16ビットMCUとしては業界最小レベルのアクティブ電流と新しい低消費電力スリープモードにより、XLP PIC MCUのポートフォリオを拡充
2012/01/11
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン(株)
VBATによるバッテリバックアップ、RAMデータを保持する低消費電力スリープモード、LCDドライバを搭載したPIC24FJ128GA310 ファミリ。
2012年1月10日[NASDAQ: MCHP] – マイクロコントローラ、アナログ、Flash-IP ソリューションのトッププロバイダであるマイクロチップテクノロジー社(日本支社: 神奈川県横浜市港北区新横浜、代表: 渡辺敏弘以下マイクロチップ社)は本日、同社のeXtreme Low Power (XLP)マイクロコントローラ(MCU)製品として新たにPIC24F「GA3」ファミリを加える事を発表しました。このMCU ファミリは16ビットフラッシュMCUとしては業界最小のアクティブ電流を実現し、柔軟性に優れた新しい低消費電力スリープモードを数種類サポートします。PIC24F「GA3」は、150μA/MHzのアクティブ電流を実現するとともに6つのDMAチャンネルを備え、ルーチンをより低い消費電力で実行でき、スループットを向上させる事が可能です。このファミリはマイクロチップ社が継続的に改良に取り組んできたXLP技術の成果を示す製品であり、RAMデータの保持電流を330nAまで低減する新しい低消費電力スリープモードが導入されました。さらに、内蔵リアルタイムクロック/カレンダのバッテリバックアップ用にVBATを搭載した初のPIC MCUです。これらの機能と内蔵LCDドライバをはじめとする多数の周辺機能により、PIC24F「GA3」は、特にコンシューマ(サーモスタット、ドアロック、ホームオートメーション等)、インダストリ (セキュリティ、有線/無線センサ、産業用制御機器等)、医療(携帯医療機器、診断機器等)、計測(電気/ガス/水道メータ、自動検針等)の各分野の製品で、より高効率で低価格のデザインを可能にします。
設計者は、製品が耐用年数に達するまでバッテリの交換が不要のアプリケーションを構築したいといつも考えています。PIC24F「GA3」MCU は、150μA/MHzの動作電流と、各種低消費電力モード、RAM保持電流を330nAに抑える低消費電力スリープモードによって、アプリケーションが消費する総電力を低減し、バッテリ寿命を最大限に延ばす事ができます。主電源が遮断された場合もアプリケーションのリアルタイムクロックが駆動し続けるように、VBATピンを使用して400nAという低消費電力のバックアップ電源を供給する事ができます。さらに、VDDからVBAT電源ピンへの切り換えは、VDDへの供給が遮断されると自動的に行われます。
内蔵 LCDディスプレイドライバは、8本のコモン線により最大480セグメントを直接駆動できる事から、内容をわかりやすく表示するアイコンやスクロール等、より情報量の多い柔軟なディスプレイを構築できます。MCU はmTouch静電容量式センシング、超音波流量計、その他多くのセンサに適用可能な、定電流源を使う充電時間計測ユニット(CTMU)も搭載しています。12ビットの内蔵ADCはしきい値検出機能を備えており、CTMUと組み合わせてスリープ時に近接センシングを動作させれば、消費電力をさらに低減できます。
「PIC24F『GA3』ファミリはマイクロチップ社が低消費電力技術に継続的に投資してきた事の証しです」とマイクロチップ社の先進マイクロコントローラアーキテクチャ部門担当副社長Mitch Obolskyは述べています。「これらの新しいMCUは、バッテリバックアップとRAM 保持用の新しい低消費電力モードを備え、アクティブ電流とスリープ電流を低減する事によって、バッテリ寿命を最大限に延ばす事ができます。その結果、これまでよりも低消費電力かつ高性能の最終製品を設計する事が可能です。」
<開発ツールサポート>
マイクロチップ社は、Explorer 16 開発ボード用のPIC24FJ128GA310プラグインモジュール(製品番号: MA240029)]も発表しました。
このプラグイン モジュールはhttp://www.microchip.com/get/VSKKにてご購入いただけます。480セグメントLCDと組み合わせた評価または開発を検討中のお客様向けに、LCD Explorer 開発ボード(製品番号: DM240314)を、1月よりhttp://www.microchip.com/get/VSKKにて発売する予定です。
2012年1月10日[NASDAQ: MCHP] – マイクロコントローラ、アナログ、Flash-IP ソリューションのトッププロバイダであるマイクロチップテクノロジー社(日本支社: 神奈川県横浜市港北区新横浜、代表: 渡辺敏弘以下マイクロチップ社)は本日、同社のeXtreme Low Power (XLP)マイクロコントローラ(MCU)製品として新たにPIC24F「GA3」ファミリを加える事を発表しました。このMCU ファミリは16ビットフラッシュMCUとしては業界最小のアクティブ電流を実現し、柔軟性に優れた新しい低消費電力スリープモードを数種類サポートします。PIC24F「GA3」は、150μA/MHzのアクティブ電流を実現するとともに6つのDMAチャンネルを備え、ルーチンをより低い消費電力で実行でき、スループットを向上させる事が可能です。このファミリはマイクロチップ社が継続的に改良に取り組んできたXLP技術の成果を示す製品であり、RAMデータの保持電流を330nAまで低減する新しい低消費電力スリープモードが導入されました。さらに、内蔵リアルタイムクロック/カレンダのバッテリバックアップ用にVBATを搭載した初のPIC MCUです。これらの機能と内蔵LCDドライバをはじめとする多数の周辺機能により、PIC24F「GA3」は、特にコンシューマ(サーモスタット、ドアロック、ホームオートメーション等)、インダストリ (セキュリティ、有線/無線センサ、産業用制御機器等)、医療(携帯医療機器、診断機器等)、計測(電気/ガス/水道メータ、自動検針等)の各分野の製品で、より高効率で低価格のデザインを可能にします。
設計者は、製品が耐用年数に達するまでバッテリの交換が不要のアプリケーションを構築したいといつも考えています。PIC24F「GA3」MCU は、150μA/MHzの動作電流と、各種低消費電力モード、RAM保持電流を330nAに抑える低消費電力スリープモードによって、アプリケーションが消費する総電力を低減し、バッテリ寿命を最大限に延ばす事ができます。主電源が遮断された場合もアプリケーションのリアルタイムクロックが駆動し続けるように、VBATピンを使用して400nAという低消費電力のバックアップ電源を供給する事ができます。さらに、VDDからVBAT電源ピンへの切り換えは、VDDへの供給が遮断されると自動的に行われます。
内蔵 LCDディスプレイドライバは、8本のコモン線により最大480セグメントを直接駆動できる事から、内容をわかりやすく表示するアイコンやスクロール等、より情報量の多い柔軟なディスプレイを構築できます。MCU はmTouch静電容量式センシング、超音波流量計、その他多くのセンサに適用可能な、定電流源を使う充電時間計測ユニット(CTMU)も搭載しています。12ビットの内蔵ADCはしきい値検出機能を備えており、CTMUと組み合わせてスリープ時に近接センシングを動作させれば、消費電力をさらに低減できます。
「PIC24F『GA3』ファミリはマイクロチップ社が低消費電力技術に継続的に投資してきた事の証しです」とマイクロチップ社の先進マイクロコントローラアーキテクチャ部門担当副社長Mitch Obolskyは述べています。「これらの新しいMCUは、バッテリバックアップとRAM 保持用の新しい低消費電力モードを備え、アクティブ電流とスリープ電流を低減する事によって、バッテリ寿命を最大限に延ばす事ができます。その結果、これまでよりも低消費電力かつ高性能の最終製品を設計する事が可能です。」
<開発ツールサポート>
マイクロチップ社は、Explorer 16 開発ボード用のPIC24FJ128GA310プラグインモジュール(製品番号: MA240029)]も発表しました。
このプラグイン モジュールはhttp://www.microchip.com/get/VSKKにてご購入いただけます。480セグメントLCDと組み合わせた評価または開発を検討中のお客様向けに、LCD Explorer 開発ボード(製品番号: DM240314)を、1月よりhttp://www.microchip.com/get/VSKKにて発売する予定です。
