)環境の1つを使ってテストベンチを開発し、RTLの検証からアクセラレーションまでをシームレスに移行できます。この結果、最先端SoCを新規開発するための効率的かつ生産的な環境を実現し、納品スケジュールを加速します。
「メンター・グラフィックスは、高速でトランザクションベースのSoC検証ソリューションを今後も提供し、業界をリードし続けます。世界有数の電子企業に採用され好評を博しているメンター・グラフィックスのVIPのポートフォリオに、新世代のプラグ&プレイMIPIプロトコル・ソリューションが加わることによって、さらにリーダーシップを強固にするでしょう。MIPI VIPが新たに加わることで、モバイル・マルチメディア、ネットワーキング、ワイヤレス、ストレージといったアプリケーションのハードウェア/ソフトウェア・エミュレーション・ソリューションのトップベンダとしてのメンター・グラフィックスの地位は揺るぎないものとなります。」メンター・グラフィックス、Emulation Division、Vice President and General Manager、Eric Selosseは、上記のように述べています。
新しいMIPI VIPソリューションの利用モードには、従来のインサーキット・エミュレーション(ICE)と、高性能でトランザクションベースのアクセラレーションのモードがあります。MIPI VIPを、QuestaおよびVeloce2と組み合わせると、高性能で使い勝手の良いシステム検証ソリューションが実現し、MIPIデバイスを搭載したSoCを納品スケジュールを妥協することなく開発することができます。
デュアルモードの高性能アクセラレータ/エミュレータであるVeloce2は、トランザクションベースの検証であっても従来のICEであっても旧世代の製品と比べて2倍の性能とキャパシティを発揮します。アプリケーション分野別ソリューションの広範なポートフォリオを展開するVeloce2は、ネットワーキング、ワイヤレス、マルチメディア、ストレージ、組込みシステムといったアプリケーションに最適なプラットフォームです。
製品について詳細は、www.mentorg.co.jp/med/をご覧ください。
MIPI VIPは、SystemVerilog/UVMやSystemCベースの環境といった、最新のシミュレーション・テストベンチから生成されるスティミュラスを使用することが可能で、Veloce内で稼働するMIPIに準拠した検証対象の設計に、これらのスティミュラスを適用します。テストベンチとVIPは信号レベルのインタフェースではなく、トランザクションレベルで接続されるため、高い性能を発揮します。
今回発表された新しいVIPは、MIPIカメラとディスプレイに基づくCSIおよびDSIプロトコルのユーザを支援し、Questa機能検証プラットフォームとも、Veloceハードウェア・エミュレーション・プラットフォームとも互換性を備えています。
【エミュレーション対応VIPが生産性を向上】
エミュレーション対応VIPは、複数のプロトコル・インタフェースをチップ上に搭載したSoCを検証する際、必要不可欠な要素となっています。ユーザは、サポートされている数種のHVL(High-level Verification Language)環境の1つを使ってテストベンチを開発し、RTLの検証からアクセラレーションまでをシームレスに移行できます。この結果、最先端SoCを新規開発するための効率的かつ生産的な環境を実現し、納品スケジュールを加速します。
「メンター・グラフィックスは、高速でトランザクションベースのSoC検証ソリューションを今後も提供し、業界をリードし続けます。世界有数の電子企業に採用され好評を博しているメンター・グラフィックスのVIPのポートフォリオに、新世代のプラグ&プレイMIPIプロトコル・ソリューションが加わることによって、さらにリーダーシップを強固にするでしょう。MIPI VIPが新たに加わることで、モバイル・マルチメディア、ネットワーキング、ワイヤレス、ストレージといったアプリケーションのハードウェア/ソフトウェア・エミュレーション・ソリューションのトップベンダとしてのメンター・グラフィックスの地位は揺るぎないものとなります。」メンター・グラフィックス、Emulation Division、Vice President and General Manager、Eric Selosseは、上記のように述べています。
新しいMIPI VIPソリューションの利用モードには、従来のインサーキット・エミュレーション(ICE)と、高性能でトランザクションベースのアクセラレーションのモードがあります。MIPI VIPを、QuestaおよびVeloce2と組み合わせると、高性能で使い勝手の良いシステム検証ソリューションが実現し、MIPIデバイスを搭載したSoCを納品スケジュールを妥協することなく開発することができます。
デュアルモードの高性能アクセラレータ/エミュレータであるVeloce2は、トランザクションベースの検証であっても従来のICEであっても旧世代の製品と比べて2倍の性能とキャパシティを発揮します。アプリケーション分野別ソリューションの広範なポートフォリオを展開するVeloce2は、ネットワーキング、ワイヤレス、マルチメディア、ストレージ、組込みシステムといったアプリケーションに最適なプラットフォームです。
製品について詳細は、www.mentorg.co.jp/med/をご覧ください。