有効画素数1258万画素CMOSを搭載した超高精細高速カメラを開発
2008/05/21
東芝テリー株式会社
東芝テリー株式会社は、画像処理用途に特化した有効画素1258万画素CMOSイメージセンサを搭載したカメラCSC12M25BMP19を開発、CleverDragonシリーズの拡充を致しました。
CSC12M25BMP19に搭載しているCMOSイメージセンサは、画像処理用途で要求される機能を高次元で満たす為に当社独自に開発を行い1258万画素という高精細且つ25フレーム/秒という高速化を実現、さらには従来の4MピクセルCMOSカメラ(当社CSB4000シリーズ)と比べ2倍以上の感度を有しています。
主な機能として、全画素を同一のタイミングで露光を行うグローバルシャッタ、任意の複数のエリアのみ読み出しを行うWOI(Window Of Interest)*、高ダイナミックレンジを可能にするマルチスロープ機能など、CSB4000シリーズにて好評を得た機能をそのまま継承しています。画像処理装置、フレームグラバーボードとのインターフェースはカメラリンク規格を採用しました。筐体は一体形で、75×75×69.5mm約400gと小型・軽量のため、産業用機器や画像処理装置への組み込みに適しています。
<開発のポイントと背景>
現在の画像処理用カメラは、高画素のカメラが主流を占めています。一方、画像処理用途に於けるカメラへの要求トレンドは、一層の高画素化、高速化、多機能化が求められております。当社といたしましても、独自にデバイスを開発しグローバルシャッタ機能を持つ高画素CMOSカメラ(CSB4000シリーズ)などでお客様のニーズにお応えして参りましたが、さらなる高精細・高感度・高速化などのニーズにお応えすることが難しくなってきました。
そこで、画像処理用途で要求される機能を満たす為にCMOSイメージセンサを新たに開発し、本製品に搭載致しました。
このCMOSイメージセンサの最大の特長はCSB4000シリーズ同様、CCDと同等に同一タイミングで全画素の同時露光を可能にしたグローバル電子シャッタ方式です。従来のCMOSイメージセンサで採用されている電子シャッタの方式は、ローリングシャッタまたはフォーカルプレーンと呼ばれ、画素の露光タイミングはラインごとに異なるため、メカニカルシャッタ等を用いなければ動的物体をブレ無く撮影する事ができません。
今回開発したCMOSイメージセンサは同一タイミングでの全画素の露光が可能ですので、従来のカCCDメラと同様な使い方が可能です。また、CMOSはその構造上、露光エリアの特定の部分を読み出す事が可能であり、WOI(WindowOf Interest)はこの機能を活用し、不要なエリアを読み出す必要がなくなるため読み出し速度の高速化が可能です。
<主な用途>
・画像処理用途(製造装置、検査装置など)
・車両のナンバー読み取りなどのITS用途
・バーコード、2次元コードの読み取り
・顕微鏡用途ほか
<主な特長>
■有効画素数万1258画素CMOSを搭載
当社独自開発による有効画素4096×3072画素のCMOSイメージセンサを搭載し、超高精細を実現出来ます。
■グローバル電子シャッタ機能
同一タイミングでの全画素の露光が可能で、静止画像を容易に得ることが出来ます。
■WOI(Window Of Interest)機能
ユーザの指定した任意の複数(最大28個)のエリアのみの読み出しを行うことで、読み出し速度の高速化を行えます。
水平及び垂直方向のアドレスを指定して任意のエリアだけを読み出すことが出来ます。
■機器への組込に適した小型・軽量ボディ
75×75×69.5mm、400g約と、小型・軽量の一体形です。DC12V駆動なので、機器組込みに最適です。
■マルチスロープ機能
CMOSセンサ自身で明暗を圧縮して高ダイナミックレンジを実現します。プリセット値のほか、ユーザのオリジナル値も設定でき、外部からセレクトして使用出来ます。
■カメラリンクI/F
フレームグラバーボードの接続には、カメラリンクインターフェースを採用しています。
■TFL−?マウント(弊社オリジナルマウント方式)
レンズマウントは、1258万画素の超高精細を画面の隅々まで生かしきるオリジナルTFL−?マウントを採用しました。Fマウントアダプタ(別売)を使うことによりFマウントレンズの装着が可能、幅広くレンズをお選びいただく事が出来ます。
マシンビジョン&メディカルイメージング営業部
TEL 042−589−8775
CSC12M25BMP19に搭載しているCMOSイメージセンサは、画像処理用途で要求される機能を高次元で満たす為に当社独自に開発を行い1258万画素という高精細且つ25フレーム/秒という高速化を実現、さらには従来の4MピクセルCMOSカメラ(当社CSB4000シリーズ)と比べ2倍以上の感度を有しています。
主な機能として、全画素を同一のタイミングで露光を行うグローバルシャッタ、任意の複数のエリアのみ読み出しを行うWOI(Window Of Interest)*、高ダイナミックレンジを可能にするマルチスロープ機能など、CSB4000シリーズにて好評を得た機能をそのまま継承しています。画像処理装置、フレームグラバーボードとのインターフェースはカメラリンク規格を採用しました。筐体は一体形で、75×75×69.5mm約400gと小型・軽量のため、産業用機器や画像処理装置への組み込みに適しています。
<開発のポイントと背景>
現在の画像処理用カメラは、高画素のカメラが主流を占めています。一方、画像処理用途に於けるカメラへの要求トレンドは、一層の高画素化、高速化、多機能化が求められております。当社といたしましても、独自にデバイスを開発しグローバルシャッタ機能を持つ高画素CMOSカメラ(CSB4000シリーズ)などでお客様のニーズにお応えして参りましたが、さらなる高精細・高感度・高速化などのニーズにお応えすることが難しくなってきました。
そこで、画像処理用途で要求される機能を満たす為にCMOSイメージセンサを新たに開発し、本製品に搭載致しました。
このCMOSイメージセンサの最大の特長はCSB4000シリーズ同様、CCDと同等に同一タイミングで全画素の同時露光を可能にしたグローバル電子シャッタ方式です。従来のCMOSイメージセンサで採用されている電子シャッタの方式は、ローリングシャッタまたはフォーカルプレーンと呼ばれ、画素の露光タイミングはラインごとに異なるため、メカニカルシャッタ等を用いなければ動的物体をブレ無く撮影する事ができません。
今回開発したCMOSイメージセンサは同一タイミングでの全画素の露光が可能ですので、従来のカCCDメラと同様な使い方が可能です。また、CMOSはその構造上、露光エリアの特定の部分を読み出す事が可能であり、WOI(WindowOf Interest)はこの機能を活用し、不要なエリアを読み出す必要がなくなるため読み出し速度の高速化が可能です。
<主な用途>
・画像処理用途(製造装置、検査装置など)
・車両のナンバー読み取りなどのITS用途
・バーコード、2次元コードの読み取り
・顕微鏡用途ほか
<主な特長>
■有効画素数万1258画素CMOSを搭載
当社独自開発による有効画素4096×3072画素のCMOSイメージセンサを搭載し、超高精細を実現出来ます。
■グローバル電子シャッタ機能
同一タイミングでの全画素の露光が可能で、静止画像を容易に得ることが出来ます。
■WOI(Window Of Interest)機能
ユーザの指定した任意の複数(最大28個)のエリアのみの読み出しを行うことで、読み出し速度の高速化を行えます。
水平及び垂直方向のアドレスを指定して任意のエリアだけを読み出すことが出来ます。
■機器への組込に適した小型・軽量ボディ
75×75×69.5mm、400g約と、小型・軽量の一体形です。DC12V駆動なので、機器組込みに最適です。
■マルチスロープ機能
CMOSセンサ自身で明暗を圧縮して高ダイナミックレンジを実現します。プリセット値のほか、ユーザのオリジナル値も設定でき、外部からセレクトして使用出来ます。
■カメラリンクI/F
フレームグラバーボードの接続には、カメラリンクインターフェースを採用しています。
■TFL−?マウント(弊社オリジナルマウント方式)
レンズマウントは、1258万画素の超高精細を画面の隅々まで生かしきるオリジナルTFL−?マウントを採用しました。Fマウントアダプタ(別売)を使うことによりFマウントレンズの装着が可能、幅広くレンズをお選びいただく事が出来ます。
マシンビジョン&メディカルイメージング営業部
TEL 042−589−8775
