AWSC、高性能ワイヤレスGaAs ICの検証ツールとしてメンター・グラフィックスのCalibreプラットフォームを採用
2013/09/04
シーメンスEDAジャパン株式会社
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、Advanced Wireless Semiconductor Company(以下AWSC)がモバイル機器などのワイヤレス・アプリケーションに搭載するGaAs ICのゴールデンサインオフ物理検証ソリューションとしてCalibre® nmDRC™およびCalibre nmLVS™を採用したことを発表しました。AWSCは、ファウンドリ業務の一環としてCalibreデザインルールデックを顧客に提供することで、AWSCへの製造引渡し前にファウンドリ要件をすべて満たしたエラーのない設計を確実に実現できるように支援していきます。
「非常に効果的なコマンドやeqDRC(equation-based DRC)をはじめとする他と一線を画す独自の機能を備えたCalibreであれば、RFアプリケーションに高度なデザインルールを簡単に実装できることから、新規ファウンドリ業務へのCalibre導入を決めました。Calibreは急速な成長を遂げる顧客の間で広く採用されており、アジレントAdvanced Design System(ADS)のカスタムRF設計プラットフォームなど、AWSCの顧客のあらゆる設計フローとシームレスに連携します。さらに、メンター・グラフィックスから高度な製品サポートとアプリケーション知識が提供される点もCalibreを選んだ大きな決め手でした。」AWSC、Manager of Product Development Engineering、Louis Lu氏は、上記のように述べています。
「AWSCで製造される最先端RF ICにCalibreが採用されたことを嬉しく思います。今回、AWSCがRFアプリケーション向けの高機能GaAs ICのプロセスにCalibreの利用を決めたことは、比較的大きなフィーチャーのアプリケーションに最先端のCalibreテクノロジを活用しようという世界的な流れに沿ったものです。両社の顧客はともに、元来シンプルなジオメトリを対象として開発されたプロセスに対してより複雑な設計を適用しており、これはAMS/RFプロセスの重要性が増しつつあるモバイル・アプリケーション(スマートフォンやタブレット端末など)において特に顕著です。」メンター・グラフィックス、Calibre Foundry Programs、Director、Shu-Wen Changは、上記のように述べています。
AWSCで使われる高度な機能の一例として、Calibre nmDRCのeqDRCが挙げられます。これは、従来のDRCとDFMプロセスシミュレータの隙間を埋める役割を果たしています。デザインルールのなかには複雑すぎて従来のDRCルール取り込めないものがありますが、eqDRCであれば、こうしたルールを複雑な多変数方程式として表現できるため、製造性に直接影響する2D/3Dの複雑な連携の特性を正確に評価できます。eqDRCを通じて、新しい設計とプロセスの相互作業を包括的に素早く検証できるだけでなく、正確に定量的に評価できることから、ユーザは、設計のトレードオフを緻密に検討したり、最良の解決策を素早く見極めたりすることが可能になります。
AWSCは、台湾新竹市に本拠地を置く、ファウンドリサービス専門企業です。スマートフォンやWi-Fiアプリケーション向けモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)設計のGaAs HBT、pHEMT/IPD、GaAs/Ge CPVによる製造に特化しています。
「非常に効果的なコマンドやeqDRC(equation-based DRC)をはじめとする他と一線を画す独自の機能を備えたCalibreであれば、RFアプリケーションに高度なデザインルールを簡単に実装できることから、新規ファウンドリ業務へのCalibre導入を決めました。Calibreは急速な成長を遂げる顧客の間で広く採用されており、アジレントAdvanced Design System(ADS)のカスタムRF設計プラットフォームなど、AWSCの顧客のあらゆる設計フローとシームレスに連携します。さらに、メンター・グラフィックスから高度な製品サポートとアプリケーション知識が提供される点もCalibreを選んだ大きな決め手でした。」AWSC、Manager of Product Development Engineering、Louis Lu氏は、上記のように述べています。
「AWSCで製造される最先端RF ICにCalibreが採用されたことを嬉しく思います。今回、AWSCがRFアプリケーション向けの高機能GaAs ICのプロセスにCalibreの利用を決めたことは、比較的大きなフィーチャーのアプリケーションに最先端のCalibreテクノロジを活用しようという世界的な流れに沿ったものです。両社の顧客はともに、元来シンプルなジオメトリを対象として開発されたプロセスに対してより複雑な設計を適用しており、これはAMS/RFプロセスの重要性が増しつつあるモバイル・アプリケーション(スマートフォンやタブレット端末など)において特に顕著です。」メンター・グラフィックス、Calibre Foundry Programs、Director、Shu-Wen Changは、上記のように述べています。
AWSCで使われる高度な機能の一例として、Calibre nmDRCのeqDRCが挙げられます。これは、従来のDRCとDFMプロセスシミュレータの隙間を埋める役割を果たしています。デザインルールのなかには複雑すぎて従来のDRCルール取り込めないものがありますが、eqDRCであれば、こうしたルールを複雑な多変数方程式として表現できるため、製造性に直接影響する2D/3Dの複雑な連携の特性を正確に評価できます。eqDRCを通じて、新しい設計とプロセスの相互作業を包括的に素早く検証できるだけでなく、正確に定量的に評価できることから、ユーザは、設計のトレードオフを緻密に検討したり、最良の解決策を素早く見極めたりすることが可能になります。
AWSCは、台湾新竹市に本拠地を置く、ファウンドリサービス専門企業です。スマートフォンやWi-Fiアプリケーション向けモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)設計のGaAs HBT、pHEMT/IPD、GaAs/Ge CPVによる製造に特化しています。